任天堂の株主総会2010年

2010年6月29日:任天堂の株主総会2010年
任天堂の株主総会が6月29日に行われたので紹介しよう。
場所は京都ですね。
任天堂の本社がある京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11-1。任天堂の場合は本店という言い方をする。7階の会議室にて行われた。
毎年同じ場所です。
開始の段階では580人くらい。去年は380人くらいだった のでかなり多くなっている。開始後も人が来ていたので、最終的には800人近くになったのでは。2010年3月31日の時点での株主数は67835人。去年から15836人増えた。
大幅に増えていますね。
直前にニンテンドー3DSの発表があったことも影響しているのだろう。また、ニンテンドー3DSがプレイできるのでは、ということで購入した人も多いのでは。いずれにしろ、かなりの人数増となり、これに伴い、参加者もかなり増加している感じがする。
では、詳細を紹介していきましょう。
10時スタートで、株主総会に必要な大まかな説明などを実施。10時5分より事業説明を実施。岩田聡社長がスライドを用いつつ、現状などを説明。このあたりの説明はすでにさまざまな形で実施されているので、割愛する。これが10時17分まで。そして、その後 議案の説明などを経て10時20分から質疑応答となる。その前に、事前に寄せられた質問と、それに対する回答が読み上げられた。
どのような内容でしょうか。
質問内容と、それに対する回答をまとめて述べていく。

『任天堂本店近くの購入用地について、金額、面積、決算の計上時期はどうなっているのかと質問。128億3065万1712円。面積は4万582.7平方メートル、69期に126億円、残りは70期に計上している。

用地に関する事業計画の公表や株主への説明に関する質問。交渉中、検討中の部分もあるので、適時発表していく。

近隣住民との協議や建築協定などはどうなっているのかという質問。京都市の町づくりの条例等に順次対応する。近隣住民への影響が極力少なくなるように努める。』

では、質疑応答の詳細を見ていきましょう。私が質問者役を行います。
回答は岩田聡社長が行っている。4人目の質問のみ、宮本茂が回答。回答途中に岩田聡も口を出し、それこそ生社長が訊く状態に。あと、今回からは、任天堂オフィシャルサイトにも情報を掲載するようなので、 後日掲載されたらそちらと合わせてチェックしてもらえたらと。それでは、チェックしていこう。
一人目の質問です。 役員報酬について、1億円以上の人の公開を。株価について、かなり下がっているが、任天堂神話が崩壊しているのではないか。株価浮上の方策があるのか。株主との懇談会を行ってもらいたい。外貨の保有について。円に換えてはどうか。
役員報酬1億円以上は岩田聡、森仁洋、波多野信次、竹田玄洋、宮本茂、永井信夫の6名。最高額は岩田聡の1億8700万円。役員報酬の決め方は、基本報酬が役員総額で5億円、業績連動型が総額6億円まで。

基本報酬の最高額は岩田聡の6800万円となっている。職位や貢献度を基準に決定している。業績連動型は連結営業利益に0.2%をかけた数字を基準に決定する。今回は7.1億円のため、上限の6億円を超えたため、6億円が基準となる。これを役職ごとに応じた割合で計算し、決定。なお、退職慰労金やストックオプションは無い。

株価については、意識しているが、市場で決まるものであるため、経営側から株価がいくらであるべきか申し上げるべきでもない。

3月に3DSを発表して株価が上昇したが、しかし5月にギリシャ問題などでユーロ安となり、先行きが懸念され、他の輸出企業も含め、株価が下落した。

中長期に如何に任天堂が発展するか、世界のみなさんに受け入れられるかがポイントとなっている。

これから毎期毎期業績を出していくか、持続していけるのかどうかで、先行きの懸念が払しょくされるのでは。

3DSがたくさんの人に受け入れられるかがポイントとなる。また、WiiやDSへのソフトウェアの開発も必要になる。

株主懇談会は、この株主総会でゆっくり、多くの方にわかるように説明していくことが、本質だと思っている。ご意見として賜る。

ユーロとドルについて。決算時にユーロの売り上げはすべて円に換算する。円高になると目減りするが、円安になれば大きくなる。前期では63億ドル、36億ユーロを売り上げた。1円の円安になると63億円、36億円動く。

