「FF11ジラート」潜在MPの使い道

2003年7月2日:「FF11ジラート」潜在MPの使い道
開発情報で公開された潜在MPに関してですが、次のような投稿が届きました。

『先日取り上げられた前衛の潜在能力は確実に意味の無いものになると思います。中途半端にMPがあるとヒーリングもしないといけないしケアル3を二回も使えば殆ど空になると思います。まぁ召喚士が回復役になるのはいい事だと思いますが。こんな無駄な事をするより白魔道士(以下白)に有利なUPをしてプレイヤーがもっと気軽に白を楽しめるようにすればいいと思うのです。まだリフレッシュをかけてもらえるレベルじゃないのでどのぐらい効果があるのか分かりませんがリフレッシュの弱体されたものを使えるようにすれば白も面白くなると思います。なぜ弱体されたものかというとリフレッシュにするとジュノから白がいなくなると思うからです。それと魔法を取る条件ももう少し優しくして多彩な魔法を追加すればもう少し後衛が増えるのでは?と思いました。お二人はこの事についてどう思われますか?長文失礼しました。あと無駄だと思う所は書かなくても結構ですので^^。』(投稿:ガル)

典型的な前衛の自己中心的な投稿で滑稽だよな。潜在MPの使い方に関して話す前に、この投稿の意味するところを読み解いていこう。
どのあたりが気になるのでしょう?
まずは、「まぁ召喚士が回復役になるのはいい事だと思いますが。」の部分。潜在MPはMPの無いジョブのための処置なのに、なぜか召喚士が話しに出てきて、回復役になることに決めている点。
文章的に繋がりがありませんね。
次に、「なぜ弱体されたものかというとリフレッシュにするとジュノから白がいなくなると思うからです。」のところ。この意味するところは2通りの考え方ができるのだが、リフレシュをそのまま覚えられるようにすれば、入手困難な魔法のため、諦めてしまうという意味か、もしくはリフレシュを覚えさせるとすぐに誘われ出かけてしまうため、白魔道士がジュノに残らないという意味か。話の流れからすると後者なような気がする。で、後者なら、自分が誘うときに白魔道士がいなくなると困るから、あまりいい魔法を与えずに弱めので我慢しろという意味になる。
どうせなら、赤魔道士と同じリフレシュが欲しいです。
最後に「魔法を取る条件ももう少し優しくして多彩な魔法を追加すればもう少し後衛が増えるのでは?」だが、後衛が増えないのは魔法の有無だけに因るものではない。たとえ魔法があっても、使える状況が出来ないのであれば、無用の産物でしかない。これはホーリーがいい例だ。一時期は白魔道士も攻撃魔法を使えるということで頻繁に使用されていたが、弱体化されたため再びケアルのみの生活に戻ったことからも、魔法の種類でなく魔法の実が重要だということ。それなのにリフレシュは弱体化したものでとか言われると、いったい何が言いたいのか、疑問だよな。
後衛、特に白魔道士はやることがケアルだけですので、他にも有用な魔法があったら楽しいでしょうね。
そんな前衛様からいただいた投稿では、潜在MPは意味無いのではとまさしく前衛様な発言をいただいたわけだが。
実際はどうなのでしょう?単純に考えれば、有って損するものでもないと思うのですが。
有った方がいいだろ。ヒーリングしなければいけないって…、しろよ。
TPを溜めた状態でいたいということではないでしょうか?
溜まっていないときにでも座れよ。もしくは100%まで座ればいいだろ。仮に、全員がMPを持ってケアルが出来るとする。普段なら白魔道士が一人でMPを600ほど使用してケアルを行ったとすると、10秒でMPが10だけ回復すると計算して、全快まで10分かかるよな。もし、このケアルを6人で分担してやったならば、一人のMP使用が100となり、回復にかかる時間は1分40秒となる。明らかに回復に掛かる時間が異なるだろ。この差8分20秒もあれば、TPなんてすぐ溜まるし、敵も倒して経験値やアイテムも入手できる。もちろん、パーティーの全員が必ずしも白魔道士にする必要も無いが、だからといって潜在MPが不要で、白魔道士にすることが意味ないかといえば、そんなことはないということは分かるだろう。
そういわれればそうですね。
ただ、だからといって投稿者が愚かだとは一概には言えず。こういった考え方を持たせてしまったのは、こういったゲーム性にした開発者なので、ある意味犠牲者とも言えるかもしれない。このゲーム前衛・後衛という区別はなくて、前衛・ケアル役という区別しかないからな。
……。

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