カプコンの深刻さはソフト不足にあらず

投稿がありましたので紹介します。

『カプコンの状況が変わってきてるみたいです。
3月末に50億の赤字を計上し、今年のE3でも
目立ったゲームが発表されてません。モンハンも海外ではそこまで人気はなく、国内需要でもってる状態。めぼしいのもだとバイオが海外では売れそうだけど、開発の遅れが響いてるらしいです。一時期の窮境を脱し、モンハンや海外向けのゲームで息を吹き返した感はありましたが、スマホへの乗り遅れ、PS4での目立った活躍なし(PS4自体の問題もありますが)など、
ソフト不足が目立ってきました。まこなこさんはここ最近のカプコンについてはどう思われますか?』(投稿:もうすぐ三十路)

これはカプコンに関する記事「カプコン、買収危機より深刻なソフト不足」が産経新聞に掲載され、その記事に対する意見としての投稿です。

最近のカプコンについてどう思うか、との投稿ですが、どう思いますか?

元となった記事も合わせて見てみたけど、ああ、そうか、くらいの感想しかなかった。

考え方の違いでしかないような話も多々あったので、それも含めてどうでもいい話という感想しか持ちようがない。

では、その考え方の違いというのを取り上げてみましょう。

特に思う点としては、特別損失として50億円を計上したからカプコンは駄目だ、というような論調。

ゲーム制作に関しては何でもかんでも当りを引けるわけではなく、時代の流れや社内の情勢の変化によって常にゲーム制作は流動的になる。

時代に合わないと判断したら、途中まで作っていても制作を中止することもある。

そうしたものが、特別損失として出てくるわけだ。

コンテンツ業界であればこうした損失が出ることはよくあることで、特に規模の大きいゲーム制作をしていると、その額が大きくなるの必然。

なので、この特損50億円によって、カプコンは低調なのか、という安易な判断はどうなのかと。

そもそも特損50億円出しても収益は黒字だから。

モンスターハンターシリーズが依然海外で大きく売れていないという状況はどうですか?

カプコンとしても海外で売れてほしいという願いはあるし、そのために動いているのも事実だ。

結果として日本のように目立った売れ行きはないものの、それでもある程度は売れている。

また、モンスターハンターシリーズ自体を見ても、海外で売れないから利益が出ていないなんてことは一切ない。

海外で売れてほしいものの、売れようが売れまいが十分な利益を上げられているのに、否定的に言う理由がわからん。

それに、日本で400万本売れているけど、これだけの数字でも世界規模で十分な販売本数だから。

どうも昨今の1000万本、2000万本という一部タイトルの景気の良い数字だけを見て、数百万本レベルのタイトルを低位に捉えようとしている人がいるようだが、その基準はどうかと。

バイオハザードシリーズはどうなんですか?開発の遅れが響いているそうですが?

どこからそういった話につながっているのかがわからん。

投稿者が見たとされる記事でも、ファンは期待していたのにE3で発表されなかったから失望を生んだというわけのわからん論調になっているし。

今までのシリーズを見ても、昨今は3年間隔で発売されているので、2015年のE3で出てこなければ、投稿者の言う開発の遅れがあるのでは、という推測も成り立つけど、そうでない以上、既定路線でしかないだろ。

ちょっと調べている途中で気づいたのだが、どうも今回の投稿者が読んだと思われる産経新聞が書いた記事のライターが、4月の時点で「バイオハザード7」がE3で発表されるのでは、というようなことを書いているんだよね。自分の読みが甘かっただけなのに、なぜかファンの期待が裏切られたような記事にしただけのようだ。

スマホ関連はどうなんですか?

スマホ関連は他社と比べて遅れているのは事実だろう。

そのため、社内の構造改革をしているわけだし。

スマホへの乗り遅れは、たぶんカプコンそのものがスマホアプリ系を軽く見ていたこともあるかもしれないが、それ以上にそのビジネスモデルが本当に正しいのか、という疑問もあったのではなかろうか。

ビジネスモデルの正しさですか?