仕入れをドルにできないかを取り組んでいる。ドル仕入れは21億円ある。多少打ち消すことができる。仕入れをユーロにできないか努力している。ヨーロッパで仕入れをしている会社やユーロで取引を望む取引先も見つかっていない。今後の課題。

このほか、外貨の資産が多いのが他社と異なり任天堂の特徴となっている。

決算時に毎期円換算する必要がある。昔は外貨の方が金利が高くてメリットがあったが、最近は金利差も縮まり、為替の変動も大きくなっている。10日程度でユーロが15円も動くなどしている。これは、経営が対応する限界を超えている。

ただ、長期的には地域差の基礎力を元に動くので、バランスよく保有するのが効果的。どんな時にも備えられる。

前期の為替差損が2億円というのはアナリストに褒められた。

一人目の方の追加の質問です。3DSを見せてもらえないのか。次の新機種は考えているのか。
裸眼の立体視はE3でも観てもらって初めてわかるというかたが多かった。数年前は200名程度の総会参加者だったが、最近は人数が増えた。株主数も1万5千人増加している。事前に体験会ができるのかという問い合わせもあったが、安全上の懸念もあり、直前まで考えていた。

今日は実現可能ではないかと考えている。終わった後に3DSを見てもらう準備を6階にしている。ご案内させていただく。

新製品の開発はいつでもしている。DSが出た後からも常に研究している。Wiiの先も当然研究している。

いつ出すか、どういったものを出すかは言えない。娯楽は模倣の歴史でもあり、すぐに真似されてしまう。また、お客に驚いてもらってなんぼ。先に情報を出して3年後に 商品を出しても客は喜んでくれない。情報はひきつけて出す。

二人目の質問です。 ライバルについて、前はソニーやマイクロソフトという名前があったが、今はもう大したことはない。クラウドコンピューティングが今後挙げられているが、ライバルになるのか、アライアンスとしてやってくのか。グローバルについて。新興国のマーケットをどのようにやっていくのか。これらの国のニーズを取るにはその国に応じた人材が必要だと思うのが役員 に他国の人を入れるべきでは。
最近ではアップルがライバルではと言われているが、我々のライバルは、お客の興味、関心、時間、エネルギーを奪い合うすべての物がライバルになる。ライバルというと、相手の長所をどう潰すのか、相手に無い物を作っていこうという近視眼的な物の見方になってしまう。

お客が想像していないものを出して喜んでもらうという特殊な仕事だと思っている。どんなことを人は面白がっているのかを知り、感度を持ってやっていくのかが重要。

クラウドコンピューティングの考え方というものは手元にコンピュータを持たなくてもよいというもの。他の会社が設備を用意し、自由に使うことができる。変動などに強い。ただ、コンピュータを外に置いているため、反応のテンポが遅れる。

任天堂は反応が命。任天堂のソフトの中にも向いているものと向いていないものがある。向くものは将来使うし、連携を組むこともあると思う。あらゆるものがクラウドになるかというとそうでもない。

グローバル市場に関して。今まで娯楽にお金が回らなかったようなところが回るようになっている。世界中の客の中で受け入れてもらい、対価を払っても良いという人が増えることが重要なこと。ソフトに対して金を払う習慣ができていない地域もある。如何に解決するかがポイントとなる。中期的な任天堂の発展には新興国は欠くことのできないことと思っている。

役員は日本人のみでいいのか、について。日本人以外が何人いるかということと、経営陣が国際的な感覚を持つかは別の事。それぞれみな出かけてもいるし、現地の市場や違いを理解している人を取締役の候補者としている。そうでなければ日本の娯楽が世界に広まることも無かった。グローバルに対する経営体制に不安を持ってはいない。

