次世代ゲーム機出揃いから見た今後のゲーム業界Part5「ゲーム市場は縮小するのか」

さて、数回にわたり、個別の内容に分けて取り上げてきた次世代ゲーム機についてだが、そろそろまとめに入りたい。

過去の内容は『次世代ゲーム機出揃いから見た今後のゲーム業界』からご確認ください。

ゲームをプレイする側から見た場合、別にどこのゲーム機のシェアがどうだとか、どのソフトがどれくらい売れたなどということは、本来であればどうでもいい話だ。

ネットでは、なぜかゲーム機の販売台数に気を配る人が多く見受けられ、そしてどちらが売れただとか、ソフトの売れ行きがどうだとかを声高に語る人がいる。

もちろん、ゲーム業界関係者や、小売店の人などからすれば、そうした話は重要である。しかし、一ユーザーであれば、本来であれば不要の話だ。

本当に、そういった話をする人が多く見受けられますね。

ゲームユーザーであれば、買いたいソフトが出たときに本体ごと買えばいいだけだしね。たいていは有名どころのゲーム機は一通り買うわけだし。

もちろん、学生など、自分でお金を用意できない人は、1つのゲーム機しか買えず、結果としてそのゲーム機に肩入れするということもありうるのかもしれないが。

肩入れしてどうするんですかね。

自分の持っているゲーム機でソフトが出ないと、変なものを買ったという後悔が出てしまうから。それは自業自得なのだけど、その責任転嫁で、他のゲーム機をけなしたりしているのかな、と。

ユーザーのためを考えれば、ゲーム機は1つに統一されるべきだということは、昔から言われていたことです。

ゲームメーカーが存続しないとソフトが出なくなるため、好きなメーカーのソフトが売れるというのはうれしいことでもあるのだろう。

そうでないと、セガやナムコのようになったり、旧スクウェアのようになったりと、落ち目を目の当たりにする羽目になる。

だからこそ、『次世代ゲーム機出揃いから見た今後のゲーム業界Part1「昨今のゲーム業界とゲーム市場の拡大とは」』で述べたように、単に売れた数だけを見るのではなく、最終的にはちゃんと会社が利益を出し、そしてまた、次につなげていくことが重要となる。

そうした点を考えたとき、ゲーム業界の未来は明るいのでしょうか?

暗いでしょ。

そんな・・・。

まず、次世代機はその前の世代のゲーム機と比べて売れないし、既存のゲーム市場は縮小していく。これはほぼ確実。

何かしら、新しい変化が無い限りは、売れない。

その変化とは何を指すのでしょうか?

一つはエリアの拡大。

今現在は北米を中心に、ヨーロッパ、日本などで展開しているが、このエリアの拡大という変化によって、数字の上では現世代の本体台数を越える売れ行きを果たすことが出来る。

エリア拡大と簡単に言っても、その拡大するエリアがゲームを気軽に買える生活をしているのかという問題もある。世界経済の動きによって、エリア拡大のスピードが変わるため、現時点でエリア拡大が確実にできて次世代ゲーム機が売れますよ、と安易に言うことはできない。

中国が本土の市場を開放すれば、それだけであっさりと達成できそうだけどね。現状は本土での解放はなく、香港といった一部地域でしか買えない。香港のものが本土にもっていかれている可能性があるけど。

他には何が?

売り上げ面や収益面での拡大に関しては商売方法の変化によって達成が可能だ。

ソフトメーカーも作るソフト数が限られてくるため、売上の面での市場規模も縮小する。本体の普及台数が少ない中、ソフトが今まで以上に売れる可能性は乏しい。

そうならないための変化は、売る方法の変化によって達成することになる。

今現在でもダウンロードコンテンツによって副次的に収入を得ているが、こうした行為がますますエスカレートするだろう。

また、ソフトのリリース数も減っていくことから、1本のソフトで如何にお金を使ってもらえるかといった手法も編み出されるかと。

Xbox360で言うところの年会費のようなものをソフトごとに設定していく、ということもあるかもしれない。お金を払うとオンライン対戦で良い環境でプレイできるとか。

話の前提が既存市場だけでは縮小するということになっていますが、そもそもなぜ縮小するのでしょう?

