任天堂が次に目指すクオリティオブライフは成功するのか、真のQOLとは

そういえば、任天堂が1月30日に今後の方針を発表したね。

QOL、クオリティオブライフに関する取り組みを行うと発表されました。

クオリティオブライフはQOLと略され、生活の質の向上を目指すというようなニュアンスがあります。

その中で、最初に健康を取り上げ、その後は学習や生活なども手掛けていくと思われます。

こういう重大な発表があったのに、なぜすぐ取り上げないんですか。

twitterでバンナムとDQ10と任天堂のどれを取り上げようかと考えていたらバンナムとDQ10は候補に挙がったのだが、任天堂は直近に取り上げたばかりなのでもういいでしょ、という意見もあったので。

1月28日『任天堂が行うべきスマートフォン展開、単なるゲームの提供は悪手』1月29日『任天堂が将来目指すべき道は生涯型ゲーム』と2日連続で取り上げましたね。

そしてその翌日の1月30日に今後の方針の発表がありました。

その1月30日に言いそうなことを前日までに述べたわけだ。

そして、今回取り上げるQOL以外のことに関しては概ね述べられていたのではなかろうか。

自画自賛、と。

うるさいわね!

では、今日は任天堂が新たに取り組むQOLについて取り上げていきましょう。

QOLといえば私、と言っても過言ではないくらい、その分野に精通している身としては任天堂はついに私に追いついたな、と。そういう印象を受ける。

狂ったOLのあなたがなんですって?

誰が狂ったよ!

奈々子さん、それは失礼です。

そうだ、言ってやってくれ。

引きこもりの人をOLと言うのは全国のOLの方に失礼です。

私に失礼じゃないの!

それでどうなんですか、この任天堂のQOLは。

成功するんですか?

実際にどういったことをするかわからないので成否は言えないが、少なくともWiiやニンテンドーDSの時の延長線上でしかできないのであれば、確実に失敗する。

それはどうしてでしょうか?

人というのは結局のところ、楽をしたいわけだ。

その楽をしたいたがために、WiiFitのように遊びつつ体重が減らせたり維持出来たりと望み、英語ができるようになりたいからとニンテンドーDSでその手のソフトを購入したりする。

しかし、いずれも継続してやらないと意味はない。

つまり、楽なんて出来ないわけだ。

そうして楽ができないと知った利用者が、次に同じく任天堂から似たようなものが出たとしても買うわけがない。

任天堂商品よりも、もっと別の楽と思わせるような新商品の方に目を向け、そしてまた成果を得られず次の新商品に、となっていく。

最近だとタニタの社員食堂レシピなんかに走っているわけだ。

決して過去に購入して成果が得られなかった任天堂商品に向かうわけではなく、別の何かを求めていく。

たぶん、次はスマホ系の何かに向かっていくのだろう。

そしてそれもまた、成果が得られずに終わるわけですな。

絶望的ですね・・・。

真にQOLを目指すのであれば、実はやることは簡単なんだよ。

健康のテーマで語るのであれば、バランスの良い食事、適度な運動、睡眠、そしてストレスのない環境。

これで健康的な体を手に入れられるという簡単な話しなんだよね。

やるべきことは簡単ではあるもの、それを実践し続けるのは難しい。

なので、例えば食事でも単品ダイエットのような馬鹿げた手法をありがたがってやって体調を逆に悪化させたり、結果が出ずにすぐに別のダイエット方法を試したりする。

特定のビジネスに結び付いた展開に終始しているから、いつまでたっても真のQOLから遠のく。

任天堂がどういう形で事を進めるのかわからないが、小手先だけのQOLを語るのであれば先は無いだろう。

実際に任天堂がどういった展開をするのか注目ですね。

任天堂はQOLの第1ステップとして健康を上げていますが、他はどうなのでしょうか?

スライドでは過去のゲームの例として健康のほかに学習や生活なども挙げていますが。

真にQOLを語るのであれば、お金に関することは取り上げる必要があるだろう。日々の生活の多くがお金に頼っている以上、生活を語る上でお金のありようというのは重要だ。

後はメンタル面。

日々の出来事等に対する考え方のようなものを取り上げるのもQOLとして重要と言える。

こうした辺りまで踏み込んでやる気があるのかどうか。

上辺だけでのQOLであれば任天堂自体へのブランドイメージ悪化になる恐れすらある。

健康以外への動きも今後の情報が待たれます。

QOLの方向への展開自体はどうでしょうか?

新しい取り組みをすることを頭ごなしに否定することはする気はないので、やるんであればやればよいのでは。

ただ、今までゲームを作ってきた人が、急にQOLと言われて真っ当なQOLの精神をもって物を作れるのかはわからない。

先にも述べたようにニンテンドーDSやWiiでの成功体験によってQOLを考えたのであれば確実に失敗するだろう。

そうでない何か、それこそ真のQOLのレベルにまで達することで、任天堂がこの分野でも活躍できるのではなかろうか。

まだまだ成果が出るのは先の話なので、実際に展開などが見えた際にでも再び取り上げられたらと思う。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:DQ10のバレンタインイベントが○○過ぎる!困った時の選択方法など
1つ新しい話題:ドラゴンクエストモンスターズのスマホソフトで問題が起こるのは必然

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『任天堂が次に目指すクオリティオブライフは成功するのか、真のQOLとは』へのコメント

wiifitUが売れるかどうかで何となくわかるんじゃないかな?