三人目の質問です。 本店の壁が物足りない。もっとディスプレイしてはどうか。DS、Wiiについて、もっとPRしてはどうか。人が集まるところに美男美女を使ってPRし、振り向かせてはどうか。
任天堂の看板は京都の条例のサイズの上限となっている。電飾系は京都では制限を受ける。京都は歴史と伝統を重視する。京都で仕事をする以上、守っていく。アピールの方法は、いろいろな場所で考えていきたい。

良いものでも知らない人はまったく知らないというのは当社の最大の課題。ゲームに興味の無い人は、どれだけテレビで宣伝しても伝わらない。無関心の壁を越えるの身近な人から進めていただくこと。

任天堂が特に注目しているのか家庭内で触ってもらうこと。年齢や性別の壁をも越えて口コミができる。

ニンテンドー3DSの登場の時には体験の場をいろいろな場所で持つことを考えなければならない。

四人目の質問です。 宮本さんの作る新しいゲームを教えてほしい。
3DSや次世代のハードの開発などいろいろ追われている。忙しい時に面白いものを思いつく。いまは良いコンディション。

ピクミンを早く仕上げないということで、順調にいっている。ピクミンは一部では述べていたが、あちこちでは述べていない。

E3で発表したように猫が出る。まもなく完成する。

最近水泳を一生懸命やっている。近所での青少年補導員をやりながら小学生と付き合ったりしています。また来年には新しいネタを届けられる。

ピクミンが登場して10年近くなる。新しいキャラクターを作っていかなければと思っている。

五人目の質問です。 ソフトの購入時期に2割引きになるなどの株主優待制度を検討してほしい。ゲームの利用はどれくらいの時間が良いのか。子供が勉強しなくて困る。
個人投資家の中には株主優待を望むが、機関投資家もいる。株主に平等なように配当を高く支払うことが良いと思っている。日本では高い配当性向と評価いただいている。

子供が夢中になってもらわないと困るが、夢中になりすぎるのは問題だと思っている。インターネットで載せたWii開発ストーリーでも触れたが、1日のゲーム時間をこれだけと決めたら、強制的に止めることも検討した。最終的には記録に残 るようにした。親と子で対話し、理解してもらいたい。

ニンテンドー3DSでも仕組みを考えようと思っている。Wiiと同じかどうかなど、最終的に確定していない。

六人目の質問です。 ゲーム機の拡大について。地域ごとの戦略について。教養が深くなるようなソフトを開発してもらいたい。
アメリカでは地域格差、所得格差が大きいく、今までどういったデータを取るか問題であった。2007年からまともなデータが取れた。スリープユーザーが少なく、一度遊ぶと簡単にはやめない。日本はアメリカにゲーム人口比率を追い抜かれた。

ヨーロッパでは国ごとに違いがある。イギリスでは高く、アメリカに近い。ドイツは低い。ドイツはゲームの社会重要性が低い。敵視している人が多い。ゲームには戦争をテーマにしたものが多いが、歴史的な背景もあり、強い拒絶があることも関係しているのかもしれない。フランスはイギリスとドイツの中間。

アメリカは新しい物を出した時の広がりが遅い。

教養を高めるソフトについては、絵心教室を作った。絵の描き方を教えてくれるソフト。こういうテーマを見つけられるかが重要。

七人目の質問です。 ファン活動と知的財産について。同人やオリジナルショートムービー、ウェブサイトなどが活発だが、取り締まるのか、そのまま見守るのか。
判断が難しい側面がある。あらゆるものを黙認することは無い。また、好意を持っていただいて何かしただけで、犯罪者扱いするのかというのも不適切かと思う。

度を超えたものや、品格を通す表現、事実と異なるものとの組み合わせで世界を破壊するものもある。社会の中で折り合いが付き、品格や価値が貶められないかというのが一つの判断点。