もう飽きられているからだよ。

日本で言えば、プレイステーション以降は既存のゲームが縮小傾向にあるのはご存知の通りだ。そうした縮小から、別の操作方法によって脚光を浴びたのがWiiであった。

既存のものを引き継いだプレイステーションからプレイステーション2、そしてプレイステーション3へと移行する過程で、多くのユーザーが遠のいた。プレイステーション2が売れたといっても、DVD再生機として売れたわけだし、プレイステーション3はブルーレイディスク再生機として売れたという側面もある。そうした側面があっても、下降線をたどっている。

では、同じ流れを引き継ぐPS4が、急に上向くかといわれると、その兆候はないよな。ブルーレイ再生機はすでに持っているわけだから。

ゲームの魅力が乏しいのはE3で発表されたタイトルを見ればわかるだろう。見た目は良くなっているが、ゲームの内容はPS3時代と変わり映えがしない。そうしたゲームが好きな人は買うだろうが、特段興味が無い人は、買わない。

日本ではまともなゲームを作れるクリエイターがほとんどいないという問題もある。クリエイター問題に関してはまた別の機会に取り上げるが、面白ソフトが出る環境に無い。

もちろん、ゲーム機は1本の怪物ソフトによって大きく状況が変化するため、そうしたものを待ちたいとは思う。

海外はどうなのですか?

海外は良くわからんというのが正直なところ。

海外の据え置きゲーム機の人口はXbox360とPS3によって一気に増えたという認識を持っているが、こうしたユーザーもFPSなどに飽きが来ていると思われる。

このため、そのまま引き継げると考えるのもどうなのか。

その反面、北米などはハリウッド映画のように、与えられたものを素直に楽しむようなメンタリティもあるように感じる。なので、飽きとかそういったことを意識することなく、惰性でプレイし続けることもあるのかな、と。

これはゲームユーザーよりかは、そこまでコアなゲームユーザーでない層にも、惰性でやらせ続けることが出来るという可能性のお話。

それでもネックになるのが・・・。

何でしょう?

価格。

初期から一気に売っていくというのは、今までのどのゲーム機でもそうそうたやすく成しえてきたわけでもないので、初期にある程度売れたら頭打ちになるのは想定内だ。

ニンテンドーDSであったりWiiの売れ行きのインパクトが強すぎたため、他のゲーム機があまり売れていないように思えてしまうが、本格的な普及は値下げが始まった以降ということを念頭に、Xbox OneなりPS4の売れ行きを見ていけたらと。

2機種を比べるのであれば、価格が安いPS4が有利に感じるが、Xbox Oneが他にどういったことが出来るのかが分からないので、何とも言えない。

PS4は現状、ゲームユーザーのみしか興味はないけど、Xbox Oneは別のユーザーを引き付ける可能性があるから。

キネクト(Kinect)を用いたゲームですね。

現時点でキネクト(Kinect)関連のソフトの紹介が無いため、ソフトによっては多少高くても富裕層が買ってくれそうな気がする。Wiiで遊んでいた家庭に入り込む余地はある。

情報が出揃うまでは簡単には結論が出せませんね。

ただ、どこも2年から3年くらいは厳しくなりそうな気がする。

ソフトの制作が2巡目する時からが本格的な勝負の時になる。その時に、3万円以下になっているゲーム機があれば、そちらが有利になるだろうし、まだどこもそこまで値段を下げられないのであれば、さらに低調な期間が長引く。

どのメーカーもリスクヘッジだけはしてくるだろうから大きな心配はないが、体力が無いメーカーは、この期間中に合併などの動きも起きるかもしれない。

いずれにしろ、発売後も当面は様子見で。

そろそろまとめましょう。

正直、どのゲーム機がどうなるのかは、今後の展開によって大きく変わるので、ここで断ずるのは難しい。まだ各社の情報が出揃っていないし、情報が錯綜しているものもある。発売までに変化も出てくるだろう。

