カプコンの将来は…

2003年4月21日:カプコンの将来は…
投稿です。

『いつもお二方の発言(漫才?)を楽しく拝見させていただいております。今日は4/7付けでも触れられていたカプコンの先行きに関して質問です。カプコンは、業績予想下方修正の発表で、開発中のゲームソフト18タイトルの開発を中止し、当期末の特別損失としておよそ50億円を計上したそうです。その原因と言うのが先日も触れられていたバイオハザード(GC)の販売不振との事です。勿論、これ以外にもクロックタワー3やブレスオブファイア等の有力作品が軒並み予想を下回った事も要因として挙げられています。しかし、勿論GCでのソフトの販売台数がPS2と比べて伸びなかったのは任天堂が販売促進活動を啓蒙しなかった事にも責任の一端はあるのでしょうが、マルチプラットフォームを展開する方針をつねに表明しておきながらその販売戦略(ハードの鞍替えをして保険を掛けるという意味においても)をもっと早めに変更又は修正をすべきだったのではないのか、という不快感を感じてしまいます。正直、小さな投資家の1人としてカプコンの先行きに非常に危機感を覚えるのですが、かといって、簡単には切り捨てられません。お二人はカプコンの現状からどのような未来を感じていらっしゃいますか?毒舌トークでずばっと一刀両断していただけたら幸いです。』(投稿:たっちー)

いい未来はないよな。だいたいさ、4月18日に発表した業績予想修正に関する件のことを、4月21日に掲載するような会社だぞ!いまやインターネットで情報提供することは当たり前となっている時に、実際は1営業日だが、こんな重要なことを3日間も遅れて情報を公開するような会社をまともな目で見ることはできん!
なぜ、こんなにも今期業績がよろしくないのでしょう?
販売したソフトが軒並み売れずという、駄目っぷりを披露。以前は人気のあった「ブレスオブファイア」の最新作が大幅に計画を下回ったほか、「バイオハザード0」や「デビルメイクライ2」も予想を下回ったようだ。さらに笑えることに、本来なら前期販売予定ではなかった「P.N.03」を販売したようだが、これもいまいちのようで…。
ですが、「逆転裁判2」は結構売れたようですよね。
そうみたいだけど、売れたといってもたかが知れているし、単価の低い商品なので、他の売れないものを穴埋めするほどでもなく。
それで未達ですか。魅力的なゲームをたくさん作っている会社というイメージがあるので、売れているかと思っていました。
魅力ないだろ?
!!
カプコンで面白いゲームって何があるかね。
ええっと、「バイオハザード」シリーズがありますよ。
他には?
「鬼武者」シリーズも2つともミリオン達成していますし、「逆転裁判」シリーズも好調です。
他には?
ええっと…。
大体そんなもんだろ。ただ、それらのシリーズ物は毎年安定してリリースすることができるわけもなく、どうしてもその他のソフトで好調を維持しなければならなくなる。だが、そのソフトがない、と。昔は結構いろいろなソフトがあったような気がしたんだけどねぇ。
なにがありました?
「ストリートファイター」シリーズや「ロックマン」シリーズなど。「CAPCOM VS. SNK」も含め、格闘物はもう売れる品でもないし、「ロックマン」シリーズも昔の売れ行きからしたら、現在のはたかがしれている。一応人気RPGの一つであった「ブレスオブファイアV」も発売時期が悪いのも影響しているだろうが、ゲームの質が人をひきつけるものも少なかった。テーマソングに有名どころを持ってきていたが、逆に考えれば、それくらいしか魅力感じないし。「真三國無双3」を見てみろよ。小柳ゆきが関わっていることがわからんくらいだぞ。ゲームに自信のある所はテーマソング云々に頼らなくてもやっていけるのよ。今のカプコンにはそれがない。ジョン・レノンだかジャン・ルノワールだか知らんが、そんなのを使ってちゃいかんのよ。
ジャン・レノです!
まあ、「鬼武者3」はミリオンいくだろうけど。
そうはいいますけど、カプコンは続編物ではない新作タイトルをたくさん出してくれるので、新しいもの好きにはたまらない会社ですよね。
なんか、そんな会社あったよな。その会社の末路は3つの会社から合併や資本・業務提携申し込まれているという状態になった。カプコンの未来もそんな感じか!?やはり任天堂に合併か。
……。

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