レベルファイブ新作発表会、新作「スナックワールド」の評価は？

レベルファイブの新作発表会があったようだね。

「LEVEL5 VISION 2015 THE BEGININING」と題した発表会が4月7日に行われました。

ネット配信でも見ることができましたので、ご存知の方もいるかと思います。

いろいろな新作がそこで発表されたわけだね。

ですが、多くはスマホアプリですので、家庭用向けで取り上げる内容はあまりありません。

また、「妖怪ウォッチ3」のように、展開が事前にわかっていた発表もありました。

そうした中で注目なのが大型クロスメディアプロジェクトとして発表された「スナックワールド」です。

今までのレベルファイブのクロスメディアプロジェクトは「イナズマイレブン」「ダンボール戦記」「妖怪ウォッチ」とすべて成功させていますので、このタイトルがどうなるのか注目です。

どうですか、発表会全体を見た感想は？

「妖怪ウォッチ」とか、一度もプレイしたことないし、アニメもまったく目にせず、紅白とかの歌番組でも見たことがなかったのだが、ライブなどを見ていると、なんとなく売れる理由が分かったような気がする。

何も知識が無くても、なんとなく楽しいんだろうな、という雰囲気が伝わってきたというか。

歌にも時間を割いていましたね。

コーエーテクモの三国志とのコラボも、「ポケモン＋ノブナガの野望」っぽくって、なんとなくありかと。

どうでもいいけど、シブサワコウ氏は、面白いことを言っているんだけど、見た目が真面目にみえるので、誰も笑ってあげないというのがいつ見ても悲しい。

どういう悲しみですか・・・。

で、ニンテンドー3DSで2タイトル発売、と。

Uの文字が目立っていましたので、WiiUで発売するかと思いましたが、ニンテンドー3DSでしたね。

WiiUが売れていればその展開もあっただろうが。

そして最後に「スナックワールド」の発表となったわけだ。

ソニー系ハードはどうなったのでしょうか・・・。

出たでしょ。

すみません、気が付きませんでした。

発表会の空気を壊すフリーズを引き起こしたソニーのスマホが。

・・・・・・。

ソニー系に関してはE3 2015で発表するのだろうから、今回は発表しなかったのだろう。

親子連れの来場者も居たので、あくまで日本国内向けのタイトル中心に発表したのだと思われる。

発表だけポンポン進めていけば、1時間30分で間に合っただろうけど、当初予定の30分近く延期の2時間近く発表をしていたのだし、さらに詰めるのは辛かろう。

では、ソニー系はE3 2015に注目ですね。

と、いうわけで最後に発表された「スナックワールド」だが、これも最終的には海外狙いなのかな、と。

そんな第一印象を受けたがどうだろうか。

ですが、日本向けにさまざまな会社と協力していますが、それでも海外向けなのですか？

海外向けだからといって、国内をおろそかにしていいわけではない。

海外でも売れるような仕組みなり、内容なりを考慮して動いているのだろうという意味。

これも「妖怪ウォッチ」のようにヒットしますか？

「妖怪ウォッチ」を比較対象にすべきではないよ。

今回のはあくまで男児向けだし、男女問わず楽しめる「妖怪ウォッチ」と規模を比較するのは間違っている。

超ヒットとなるのは難しいだろうけど、一定の成果が出るのであれば、それでいいのでは。

「妖怪ウォッチ」が成功したからといって、まったく似たようなものを同じ会社から出して食い合うのもバカバカしいし、あえて違う方向でまたヒットを狙うのも、コンテンツメーカーとしては重要だ。

特に、一つが成功しているうちに次の芽を育てないとね。

「スナックワールド」の特徴に、NFCを使ったおもちゃとゲームの連動要素がありましたね。

NFCは、amiiboでも使われている技術です。

こういう展開になることを2年前に言っていた人がいる。

それは私ですとか言うんでしょ、どうせ。

なに、その物言いは・・・。

2013年8月4日『今後3年の日本のゲーム業界を占うゲームが日本上陸！ 』でNFCを用いた仕組みのゲームが今後日本でも出てくるという話をしましたね。

そういえば、今回はおもちゃ関連はバンダイナムコではなくタカラトミーでしたね。

この発表があった時、思わず大声で笑ってしまったよ。

・・・・・・。

とはいえ、もしかしたらバンダイナムコ側が売れそうにないからということで断っただけかもしれないが。

一つ言えるのは、「妖怪ウォッチ」のような成功はないな、ということ。

それは先ほども聞きましたがどういうことですか？

「妖怪ウォッチ」がどうして注目されたかというと、おもちゃの方で先に人気化して火が付いたからなんだよね。

つまり、大成功の要因としてバンダイナムコがあってのこと、と見ている。

となると、今回、おもちゃ側からの成功は厳しいとなるので、他の部分から火をつける必要がある。

いずれにしても、ゲームが実際に面白いのかや、アニメが注目されるのか、どこで火が付くかわからないので、そうした展開も含めて今後注目ということで。