一つ言えるのは、既存のゲーム業界は縮小傾向にあるということ。次世代機で、その縮小が進む。

それを回避するためには、エリアの拡大か商売方法の変化によって、数の上でも売り上げや利益の上でも拡大する余地はある。

これもソフトメーカーがどう動くのかの判断によって変わってくる。少なくとも、変化をしようとしないソフトメーカーは生き残れないだろう。もっとも、現時点で生き残っているソフトメーカーであれば、変化に順応してきているはずなので、大丈夫だと思うが。

もうゲーム機戦争というよりかは、単に会員を囲ってそれでビジネスをしたいだけでは、という見方もできるので、売れたら売れたでいいけど、無理をして売ろうとしなくてもよいのかもしれない。ゲームソフトの多くはマルチプラットフォーム展開するのだし。

各社、最終的に何がしたいのかが分からないので、そういったことも含めて発売までの情報を見ていく必要がある。

もし、大きな変化等があれば、その時再び取り上げるということで。これでE3 2013の時点での今後のゲーム業界の展望を終える。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:ソニー株主総会2013年、PS4初プレイなど
1つ新しい話題:ドラゴンクエスト10のWindows版の発売決定、予約スタート、雑感

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PS3を生き残るキーワードは手を抜く事と美少女で釣る事だった。
PS4を生き残るキーワードはどうなるのか?

投稿者 : 匿名

もはやお約束にもなってますが
前半部分はまさに「お前が言うな」だね(笑)

ゲーム市場の縮小については正直どうなんでしょ
国内ではPS2時代が約2880万台でWii時代が約2310万台ですから減少傾向にあるんですが

世界全体でみると
PS2時代が約2億600万台でWii時代が約2億5700万台ですから
寧ろ増加傾向にあるんですよね

FPSが飽きられていると言うのも何を根拠にして言ってるのか不明ですし
海外のPS3や360みたいにちゃんとしたべーシックなハードが最初から主流になっていれば
次世代機の市場もそう縮小することはないと思いますけどね

ただカジュアル市場に関してだけはスマホがあるので縮小する可能性非常に高いと思われますから
カジュアルゲームの売上げは前世代と比べて相当減るでしょうし
結果的にゲーム市場全体にも影響があるかもしれませんな

個人的にはゲーム業界は不要に拡大しすぎて飽和状態に陥り逆に扱いきれなくなってる感じがするので
逆にある程度縮小したほうがいいと思いますけどね
なんでもかんでもとにかく市場拡大すればいいという訳ではないですので

そして最後に
今まで各ゲーム機が今後どうなるか断じてきたまこなこが
ここに至って何故か断ずることができなくなる程次世代ゲーム業界が不透明になってるようには私には思えません
そもそもまこなこも去年あたりでは既に次世代機がどうなるか断じていたようですしね

投稿者 : 匿名

せめて、スマホとゲーム機のどちらの市場が大きく
なるかぐらいは予想してほしかった

投稿者 : 匿名

もともと据え置きゲームなんて、オタクでマニアな遊びなので、過去のバブルから適正な市場になる事は、むしろ歓迎です。PS2が売れた台数と、PS3+XBOXの台数がほぼ一緒なので、コアゲーマーの数自体はさほど変化はしていないのでは無いでしょうか。私は新しいゲーム体験を望んでいない保守的なゲーマーなので、既存のゲームが遊びやすくなるであろう、次世代機には期待しています。FPSだって20年以上の歴史があるゲームジャンルです。据え置きゲームの本質なんて、元々そんなに進化していませんよ。
だだ、心配なのは、開発のリソースが、リスクの少ないスマフォ向けに取られてしまう事です。そういった意味で、一定の市場はあるにもかかわらす、据え置きゲームの開発が後回しになってしまう可能性はあると思っています。スマフォで据え置きゲームを再現する事は無理なので、ニーズは被らないんですが、ビジネスの優先順位で負けてしまう。そうならない為には、新しいゲームと言うより、新しいビジネスモデルが必要なのかな、と。F2Pが受け入れられるかどうかとか。なんにせよ、プラットフォーマーは、最低限少ない開発費でもゲームが作り易い環境の支援くらいはする必要があるのかな、と。

