バンダイナムコが来ると終わる

南無南無子。

しょっぱなから縁起でもない入り方しないでくださいよ・・・。

今日はバンダイナムコが来ると終わるという話をしようと思う。

何が終わるのでしょうか？

その市場の成長が終わる。

成長が、とは？

バンダイナムコが来ると、全体として停滞が始まるんだよね。もちろん、悪い意味で。

ゲーム業界でも、バンダイナムコが本格的に入ってくるゲーム機であったり、フォーマットであったりといろいろあるけど、そういったところにバンダイナムコが来ると、その市場が終わりに向かっていく傾向がある。

ですが、バンダイナムコの業績は好調じゃないですか。

それは、バンダイナムコが市場を荒らして総取りしているから。なので、バンダイナムコの業績は好調になる。しかし、市場そのものは落ち込んでいく傾向にある。

どうしてですか？

ダメゲーを多く出すからでしょ。

そんなことは・・・。

過去の例をいくつか出していこう。

業務用としてカード系ゲームがセガより発売されて大ヒットとなった。

「甲虫王者ムシキング」や「オシャレ魔女ラブandベリー」ですね。後日、家庭用でも発売されて「オシャレ魔女ラブandベリー」は100万本を越えるなど注目を集めました。

これらは単純ではあるものの、細かいところにも配慮したゲームで人気を集めたが、その後セガはどうなったか。

その後のセガの話は聞きませんね。

このセガの成功を見て、バンダイナムコがキャラクターを引っ提げて入ってきたのだが、その後はご存知の通り、バンダイナムコのキャラクター系が市場を席巻した。

キャラクターありきで物事が進むため、そのキャラクターに興味がなければプレイする人は減っていき。キャラクターによって引き込んだ人もいるものの、ゲームという観点で言えば市場の停滞となる。

キャラクターを保有していることがいかに強いかがわかる一幕です。

同じようなことは、直近のSNSゲームなどにも及んでおり。

多くの小さなソフトメーカーがSNSゲームで名を上げて息巻いていたものの、その後はバンダイナムコがキャラクターを用いたものを大量投入し、死屍累々に。

その後、バンダイナムコはギャンブルを客にやらせて業績好調大幅増益ですとにんまりしていたわけですな。

もっとも、こちらはバンダイナムコだけでなく、他の大手ゲームメーカーも参入したことから、新規に立ち上がったメーカーなどが太刀打ちできるわけないのだが。

今となってはSNSゲームは既存のゲームメーカーの名前くらいしか聞かなくなりましたね。

それでもバンダイナムコがゲームの部分もしっかりと作ってくれればいいのだが、品質の悪いものにキャラクターを乗せているようなものも多く。

そうしたものをプレイした一般のユーザーがゲーム離れを起こすきっかけとなっているようにも思える。

任天堂がゲーム人口の拡大を、と言っている中、バンダイナムコはゲーム人口の縮小を一生懸命おこなっているという、笑えない状況になっている。

こうしてみると、日本のゲーム業界はバンダイナムコによって滅ぼされるのでは、とすら思えてくるよ。