判断は微妙な要素のため、一律に申し上げにくい。

すべての点でOKですとも申し上げられないし、小さなものでもものすごい勢いで対応できるかというと現実的ではない。

インターネットで個人がいろいろな情報を発信できるようになった。こういう事例について任天堂の知的財産の価値や品格を貶めていると思った方が、任天堂にコンタクトを取る窓口を用意することで対応していきたい。任天堂だけですべてを把握するのは困難。

八人目の質問です。DSiウェアやショッピングチャンネルの改良はどうなっているのか。DSiウェアのリリース数が減っているがどうなっているのか。
お客に能動的に動いてもらうのが難しいと痛感している。ショッピングチャンネルを立ち上げ、一覧から買ってもらうが、買い物として楽しさが無い。仮に楽しくなったとしても、立ち上げてくれるのか。立ち上げて新しいソフトがあるかを調べないといけないが、何度も何度も立ち上げて何も無ければ帰るというのは現実的ではない。

3DSは通信機能を強化をし、いろいろな情報を受けるようにする。携帯でいちいちメールが来ているかどうか確認しなくてもメールの着信を把握できるような感じ。このような形で配信を考えている。

DSiのソフトが少ないのは任天堂の努力が足らないということやソフトメーカーの開発意欲の問題。改善できるように努力していく。

九人目の質問です。 ゲームのヘビーユーザーだが、家では肩身の狭い思いをしている。ゲームをしたいのだけど、嫁がうるさいのでできない。子供もしたいけどできないという人も多いのでは。キャラクタービジネスについてどう思っているのか。ポケモン以外はあまりテレビや町で見ない。広めていく考えがあるのか。テーマパークのようなものを作る気はあるのかどうか。
家庭で良い面に目を向けてもらえるようにするのが重要だと思っている。

ポケモンはポケモンを管理する専門の会社「株式会社ポケモン」が存在する。短期的に活躍するのは簡単だが、長期的には難しい。2000年前後にポケモンはこのままだと価値を毀損すると考え、中長期的の役割を担うところとしてポケモンという会社が生まれた。無ければ今のように価値を有していたかは疑問。

マリオなどを作った宮本がキャラクタービジネスを考える責任者になれば、成功するかもしれないが、ゲームに割ける時間が減る。ポケモンはゲームとキャラクタービジネスの中心が別々だったが、マリオに関しては別々にはできない。

マリオは最新の一番面白くて魅力的なキャラクターであるということがマリオの価値を保っている一因なっている。そのほかのキャラクターもビデオゲームで輝く事が重要だと思っている。

テーマパークは具体的な考えがあるわけではない。あったとしても、今までと同じテーマパークではなく、他がしないような独創的なやり方で、ビデオゲーム分野が活かせるというのであれば、未来永劫無いとは言えない。だが、任天堂のキャラクターを使ったものが任天堂の価値を上げるとは思っていない。