投稿者 : Hachi

惰性でプレイとか、なぜそんなに偉そうなんですか?
よく知りもしないし、調べてすらいないのに。
そもそもゲーム作っている人に失礼ですし、私は変わり映えしていないとは思いません。
マリオだって毎回新しいシステムや遊び方を提供していますし、FPSだって何だってそれはそうです。
私はあなたのように無責任に買う気を失せさせる人が一番先進国でのゲーム市場のマイナスだと思います。

投稿者 : 通りすがり

キネクト何年か前に目覚ましテレビで特集されてましたっけ。PS4のカメラもそうですけど、これらが一般層に受けるとはちょっと、、、、。スマホやタブレットについたカメラで何か新しい遊びを考えたほうがよほどましなのではと思ってます。
限られた予算と時間をゲームユーザーの望まない体感ソフトにつぎ込んで一般層には見向きもされず、ゲームユーザーすら失う結果だってありそう。杞憂であって欲しいです。

投稿者 : 匿名

ハード信仰はリアル中二病のイメージがあるなぁ
社会人になると金銭的に余裕出てくるからゲームのハード程度なら毎月でも新しいもの買えるしねw
俺も中学高校の頃はSS贔屓にしてたしDCも発売日に買った。結果はものの見事な負け戦だったけど・・・。
今は一周して任天堂のゲームが比較的好きになったかな。
子供と安心して遊べるってのはありがたいよ。

ゲーム業界に関してはこれからのシフト期は資金力のないとこは知恵使ってマルチで売ってなんとかやってくしかないんだろうけど難しいだろうな。

新しいデバイスにこだわる任天堂。
単純にハードパワーを上げたSCE。
ハードパワーも上げつつ体感機路線も抑えたMS。

何が当たるのか楽しみではある

投稿者 : 匿名

ゲーム市場に関して、
PCゲーム市場だけは横ばいかやや拡大すると思う
エリアに関係なく

コアゲーマーは急に増減しないだろうし

クリエイターに関しては流動性

投稿者 : シラッコ

「飽きてきただろう」とか客観性に欠けた主観的なコメントが目立つな。
スポーツ、FPS、アクションはまだまだ現世代機では明らかに力不足な点があったよ。

投稿者 : 匿名

据え置き市場に焦点を当てると、飽きられてきたという事に関しては、特に今の20代全般に言えることだと思います。

今まで、というより近年ゲーム市場を引っ張ってきた若年層の人達が、大人になるにつれて所謂「冷めてきた」状態になって、それがゲーム市場に直接影響してるのかなと。


その時代に依るゲームに対するジェネレーション・ギャップは、新たに10代前半~中盤のゲーマーを刷新すればある程度は解決できる問題だと思うので、そういう意味では新たな若年層をうまく取り込めていないことが原因なのかもしれませんね。

何せ今は、モバゲー等明らかに子供が喜びそうな、且つ年齢を問わないタイプのゲームが多くありますし。
 時代に依るといっても、世界的に見て据え置きを引っ張っているのは、今や日本に縁のないFPSゲーム等洋ゲーというのが現状ですし…


世代差や手軽さ、というよりも、気楽に且つどの年齢層も触れる「万人向け」ゲームが段々と少なくなってきている気もします。

昔と違ってpsにしろ任天堂にしろ、人を選びますからね…

投稿者 : difo

箱はよく分かんないけど、PS3への満足度が高いほどPS4は魅力的に感じるだろうし、購入意欲は高いんじゃないかな。これまでの情報を見るに。逆にPS3を未だに持っていない層、特にPS2を持っていてPS3を買わなかったユーザーが、PS4を買うとは思えない。そういう意味で縮小というのは納得できる。
そうなれば、単価を上げて量を補うというのは当然ありうる流れだわね。

