メタルギアソリッド5の初週販売本数発表、PS4本体販売の牽引具合は？

PS4で注目の「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」が発売されて1週間が経過したね。

「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」はPS4以外にもPS3、Xbox One、Xbox360、PC版などが発売されています。

ですが、やっぱり注目はPS4版ですね。

発売週の販売本数が発表されました。

PS4版は29万本、PS3版は12万本と、合計41万本でした。数字はメディアクリエイト発表のものです。

他の機種は数字が出ていませんでしたので、不明です。

この数字をどう捉えればいいのでしょう？

ようやく、PS3よりPS4の方が認知されてきたのかな、という印象。

2014年3月に発売された「メタルギアソリッド5 グラウンド・ゼロズ」ではPS4が9万本、PS3が12万本と、まだまだPS3の方が売れていた。

今回、2倍以上の差をつけてPS4版が売れているということは、少なくともゲームユーザーのPS4への移行が進んだと見て取れる。

今回はPS4本体の販売台数も注目でしたね。

5万4千台と、前週から3倍近い販売台数の伸びを記録しています。

とはいえ、「メタルギアソリッド」シリーズとしては低調だ。

「メタルギアソリッド4」の時は、初週で46万本売れていたので、それと比べると落ちている。

ダウンロード販売やWindows版などを加味すると、ほぼ変わらないか、もしかしたら上回っている可能性もあるけどね。

また、「メタルギアソリッド4」は初週以降も販売本数を伸ばしており、最終的には90万本売れたらしい。

とりあえずは、2週目比較で7万本を越えるかどうかは、本当に「メタルギアソリッド5」に勢いがあるかどうかを探る目安となるだろう。

これは日本国内の話ですよね？

海外はまた別。

「メタルギアソリッド4」の時は最終的に500万本を販売したようなので、この数字を目安に、今後発表されるであろうさまざまな数字を確認しておく必要がある。

メーカーからは、売れたというプレスリリースを出すのでなければ、10月辺りに行われる第2四半期決算発表辺りで数字が出てくるのではなかろうか。

ぜひ、結果を見せてもらいたいですね。

でも、ユーザーレビューとかを見ると不安もあるよな。

良い評価をしている人もいるのだが、最後の方までプレイした人の感想はあまり良くない。

良い評価は序盤をプレイしている人が多く、こうしたプレイしている進行状況によって、今後、さらに良くない評価が出てくるだろう。

となると、そうした評価を見てこれから買おうという人は、躊躇してしまう恐れがある。

初週には品薄状態だったので、伸びしろはあるものの、「メタルギアソリッド4」のように初週から2倍売れるというような状況にはなりにくいのかな、と。

最終的にどのような評価になり、結果が出るのか。

良くも悪くも気になるところ。

いずれにしろ、楽しめた人は良かったのではなかろうか。