投稿者 : 匿名

記事とは関係ないですが「まこと」さんが女性であるとわかってすっきりしました
イラストだと男性か女性か判別がつかずにもやもやしていたのでw

任天堂のQOLに関しては……過去の栄光に縋り付こうとしているようであまり成功するとは思えないですね
そもそもゲームを「楽しんでプレイできる」状態にあるのなら、それはすでに精神面でのQOLはある程度高い状態にあるってことだと思いますし
まぁ任天堂がここで終わってしまうのは悲しいんで、予想をいい意味で裏切ってくれることを期待しています

投稿者 : 匿名

あえてマジ※するならば…

ゲーム会社の社長がいきなり「QOL」なんて事を大声で言ってる時点でもう挫折フラグですね。
そんな事を本気で考えているとしてもまず提示すべきは具体的な「新しいスタイル」であって「スローガン」ではないでしょう。

この期に及んでまだ大ダンビラ振りかざしてる事自体、既に「彼」が単なる道化になってしまっている証ではないでしょうか?

投稿者 : だめお

介護ビジネスに参入するんじゃないの?
得意の疑似科学を駆使して。

投稿者 : 匿名

思ったとおり任天堂経営陣が無能すぎて呆れたって感じだね。
今更健康路線とか何言ってんですか?FitUは脳トレよりもさらに酷い、本当に酷すぎる売り上げにまで落ちぶれてんですよ?と言いたい。

この経営陣じゃあ今後2度と黒字変換できないだろうし、かといって前にも言ったとおり代わりはいない。
任天堂倒産へのカウントダウンはすでに始まってたのかなとヒシヒシ感じる。
いい加減この会社はもう駄目なんだなと断定したほうがよさそうです。

投稿者 : 匿名

上手く行くかは別に挑戦する事は悪くない
でも先にゲームで挑戦してくれ

投稿者 : 匿名

発表を跨いだ販売期間でもWiiUの販売台数がまた落ち込んだのを見るかぎり
まったく今後に期待をもたせるような発表では無かったと言えますね
反面、前世代機になるはずのPS3が微増してるってのが・・・

投稿者 : 匿名

これはかなり厳しいんじゃないでしょうか
どうもアップルも似た方向性打ち出してますし
ps4でもwiiuみたいに2画面に近いことができるように
スマホでも技術的に同じようなことができるとなると
失敗する道しかないですね
ピカチュウの万歩計なんかを例に挙げていましたが
エアロバイクなんかとゲームを融合させるんでしょうかね・・
もしそうならどこで売るのか・・
来年らしいですが普通に3dsの次世代機をだしたほうがいいと思うんですがねー

投稿者 : 匿名

ただ単純にWiiUや3DSで健康等をテーマにしたソフト開発を中心に行ってWiiUや3DSを普及させるつもりなら失敗するでしょうねぇ
まこさんの言う通り、WiiFitはすでに飽きられてるし、現ハードでは安っぽい子供の玩具としての認識されてるから
現ハードを利用しての事業ではダメだと思います
だが、任天堂がゲーム事業以外にも事業の多角化する考え自体は悪い話ではないと思います
国内ゲーム需要はこの先、更に先細りしていくのは見えてますから
ゲームとは切り離し他の収益の柱となる物を育ててくのも重要
それが今になってってのが少々遅すぎたように感じますがね
ただ、株主には不評だったでしょうね
スマホ等に事業始めれば増収確実なのに、健康をテーマにって何やるかも未知数で収益になるかも分かりませんから

投稿者 : 匿名

QOLについては質疑応答を見るといいよ
時計+ゲーム=ゲーム&ウォッチ
万歩計+ゲーム=ポケットピカチュウ
体重計+ゲーム=wiiFit
などの例を挙げていて、生活に使う道具の一部に
遊びを加えて面白い商品を作ると言っているよ

任天堂が昔からやって来たことを事業としてやるんだから悪くないんじゃないかな?

投稿者 : 匿名

QOL事業は質疑応答を見る限りでの予想だけど
今まではゲーム部門がwiiFitや脳トレを作っていたけど
ゲーム事業からwiiFitや脳トレの開発スタッフなどを切り離してQOL事業として立ち上げるんじゃないかな?

投稿者 : 匿名

2014年は
なんか凄いことが起きそうで恐い…
それだけ

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2014年2月 7日 12:29

万歩計のゲームって、ピカチュウが出る前に
ハドソンから”てくてくエンジェル”が出てたし、
体重計・バランスを使ったゲームは、アーケードで昔から出てる。

基本、モノマネだよ。

投稿者 : 匿名

>2014年2月 8日 03:30
>体重計・バランスを使ったゲームは、アーケードで昔から出てる

傾き感知式は知ってるけど、体重計のゲームってあったっけ?

投稿者 : 匿名

うまくいけばいいっすね

投稿者 : 匿名

>体重計のゲームってあったっけ?

アレ、ゲームになってないじゃん。
単なる健康器具。
ビリーズブートキャンプの健康ブームにのって売れたけどね。

投稿者 : 匿名

岩田E3 2014欠席とのこと(ソースはとあるブログ)

投稿者 : 匿名