エレクトロニックアーツスクウェアはどんな会社だったの?

2003年2月21日:エレクトロニックアーツスクウェアはどんな会社だったの?
2月19日辺りに明らかになった情報に関する投稿です。

『「エレクトロニックアーツスクウェアがスクウェアとの関係を解消」の話題ですが具体的にエレクトロニックアーツスクウェアはどんな活動をしていたのですか?あと合併への影響はないんですか?』(投稿)

先に合併への影響についていっておいた方がよいかな。
ここでいう合併はスクウェアとエニックスのことですよね?
たぶん。それを前提に言うと、合併するから整理したので、合併への影響は当然無いと思ってよい。
エレクトロニックアーツスクウェアがどんな活動をしていたかについてですが…。
いや、これといったことはなく、普通に企業活動をしていた。
もうちょっとまじめに。
海外のゲームメーカーとしてエレクトロニックアーツという会社があるんだ。この会社は海外では超大手。どれくらい大手かというと、エレクトロニックアーツスクウェアと、あのテレビコマーシャルで子供にダサい会社だよなと言われていた某社が同じスポーツを題材にしたゲームを発売したのだが、数倍の差をつけてエレクトロニックアーツスクウェアが圧勝としたくらい、それくらい大手なんだ。
よくわからないだけでなく、なんと失礼な発言を!
ザクとシャアザクくらいの違いがあったんだ。
むっ、それは分かりやすいかも。
で、この会社が海外で発売したタイトルをローカライズして日本でも発売しているのがエレクトロニックアーツスクウェア。
ローカライズとはその地域に合った内容にすることです。言語を日本語にする他、ゲームバランスも変更する場合があります。
単に日本の販売窓口と思ってもらえればいいよ。一応日本発のタイトルを1本作ったのだが、その後新作を発売したという話は聞いていない。
30%の出資をしていた割にはスクウェアの関与があまりありませんでしたね。
唯一関与があったのが「ファイナルファンタジー8」のWindows版がエレクトロニックアーツスクウェアから発売されたということくらいだね。あとはデスクトップアクセサリー。この2タイトルしか、スクウェア関連タイトルは発売されていない。この時のスクウェアはWindowsの流通には詳しくなかったので、エレクトロニックアーツスクウェアに販売を委託したといった感じ。ただ、いまはWindows版「ファイナルファンタジー11」がスクウェアから発売されているように、しっかりと販売経路を確保している。
これでは、スクウェアとの合弁契約が無くなっても、困ることはありませんね。
うむ。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:「TFLO」情報出始めと、「DQ8」と、発売時期
1つ新しい話題:「FF11」移住の必要性

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