三国志13(三國志13) 評価、レビュー

今日は「三国志13(三國志13)」の評価でも述べてみたいと思う。

ネタバレのようなものは無いので、その点はご安心を。

もっとも、ネタバレと言っても、イベントの有無くらいしか言いようがないけどね。

プレイは60時間程度。

プレイ動画編集などでゲーム画面を見ている時間はもっと多くなっている。

英傑伝というストーリーモードのようなものをプレイしつつ、本編を上級で3回クリア。

今作のポイントでもある在野からや、一般武将、太守、都督、君主軍師、君主と、それぞれの役割もプレイしているので、概ねゲーム内容は把握できていると思われる。

今作の特徴の一つの絆システムも、それなりに試してみている。

以上が前提ですね。

さっそく、プレイした感想をお願いします。

発売日時点で、よくここまで作ったな、と。

現時点でも十分すぎるくらい楽しめている。

とはいえ、どちらかというと戦略面でやりごたえを感じる部分が強く、その方面で楽しもうとすると、絆システムをゆっくりと堪能する暇がないという、矛盾状態が生じている。

やろうと思えばできるけど、初期から何でもかんでもやろうとすると、煩雑に感じてしまうかもしれない。

身分の要素はどうだったでしょうか。

武将プレイの一つの目玉ですが。

身分はあるにはあるのだが、ある程度の実績を上げると、どんどん上の位に上がっていく。

なので、自分は一般武将で生涯を終えたいとか、太守プレイに専念したいと思っていても、自動的に別の身分に変えられることがある。

全ての武将で、最終的には都督プレイに落ち着いてしまう。 

最初の1回目のプレイであれば、それも新鮮だけど、2回目、3回目もすべて都督プレイに行くのであれば、飽きもくる。

このあたり、制限も設けてプレイしようとする人からすると、強制されるのを好まないだろう。 

ただ、このあたりは、次のバージョンアップで拒否できる機能を入れるそうなので、後日プレイするのであれば、問題ない。

絆システムはどうでしょう?

落ち着いてできないという話もありましたが。

金が足りないという話も聞きます。

落ち着いてできないこともあるけど、最初から絆だけでやっていくと、それはそれで飽きも早いと思う。

なので、バランス的には悪くない。

内政や軍事をしつつ、絆もちょくちょく気にかけていく感じが、全体を楽しむ上で良い。

偏ったプレイをしようとすると、もちろん弊害は出るけど、それはそうしたプレイをしようと思っているのだから、仕方ないこと。

少なくとも、クリアまでには一定の絆を結ぶだけの余裕は十分ある。

友達100人できるかな、を目指すのでなければ、ちょうどよい感じだよ。

あと、金が足りないという話だけど、このゲーム、金はほとんど使わずに済むんだけどね。

そんなわけないでしょうに・・・。

ネット上では金が足りないというレビューも多々ありますが・・・。

それは、あまりゲームをやっていないからだよ。

絆を結ぶのに必要な親近感は、金を使わなくてもいくらでも上げる手段が用意されているから。

で、なんでそこまで金が無いというかというと、事前にゲーム雑誌主催のゲーム動画配信で、金を使って名品を買い、親近感を上げる方法を中心に紹介していたことが影響していると思う。

その動画を見て、金を使って名品を買って、それを与えることで親近感を上げるしか方法がないのだと思い込んでしまっているのだろう。

ある程度プレイすれば、金を使わなくても親近感を上げられることはわかるのだが、動画で見て、それを真似て、そして、金が無いので絆が上げられないと言っているのかと。

金は、絆イベントを発生させる時か、寿命延長や能力アップなどの名品を買うくらいしか使い道ないんだけどね。

もちろん、多くの武将と絆を結ぼうとすれば、それだけ金は必要になることは事実だが、無制限にできることがゲームバランスとして良いというわけでもない。

ですが、amazon.co.jpなどのレビューを見ていますと、評価が低いように思えますが。

PC版でしたら、初日のプレイ開始時間が遅かったことが評価に影響しているようですが、PS4版でも評価があまり高くありません。

こんなことは言いたくないけど、あまりあの手のレビューを当てにしない方がいいよ。

なぜでしょう?

