DQ10、重度な不正行為を放置、ようやく対策に動き出す？

ドラゴンクエスト10で大きな不正行為に関する問題が発生しているようだね。

ドラゴンクエスト10オフィシャルサイトでもプロデューサーからの説明が掲載されました。

『不正行為および、それを拡散する行為について

昨日、チート（データを改ざんする不正行為）を行ったプレイヤーが、処罰されてしまったことや、どのようにしてチートを行っていたかをインターネット上に公開したことで、皆さんにご心配をお掛けしてしまったため、この件についてコメントを出すことにしました。

今回の不正行為および、それを拡散する行為は、それだけ重大な問題であるという認識です。

また、今回の件でインターネット上にあがっている話題には、多くの虚偽情報があることも確認しています。ゲームのデータを簡単に改ざんできるような情報がまことしやかに流れていますが、そのような事実はありません。インターネット上での情報を安易に信じることの無いようにご注意いただけたらと思います。

今回の件では、プレイログを遡り、不正行為への関与を確認した20アカウントを対処しており、引き続き調査を継続しています。本件に関わらず、現状発見済みで修正されていないデータの改ざんはないため、その点もご安心ください。

また、今回の件は非常に悪質なものであるため、情報を取りまとめたうえで、警察に相談します。』(ドラゴンクエスト10 オフィシャルサイトより)

どうですか、この影響は？

普通のプレイヤーからすると、アレですな。

当然憤りを感じますよね。

武具が安く買えていいんじゃないかと。

・・・・・・。

今回の件を簡単に説明すると、どうも職人作業でかなり有利になる不正行為が可能だったようだ。

それを用いていた人が、アカウント停止されたこともあり、動画で詳細を公表、そして今に至るという流れ。

そして、職人作業以外にも不正できるものがあるんじゃないの、というネットで情報が流れている。

そうしたことに対するDQ10のプロデューサーのコメントというわけだ。

多くの虚偽情報もあるとのことですので、ネット上で情報を見る際には注意が必要ですね。

でも、虚偽という否定はしていないんだよね。

そのような事実はないと言っていますが？

簡単に改ざんできる情報に対しては事実ではないと言っているけど、改ざんできないとは言っていない。

普通の人は無理でも、今回の不正行為に用いられたような仕組みを使えば、できるかもしれないってこと。

実際に何ができて、何ができないのかは知識ある人しか知りようがないけど。

実は存在しない捏造だった、という可能性は？

今回の件に関しては存在しているんでしょ。

だって、不正に関与した20アカウントの対処を行ったと言っているのだから。

どうも火消しなのか、ネタなのかよくわからないけど、不正自体が無かったと言いたい人もいるようだけど、それはない。

今後、どのような対応をするのか注目ですね。

対応といっても、やりようがないでしょ。

システム変えるくらいなのだろうけど、例えば職人の必殺が出る判定をメーカーの機器で対応しようとすると、負荷が増えるだけだし。

他のことも、たいていはメーカーの機器で対応するか、ユーザーの機器、つまりはゲーム機で対応するかの2択をする際に、負荷を考えてゲーム機で対応しようと決めたわけだ。

それを、メーカー側で対応しようとすれば、コスト面で大変なことになりかねない。

不正チェック機能を増やすとしても、いたちごっこになるだけだ。

となると・・・。

となると？

カジノみたいに職人も大幅緩和でいいんじゃない？

本気で言っているんですか・・・。

だってさ、一部の人間以外、楽しくないでしょ、職人は。

職人のために他のプレイヤーが金策頑張らなければいけない今の状況は異常だよ。

だったら、誰もが好きなように装備を整えられる程度にまで緩和するのも一つの手だよ。

もちろん、職人をやっている人からすれば、文句は出るだろうからやらないんだろうけど。

今までは不正ツールを使っていた人がいたため、性能の良い武具も安く手に入ったけど、今回の対策でそれがつぶされたことで、今以上に相場が上がる恐れもある。

こっちの方が一般的なユーザーとしては辛いでしょ。

ならば、職人自体を緩和しないと、となる。

今回の不正に対する対応とともに、ゲーム自体がどう変わるかも注目ですね。

メーカーとしては、あと1回、一通りの経緯と対策をまとめた説明をすると良いのではなかろうか。

今回の1回のみの説明だと、納得しない人も多いだろう。

次にちゃんと発表できるかどうかが、信用を得られるかどうかの瀬戸際だ。

もし、何も説明無しに次の公式動画配信をやろうものなら、愛想をつかすプレイヤーもそれなりにいるのでは。

もっとも、すでに愛想は尽きているという人も多そうではあるが。