まこなこスパロボ引退記念

数回にわたってまこなこ11周年記念を取り上げたが、もう一つ取り上げておくべき話がある。

スパロボについても少し触れたいことがあると言っていましたね。

結論から言うと、もうスーパーロボット大戦シリーズをやらないということを伝えておこうかと。

それはいちいち伝えることなのですか・・・。

過去にある程度のボリュームでスパロボを取り上げてきて、なおかつそれを目当てに見ている方もいるかと思うので。

そうした人が今後も取り上げるのかどうかを不明のまま、お越しいただくのも辛いだろうということで、けじめの意味も込めて伝えておこうと思った次第。

どうしてプレイをしないという流れになったのでしょうか？

「スーパーロボット大戦UX」をプレイしていて、もう無理だな、と。これから先もプレイしていても、決して良くなることはないな、というのをまざまざと実感させられた。

さすがに将来性の無いものをプレイし続けるのもどうかと思い、もうやらないという決断を下した。

その後、「スーパーロボット大戦OE」の課金や「魔装機神3」のゲーム内容を見聞きすると、その決断もあながち間違いではなかったのではなかろうか。

いやあ、1年前の10周年記念のあたりで、他のシリーズはプレイしなくなってもスパロボシリーズは一生プレイし続けるのかな、などと考えたりもしたのだが、まさか半年で覆ることになるとは思わなかった。

どうして急にそのような変化が訪れたのでしょうか？

話せば長くなるが、最後ということでちょっとだけ語っておこう。

まず、そもそもなぜスパロボシリーズをプレイしたかということを改めて考えてみた。

たぶん多くの人がロボットアニメが好きだったのだろう、と思うかもしれないが、そういった理由では無いんだよね。

ロボットアニメが好きだったわけではないのにプレイしていたのですか・・・。

一番最初にスパロボシリーズをプレイした段階では、それこそ初代ガンダムしか知らなかったりする。

マジンガーZはなつかしのテレビアニメのような番組特集で見たことがある程度だし、ゲッターロボすら知らなかった。言うまでもなく、ダイターン3やライディーンも同様で。コンバトラーVは見たことがあるのかは知らないが、何となく知っていたような気がする程度。Zガンダムすら知らなかったからね。

それ以降に出てくる作品も、軒並み知らないものばかりだ。

それなのによくプレイしようと思いましたね・・・。

理由を考えてみると、どうもシミュレーションRPGというゲームジャンル自体が好きだったんだろうな、と。

今でも一番好きなゲームと言えば「タクティクスオウガ」を挙げるし、他にもシミュレーションRPGを好んでプレイしてきたことからも、きっかけはシミュレーションRPGであったというところが大きかったのだろう。

ゲームをプレイしていくと当然アニメを見ておこうとなり、アニメ作品として見られる状況にあるものはすべて見終えるにまで至った。

で、そのままプレイし続けてきたわけだが、ここ数年で一気に状況が変わりだした。

どういった変化があったのでしょうか？

「第2次スーパーロボット大戦Z」でソフトを2本に分けて2部構成になったのだが、たぶんこれが一番影響を及ぼしたと思う。

今までは1作品がつまらなくても、次に面白くなるかもしれないよね、ということで済んでいたのが、ゲーム性が同じものを2回プレイさせられることにより、冷静に考える状況が生まれてしまった。

その後、「第2次スーパーロボット大戦OG」であのゲーム性になったことで、より問題がクローズアップされた。明らかにゲームをまともに作ることのできる人間がいないのではないか、と。その一つの例として特定のシステムについて、当時取り上げて紹介したわけだ。

普段は人の感想を聞いたりサイトなどを訪れて見ることはないのだが、さすがにこの時ばかりは他の人はこれで本当に満足しているのかというのが気になり、人の感想を求めてネットを散策してみた。

すると、どうも以前から問題点を指摘してきているようなことが書いてあり。

誰かしらが、多くの人が指摘している問題点を今までほとんど手を付けずに来ていることから、開発側はたぶん今後もまともになることはないのだろうな、という思いが強くなった。

そして、機種も変わって新たに出た「スーパーロボット大戦UX」でも同じようなものが出てきた時点で、もう無理だな、という結論に達し、引退することを決めた。

これが大まかな流れだ。

長年プレイしているはずですのに、そこまですっぱりと止められるんですね。

単純にまともにゲームを組み立てられる開発者がいないのだということは明らかだし、現在のバンダイナムコを見ても、これから良くなるということも考えられない。たぶん、課金等の収入を得る手法だけは達者になるものの、ゲーム自体はいつまでも変わることもないのだろう。

また、これはオリジナルの発言を見たわけではないのだが、どうもプロデューサーがスパロボはゲームよりかはキャラクター商品だ、というようなニュアンスの発言をしたということがネットの第三者の発言を見ていたらあり。

だったら、ゲームとして面白いものが出来るわけないよな、という感情を抱いたのも一因と言える。

また、昨今のバンダイナムコの行動からバンダイナムコに嫌悪感を持ってはいるものの、今回のスパロボを止めるという決断にはバンダイナムコだからという考えを含めておらずというのも伝えておこう。あくまでもスパロボ自体の問題により止めることになったということだ。 

長年プレイしてきたシリーズなだけに残念ではあるが、改善する気もないようなので致し方ない。

そうですか・・・。

と、いうことを4月あたりからいつ言おうかと考えていたのだが、言わなくてもいいかな、とも思っていた。

しかし、最初に述べたようにそれを目当てに来ている人もいるだろうということと、自身のけじめというか、割り切りのためにもあえて取り上げた。

もちろん、今のスパロボが面白いという人もいるだろうから、それはそれで楽しんでいただけたらと。

プレイすることはないものの、何かしら新作が出た際には紹介だけはするかもしれないし、しないかもしれないが、その時はその時で対応していきたいと思う。

スパロボ絡みで来ていただいた方にはお礼を述べて、今日は終えたいと思う。