レビューを読んでいればわかるけど、過去作と比べてどうだこうだと言っている人が多いから。

それはそれで意見としてはその通りなのだろうけど、別のゲームに過去のゲームを取り上げて何が無い、これがおかしいと言っていても始まらないだろう。

過去の作品にあったものが今回は無いというのは事実だが、なんでもかんでも含めればいいというわけでもない。

また、言うまでもなくパワーアップキット版のためのネタ残しの側面もあるが、それ以上に、最初から大量にコンテンツを入れてしまうと、新規のプレイヤーが何をやっていいのか戸惑ってしまう恐れがある。

それにより、これは難しいゲームだということで、新規が入ってこないゲームになり、シリーズとして先細りしていく。

過去から遊んでいるユーザーの意見としては正しいだろうが、メーカーとしては今後も「三國志」シリーズを続けていくにはどうすればいいかも考える必要があり、その一つに新規プレイヤーの取り込みもある。

そうした中での取捨選択としては、今作はよくできている。

昔からシリーズを遊んでいる方と、新たに遊ぶ方とでは考えも大きく変わってしまいますね。

後は、いつプレイしているかにもよるしね。

たとえば11作目と12作目は、初期の評判が良くなかったのだが、PK版発売してアップデートが終わった後にプレイすると、十分楽しいゲームだったし。

今回もアップデートもあるし、アップデート毎に遊べば、違いも楽しめるのではなかろうか。

では、いつ買えばいいのでしょう?

あまり時間がないのであれば、1回のプレイである程度満足するまでプレイしたいだろうから、アップデートが一服するまで待つしかない。

ただ、発売日時点で初回封入特典でいろいろなシナリオが入っているし、その後も期間限定配信で一定期間無料でストーリーモードの追加などがあるので、先に買っておいて、そうしたものは手に入れておくというのも一つの手かと。

後は、本編を先にプレイするのではなく、英傑伝というストーリーモードをプレイし、本編はバージョンアップが落ち着くのを待つというのも良いし。

パワーアップキット待ちという手もありますね。

待つのはいいけど、各種ダウンロードコンテンツを後で手に入れようとすると有料化するので、下手すると全て揃える際に逆に割高になる可能性があるので、この点はご注意を。

全体的にプラス面の話ばかりでしたが、マイナス面で何かありませんか?

せっかく「信長の野望 創造」で操作方法をユーザーに慣れさせたのに、なぜか操作方法を変えたりしているのが気になる。

「信長の野望 創造」だと、シフトキーで範囲指定や移動ルート設定などができたのだが、なぜか範囲指定はコントロールキーに変わってしまい。

このあたり、それこそ○ボタンは決定、×ボタンはキャンセルのように、多くのゲームでの共通認識によって成り立っていることにより、ユーザーの導入をしやすくしている経緯があるのに、自社のゲーム内ですら統一させていないというのはどういうことかと。

シフトキーとコントロールキーを2つ使うのであれば、やはりシフトキー1つの方が、簡単だろうに。

このあたりもアップデートで改善させるのかが気になる。

速度変更などの操作は追加されるとすでに発表済みだけどね。

操作も、ゲームをスムーズにプレイする上で重要ですので、統一化は期待したいですね。

と、こんなところかな。

どちらかというと、戦略面が強い内容になっており、そういった方面のプレイがあまり好きでない場合は合わないかもしれないけど、難易度を下げてプレイしたり、ストーリーモードの方のみプレイするなど、プレイの方法によっては楽しめるだろう。

また、何度も言ったように、バージョンアップによってどんどんとゲームは良くなっていくだろうから、発売日近くのユーザー評価だけでゲーム内容を判断せずに、最後は自分自身の直感でプレイするかどうかを決めてはどうだろうか。

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『三国志13(三國志13) 評価、レビュー』へのコメント

概ねその通りですね
上にたつと自分で動くより配下を動かしてそれを助けるプレイっていう感じで、全体的に創造よりな感じですね

あと不満と言えば評定が任務になってるとこですかね
評定は出たいけど、ただでさえ出陣で任務変更されるのにさらに変更されると困るんですよねw
もう毎年この時期に集まる、いない場合は不参加、みたいにスケジュールたてられるようにして欲しいですね