十人目の質問です。 他社のハードへのソフト供給の考えはないのかどうか。
申し入れなどを頂戴することもある。

ハードとソフトのエンジニアがいて、キャッチボールを繰り返しながら他の会社が実現しないような様々な提案をし、出し続けている。

ハードとソフトが一体で提案している。

他のデバイスを見ると、任天堂では絶対こうしないだろうという考えもある。任天堂以外のハードにソフトを供給することは無い。

短期間の小さなプラスになるかもしれないが、長期的には任天堂プラットフォームの価値を毀損する。任天堂の価値創造にはつながらないのではないか。

以上ですね。
11時54分に質疑応答が終わり、そして議案の採決。11時56分にすべてが終わった。
そして、いよいよお待ちかねのアレですね。
エレベータの行列か?
いえ、それもあるかもしれませんが...。
その後、ニンテンドー3DSの体験ができたわけだ。まず先に、体験しない人を先に帰ってもらい、体験したい人は株主総会の会場でそのまま待機。我先にニンテンドー3DSをプレイしようと思って案内を聞かずに多くの人が帰って行きそうになったが、その後戻ってきた。人の流れがひと段落してから、会場の椅子の前方の列から体験会会場へ移動。普段の時と異なるエレベーターを使用し、6階に移動。
ふむ。
そして、6階に到着したら、流れに沿って移動し、体験会会場に着く。簡単な飲み物のサービスと、E3で流したと思われるムービーなどを見ることができるテレビを設置し、椅子も用意。そしてニンテンドー3DS体験会場も別方向に用意。列に並んで順次案内され、そして触ることができた。
実際に触ってみてどうでしたか?
さすがにE3のように飛び出ては無かったね。
どういうことでしょうか?
やはり、日本の女性社員に求めるべきことではないのかな、と。
一体、何を見ていたんですか...。
まあ、それは決して嘘ではないが、ゲーム機本体の方に話を戻すとして。本体を持った感じは手触りがいいように感じた。また、裸眼での3D表示も、しっかりと見え。これだけしっかり見えるのであれば、確かに魅力的に映る。2分間のデモ映像なのだが、1分間は抽象的な映像を表示。水の動きやコップが割れる模様とか。そうしたいろいろな表示を3Dで見られるようにしていた。
そして後半がゲーム関連なのですね。
ゲーム関連といっても、プレイできるわけではなく。ゲームキャラクターが表示されるのだが、それをアナログスティックを使って視点を少し変えて見られる程度。いろいろな角度から見ても3D表示されますよ、というデモなのだろう。あとはアナログスティックのお披露目の意味もある。キャラクターはマリオなどからメトロイド、リンクなど、任天堂のキャラクターが多々登場。で2分間経過したら、自動的に出口に移動され、終了。
あらら、終わりですか...。
終わりです。ニンテンドー3DSは大体100台くらい準備されていた。で、それぞれにスタッフが張り付く形で説明等を行い。実際には盗撮防止のためとか、そういった意味合いが強いと思う。この100台のニンテンドー3DSを使って2分間のみ触らせると、数十分で株主全員のプレイが終わってしまうんだよね。そう考えると、社員も昼休み時間帯にプレイさせ、そして13時以降は通常営業にでもするつもりなのかな、という風に感じられた。実際にどうなのかはわからないけど。
通常業務も大事ですからね。
それにしても、スーツ姿でずらりと並んだ任天堂社員は圧巻だったね。色が黒系に統一されていたからなおさら。その様子を見ていて、ちょっと笑いそうになってしまった。
何でですか...。
と、以上がニンテンドー3DSの体験会の様子だ。あまり触れられなかったけど、裸眼の立体視を体験できただけでも良かったかと。確かに、実際に見ないとわからないね、こ の魅力は。
では、体験会も含め、今回の株主総会を振り返ってみましょう。
毎年出ていた分割に関する質問が今回は無く。これだけでも良かったかと。一人目の質問者が、回答後に再度別の質問するなど、若干時間がかかりすぎたが、質問自体は別々の内容でもあったので、好ましくは無いが、決して無意味でもなく。まあ、ニンテンドー3DSの体験ができるかどうかは、議長から言わせてあげたかったような気もするけどね。当然、どういった流れで体験会のことを話すかを考えていただろうし。
そうですね...。
その後の質問もよろしいのでは。一人目の質問でニンテンドー3DSの体験会があるという話をしたから、後の質問で分割がどうとかの質問が無かったのかもしれなしい。
そういう考え方もありますか。
あと、驚いたのが...。
何でしょう?
宮本茂が小学生と付き合っているという点か?
部分部分を切り取らないでください...。
想像しただけで笑ってしまったよ。
他にも水泳をしているという話もありますね。 このあたりが次のソフトのヒントになりそうです。来年に新しいネタを届けられるとも発言しています。
ニンテンドー3DS以外に、次世代のハードの開発が大詰めを迎えているような発言もあり。これは別の質問の回答で岩田聡社長が述べている意味合いとはまた別と捉えてよいかと。なので、いつ発表とかあるかは分からないけど、開発自体は最後の方まで来ているのではなかろうか。
では、お土産をお願いします。
これを。

