板垣伴信問題に絡んだ騒動でテクモ社員大量退社、板垣裁判はまもなく終了?

2009年3月26日:板垣伴信問題に絡んだ騒動でテクモ社員大量退社、板垣裁判はまもなく終了?
またこの問題ですか?
6月3日『板垣伴信がテクモを提訴、退社でニンジャガイデン2が最終作に、その真相は』、6月17日『テクモ、新たに2名に裁判を起こされる、板垣伴信の裁判と裁量労働制の関連性』など、過去にもこの問題を取り上げていますね。
もう話はある程度出そろった感じがありますが、なぜ今になってまたこの話になるのでしょうか?
テクモの株主総会の案内に12月31日に時点の社員数が掲載されているのだが、そこで具体的な社員減などの把握が可能となったので、改めて紹介しようと思う。
で、どうなったのでしょうか?
2007年12月31日と比べ、2008年12月31日現在で24名の社員が減っている。全体の社員数は289名程度なので、7%程度が退社したことになる。
結構多いですね。
ただ、これは氷山の一角で、人員補充とかしていれば差し引きされるため、実際は24名以上は辞めたのだろう。
そう考えると、その数が気になりますね。
一時期海外メディア経由で36名以上が辞めるのでは、というお話もありましたね。それに対してテクモ側は社員が辞めることはないようなニュアンスのプレスリリースを出していました。
辞めてるじゃないですか…。
そういう突っ込みはよしたまえ。
すみません…。
で、実際に社員が辞めているかどうかは、テクモの会社概要の従業員数で推し量ることができるかな、ということで、常にチェックしていたんだよね。テクモのオフィシャルサイトにもその数が記載されているのだが、一向に人数が変わる気配がないと思ったら、いつの間にか次のような文面が加えられていた。
どういった文面でしょうか?
取り上げてみよう。注記の部分がいつの間にか追加されていた文面だ。

『従業員数

351人(5人)

(注)従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間平均人員を外数で記載しています。

平均年齢 31.5歳 』(テクモオフィシャルサイトより)

年間の平均ですか…。
こんな文面を載せた従業員数掲載は見たことがないぞ…。
やはり、人員減を伏せたかったのでしょうね。
ただ、株主への報告に関しては嘘をつくわけにもいかないからな。ちゃんと数字が掲載され、前年比で24名減ということとなっている。
これはどう捉えればよいのでしょうか?
リストラしなくても勝手にやめてくれてよかったね、といったところ?
そんな…。
この騒動が起こった後に金融危機が起こったからね。冗談抜きで人件費削減ができてよかったという側面もあるんじゃない?もちろん、ノウハウのある人材が抜けたという側面もあるので、どちらが良いかは一概に言えないけど。逆に、辞めていった人たちが心配だよ。
どう心配ですか?
ちゃんと職にありつけているのか、というところ。辞めてすぐに再就職してちゃんとしたところに入ったのであればよいのだが、少しくらい休もうと思ってのんびりしていたのであれば、金融危機に絡んだ景気悪化で人材募集が減り、職につけないとかありそうで。まあ、この業種だと仕事自体はあるんだろうけど、テクモより悪い環境で働くようなことになったら、目も当てられないだろう。
そうですね…。
辞めるきっかけを作った板垣伴信が全員引き受けて一つの会社を作って何かをやる、というのであればまた別だけど。そういった話も無いようだし、あっても全員受け入れるなんてことはないだろう。どこかが金を出してくれるかもしれないのが、今後継続的に付き合ってもらえるかもわからないし。これが2007年に起こった出来事であれば、金も集まりやすく、なんら問題なかったが、2008年夏というのはあまりにも時期が悪すぎた。
ですが、ぜひ辞められた方にも新天地で頑張ってもらいたいですね。
問題の発端となった板垣伴信さんは今、どうしているのでしょうね?
ミニにタコができる活動をしているんじゃない。
冗談でもそういったことを言うなよ…。
何をしているかは知らないが、少なくともテクモとの裁判はそろそろ終わるんじゃない?
そうなんですか?
まったくの憶測だけど、下手すればここ数日で終わるとかもありそう。
数日で!?
実は去年も同じような状況があり、別の訴訟問題を株主総会後に和解が成立して解決したという話があるんだよね。株主総会前にやると、和解金額はいくらか、といったことが株主総会の質問に出てくるから、そういったことを嫌っているのかな、と。で、今回も同じように株主総会後に問題解決となるのではと。
ふむ。
特に今回はコーエーテクモホールディングス誕生が4月1日に控えている中、あまり先延ばしにしておきたい問題でもないだろうしさ。コーエーテクモになるにあたって、そのあたりの話し合いをコーエー側ともしているだろうし。そうした中で、この問題は早めに解決するようにという指摘もあったと思われる。そうなると、やはり4月1日までに解決が望ましいのでは。問題の発端となったもう一人の人物である前社長の安田善巳もいないわけだし、テクモとしても先延ばしするメリットもない。
こうした問題は早くに解決してぜひゲーム制作の方に注力してもらいたいですね。
そうですな。
さて、ここで追記です。
すみません。
いきなり謝られても…。
従業員数の表記のところだけど、読み間違えてた。社員分も含めて平均値を出していると勘違いしたんだけど、該当するのは臨時のところだけのようで。で、これは普通にあることなので、完全にこちらのミスです。
相変わらずいい加減なことしか言いませんね…。
すみません。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:テクモの株主総会2009年
1つ新しい話題:角川書店が新たにゲーム部門を設立、角川ゲームス社長にはテクモ前社長の安田善巳が担当

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臨時雇用者数が年間平均ってのはよくあることでは?

投稿者 : toku

安田さんといえば、角川ゲームスの社長に就任するらしいですね。

投稿者 : 星空

過去の会社なんでどうでもいい感があるよね。次に注目されるときは、いいゲームを作った時かな。とはいえ今までの作品も格闘ゲームなどの過去のジャンルだからな。やっぱどうでもいいか。

投稿者 : 匿名

謝罪の追記は一番上に載せなさいよw

投稿者 : 匿名

訂正でなく追記なところが、
ネットのゴミゴシップサイトらしくって好きですw
これからもがんばってください!

投稿者 : 匿名