あと都督や太守でここを攻めろ!と言われるのはいいけど、編成まで決められて即出陣はどーにも
まだ準備できてないからって解散してますがねw

投稿者 : 匿名

戦闘がつまらないです。
「士気を上げるか」「挟撃するか」「本陣を取るか」 これだけなので。

過去作と比べるべきではないのは分かってますが、例えば11では個々に特技が設定されていたので、武将毎の個性が映えました。今作にも個々の特技はあるのですが、その特技が目に見える形で効果を来す訳ではないものが多い為、不完全燃焼感が残る。

楽しめる部分もあるのだから、過去の良かった部分はしっかり継承して欲しい。
毎回全く別物の作品にしてしまうのはいただけないですね。

7~9pk、11pkの出来が秀逸だった為にどうしてもそう感じてしまう。

投稿者 : 匿名

レビューがまず基準となる他作品との比較から入るというのは当たり前なことだし、実際武将プレイでやれることが大幅削減されているんだから、Amazonのレビューはむしろ妥当。
本質からずれた擁護も大概にしろ

投稿者 : 匿名

金の使い道が無いとか、全然やり込んでないのが窺えるな。
都督になれば金は本当に足りなくなるから。
忠誠心90台でもかなり引き抜かれるので忠誠上げに使うし
絆は大親友以上にしないと内政効率が極端に悪い。
所属武将同士の絆上げの宴会にも必要。

投稿者 : 匿名

昨年のスターウォーズバトルフロントでは評判を鵜呑みにしておいて
あまりあの手のレビューを当てにしない方がいい
って都合良すぎますよ
自分が好きなシリーズタイトルは特別だからって言ってるように聞こえてならない
他の方が指摘されてる通り、本質からずれた擁護
他のゲームだってバージョンアップの度に良くなる物も多いし、それが普通なんだから

投稿者 : 匿名

コーエーテクモの歴史シミュレーションはパワーアップキットがあって完成というもんだから、無印ではわざと削っているのは当然と認識してるけどなあ。
この商法をいい加減やめろとは毎回思うけど。
ちまちまプレイするので楽しめてるけどね。

投稿者 : 匿名

別のゲームと比較したりして悪い評価を出してる人が多いということはそれが一般論に近い意見ということでは?
全く新しいゲームとして悪くない評価をしている人もいるけどそれは少数派の意見ということは事実として受け止めたほうが良い。色々なレビューサイトに数値として現れてるしね。それらのサイトは当てにならないというのは言い過ぎかな。まぁファミなんとかっていう雑誌の評価よりは信頼できるでしょ。

バージョンアップとパワーアップキットで化けることを心から祈っている!

投稿者 : 匿名

コンテンツをなんでもかんでも含めれば良いわけではないって言うほどコンテンツないだろ。
むしろできることが色々削減されてるから多数の人から低い評価をされることになっているわけで。
そして新規プレイヤーの取り込みよりも低評価による新規プレイヤーの買い控えの影響の方が大きいと思うんだが。

投稿者 : 匿名

>金の使い道が無いとか、全然やり込んでないのが窺えるな。

実際余る

>都督になれば金は本当に足りなくなるから。

一度の何もかもやろうとするからだ

>忠誠心90台でもかなり引き抜かれるので忠誠上げに使うし

一部の武将以外は、目標達成やらであげればいいだけ。

>絆は大親友以上にしないと内政効率が極端に悪い。

別に絆なんか無視しても、すぐに内政上限になっちまうんだが

>所属武将同士の絆上げの宴会にも必要。

宴会なんかやる必要性ないし・・・

投稿者 : 匿名

トロフィ取りやすそうだったんでやりこんでみた。
育成、特に武将プレイは飽きやすいかも。都督、太守で超困難トロフィでしかやらなかったしw
君主プレイ、特に高難易度で古武将や作成武将でスタートすると官渡ステージくらいから面白かった。ラスボス曹操を倒すために、スタート拠点の選択から序盤の侵攻のタイミング、史実を加味して侵攻するかしないか、などなど考えないといけないし、正解は極端にすくない。錬度maxでの無双ゲーなのは最初の3ステージ。それと曹操相手に20国ほど確保して、最初の猛攻を乗り切り、味方が他の国を落とせたあとは無双ステージ。20国確保しても国の取り順が悪いとリスタートは当たり前。まぁ作成君主プレイ一択のゲームだったかなww

投稿者 : 匿名