京都のお土産

京都のお土産

・チョコ古都菓 チョコ餅&いちご餡&カスタード風クリーム

だから、京都のお土産ではなく、任天堂の株主総会のお土産の話をしているのですが...。
消費期限は7月19日だ。
聞いていませんよ、そんなこと!!
ちなみに、君の賞味期限はすでに切れているけどね。
黙れ、馬鹿が!!
任天堂の株主総会のお土産はこんな感じになっている。 トランプはキャラクター柄ではなく、真っ当な柄のもの。チョコクランチは東京ディズニーランドなどでもお土産として人気の高いチョコクランチですな。あとは飲み物が入っていた。冊子は、1階の出口でもらうことができた「CSR Report 2009」。企業の社会貢献が云々とかいう話が載っている。

任天堂株主総会のお土産

2010年6月29日に行われた任天堂株主総会のお土産

・オールプラスチック トランプ
・チョコクランチ ピカチュウ 16個入り
・京都宇治 辻利
・CSR Report 2009

缶に入ったお菓子とトランプが恒例になっていますね。
と、主な話は以上。ここからは関連した話をしていく。
何の話でしょうか?
質問の中に事業用地を得たという話がある。で、これと似たような質問が去年もあって、なんでこう何度も質問するのかと考えてみたのだが、周辺を見て何となく納得した。
どういうことでしょうか?
その前に、去年『任天堂の株主総会2009年』と下記の写真を見比べていただけたらと。ゴルフ場のネットが無くなり、遠くに任天堂の本店が見て取れるかと。まだ更地のようで、何かが立っているということはないようだ。

去年はこのような感じでしたね。

で、囲いには次のようなものがあり。

すでに任天堂がこの土地を保有していることが窺えます。
で、その周辺にこれらののぼりがある。

建設反対!?
数えるほどしかなかったけど。このあたりが、先の質問にも関係してくるのではと思う。この土地をどのように利用するのか、住民との合意はどうなるのか、というのは、このあたりに絡むのだろう。基準さえ満たせば、本来なら問題ないのだが、近くに大きな建物を建てられるとなると、やはり嫌がるから。たぶん、先の質問した株主は、この近隣の住人の人なのではと推測する。
なるほど。
あと、去年、この土地の土壌汚染に関する質問があった。
その質問に対して、会社側から次のような回答がありました。

『土壌汚染の可能性については、ありうることは認識していた。売主側の責任で対応してもらい、引き継ぎをする。』

なんでこんな場所に土壌汚染が、と思っていたら、道路を挟んですぐ隣に次のようなものがあり。

産業廃棄物処理業者がいるんですね。

ゴルフ場になる前に、もしかしたら同じような業者があって、その土地を利用していたのかも。これ以外にもスクラップ工場のようなものも近くにあるし。そうした土壌汚染の可能性のある土地だからこそ、近隣住民は掘り返されて自らのところに影響が出ないか、という心配もあったのでは。なので、去年、土壌汚染に関する質問をしたのかもしれない。

その可能性もありますね。
と、ミニ情報でした。最後に任天堂の本店の建物が殺風景だという質問もあったが、この写真でどれくらいロゴが小さいかわかってもらえるかと思う。状況を知らない人からすると、確かに目立たなすぎるように感じる。以上が任天堂の株主総会の詳細とお土産情報でした。

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『任天堂の株主総会2010年』へのコメント

なんだか質疑応答がやけに香ばしい感じがするんだが
ゲーム会社の株主総会ってどこもこんな感じなのか?それとも任天堂特有の物なのかねぇ?

投稿者 : 匿名

自分の肩身の狭さをゲームの所為にして尚且つ解決法を任天堂に頼む恥知らずが居てクソワロタw
お前の肩身が狭いのはゲーム程度の娯楽すら許してもらえないくらいに経済力がないからだろうが。娯楽を楽しみたかったら楽しむ余裕が生れる位に金稼げよ。

投稿者 : 匿名