投稿者 : 匿名

色々問題あるが1つのハードに統一されるのは望ましくない
SFCの任天堂が強かった時代、ソフト平均1万円以上した
任天堂がソフト一本あたりに数千円の高額のロイヤリティーかけてたから
他に競争相手がいないとこういうことになる
例の件で、マイクロソフトが独占して売り買いを自分達の都合のいい値段に設定したいってのが見え隠れしたし
ソニーが市場制覇したらそれをしないとは限らない
結局、同じようなソフトが出てるが、現状の複数ハードがあってユーザーが選べる状態がいいよ

投稿者 : 匿名

>>2013年6月21日 21:28
PS2とPS3+XBOXが一緒だからといってコアゲーマーが減ってないとは思えない。両機種持ってるやつもいそうという。コアゲーマーというならその率は高いんじゃないか?まあPS2はライトも大量にいただろうから総合的な数がどうこういいだしたらきりがなくなるが。

まこなこは次世代に驚きはない→先行きは暗いで一貫してるな。PS3や箱○じゃ物足りないという意見もでてないしある程度は納得できる。箱○やPS3なんかじゃもう駄目という意見が多かったら逆に明るかったかもな。

投稿者 : 匿名

ところでパッケージタイトルではなく、DLタイトルに簡素なグラフィックの作品を
良く散見しますが、宣伝広告費用がかけられておらず知名度は殆どありません。
人件費を低く抑えた遊べる低価格作品があるにもかかわらず告知が十分でないために
売り上げが伸び悩んでいるならば、今後の継続も難しいことでしょう。
バランスがとても悪いと思います。
将棋やオセロ、テトリスのような作品はDL向きでしょう。
しかし、存在を知らされないならば無いのと同義です。
そこが現行機の残念なところです。

投稿者 : 匿名

世界全体の市場を考えずに、日本のみの状況に目を向けて、据え置きハードは飽きられた云々という人は、いまだに電機業界ではパナソニックやシャープが世界一でサムスンやLGは全然駄目だという
のと同じだろうね。

投稿者 : 匿名

>>2013年6月23日 00:05

なるほど。
みんな次世代機にはどうしても驚きを期待してしまう。そうすると、今回の次世代機では驚きが少ないので、先行きは暗くなってしまうと言う事ですね。
私は、次世代機には、驚きでは無く快適さを期待しているのですが、やはり少数派なのかなぁ。個人的には、ジャンプアクションゲーとか、ターン制RPGとか根強く人気があるので、特に驚きが必要だとは思はないんだけど、新しい物を求める声の方が大きいのかな。少数派の感覚で、全体を語ってはダメですよね。反省反省。
まあ、個人的には現行機にすでに不満があるんですよね。ロード長かったり、もっさりカクカクしたり、ユーザーインターフェイスが重かったり、起動に時間がかかったり。
やっぱり、期待しちゃうんですよ。次世代機に。

投稿者 : Hachi

ひとえに人口不足なんだよ。新人が出ないと、新しいファンにもならないし、クリエイターにもならない。人数が減り続けるこの国では、もう今後のファン層開拓や新人クリエイターに期待がかからない。今いる人たちを相手にしていくのがやっとなんだよ。
スマホの勢力も急進的に上がっていくこのご時世、携帯ゲーや据え置きゲーはもはや限界。やっている人が今どのくらいいるというのか。右を見ても左を見ても、周囲の人は誰もがスマホスマホ。時代が経過するにつれて、いろんなものが変わってくる。スマホがかなり幅を利かせてきている今、儲かる市場に舵を切り替えるのは道理。もう、今までのモデルは通用しなくなってきている。ゲームが息を吹き返すためには、やはり買い手ややり手が増えないとだめなんだよ。

投稿者 : 名無しのメーカー