今はスマホアプリ自体は何ら問題ないのだが、以前はコンプガチャに代表されるような違法行為で利益を上げるような状況が携帯コンテンツなどで多く見受けられた。

そうしたところに飛び込むのはどうなのか、という部分があったのだろう。

実際、カプコンはコンプガチャ騒動の時にはほとんどコンプガチャ絡みのことをやっていなかったという経緯がある。

報道では1タイトルが該当するものがあった、と報じられていたが、それはコンプガチャなのか、それとも単なるガチャなのかが不明な状況だ。

DIAMOND ONLINEの社長へのインタビューで次のようなコメントがあった。

『カプコンはイベントで1度だけガチャをやったことがある程度。コンプガチャが廃止されても業績に与える影響はほとんどない。』(DIAMOND ONLINE『カプコン社長 辻本春弘 行き過ぎからの反省は必要 ソーシャルゲームはまだ伸びる』より)

もし、単なるガチャであったのであれば、違法でもない。

このあたりが尾を引いてスマホアプリへの進出を見誤った可能性はあるだろう。

実際にカプコンがどういったタイトルでガチャ、もしくはコンプガチャをしていたか情報募集ですね。

PS4への目立った動きがない件はどうなんですか?

「deep down」というタイトルが制作中のはずなのだが・・・。

これで動きがないとか言われても困るだろうに・・・。

最後にソフト不足についてはどうでしょうか?

不足と言えるほど不足ではないと思う。

例えばE3で発表されたタイトルでも海外向けに公開していたし、そうしたものをなかったことにしてソフトが無いといわれてもどうなのかと。

それとも、日本向けのタイトルが無いと言いたいのだろうか。

自分の都合で日本ではなく海外を見ろと言ったり、日本国内は、と言ったり、大変ですな。

日本向けだけ見ても、スマホアプリにもソフトを出しているので、どのメーカーと同じく、既存のゲーム市場向けは減っているのは当然といえば当然。

こうして話を聞いていますと、カプコンはまったく問題ないということですね。

そういうわけでもないが・・・。

どっちなんですか、いったい・・・。

日本国内ではさほど問題は無いと思うのだが、やはり海外市場で展開していこうとすると、負担が大きくなる。

海外の大手はそれこそギャンブルでもするかの如くに大金を用いて開発し、成功すれば良し、失敗して会社が無くなるのもまた良しという考えてゲーム作りをしている。

しかし、日本のメーカーとしてはそういったギャンブル的ゲーム制作はすでに2000年代前半に経験し、そうしたことはしないという結論を出している。

そうした中で、一時期カプコンはXbox360時代に海外で評価を得た作品を出したものの、今は海外のゲーム制作の大規模化に追随せずにいる。

そしてその結果、ここ最近発売された海外を意識したゲームが軒並み低評価となっている。

では、海外展開を諦めるのですか?

今現在は、ハード機メーカーと協力して展開していくことを考えているのだろう。

事実かどうかは知らないけど、「バイオハザード7」がXbox系ゲーム機でしかでないという話が出たのも、自社のみでは負担が大きすぎるため、マイクロソフトに一部資金の提供や有利な条件を引き出したのかもしれない。

「deep down」はPS4専用タイトルだが、これももしかしたら優遇措置を受けての専用タイトル化なのかもしれない。

今はこうした形で海外向けソフトを出すものの、これらが失敗に終わると、それこそ一部のタイトルのみしか海外向けとして開発しなくなる可能性もある。

では、これらのタイトルの結果を待ちたいところですね。

多くのゲームユーザーからすれば、日本で唯一、海外向けタイトルで成功を収めたメーカーでもあるので、引き続き頑張ってくれ、という期待も大きい。

良い結果が得られればよいものの、日本の企業として海外の開発メーカーと同じように渡り合うのは現実的ではないかな、とも思う。

うまく、単に開発費をかけるだけでなく、発想の力で魅力的なタイトルを出してもらえたらと願う。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:妖怪ウォッチ2が300万本タイトルになる予感、日本の3大RPGの一つにまで成長か
1つ新しい話題:スマホ系ゲームがゲーム業界にもたらしたただ一つの評価すべき利点

『カプコンの深刻さはソフト不足にあらず』へのトラックバック

トラックバックURL: https://www.makonako.com/mt/mt-tb.cgi/4504

『カプコンの深刻さはソフト不足にあらず』へのコメント

モンハンって300万本じゃなかたっけ?

バイオに関しても外伝もなかったから、あれ?発表なし?という感じ。

今までハード普及期にヒットコンテンツ提供して存在感示してたのに、今世代まったく存在感ないから、やっぱ衰退してると思うよ、カプコン。

投稿者 : 匿名

ロックマンDASH3を出せば

投稿者 : 匿名

カプコンが以前より元気がないのは周知の事実なんだけどな。
だって事実昔と違って今はモンハンだけじゃん?
バイオも6でだいぶ内容的にも売り上げ的にも失敗したし
いつものサイクルなら7はもうとっくに発表されてもいい頃だと
思うのだがないところをみると開発が困難してるのか作る余裕がないんだろ。

投稿者 : 匿名

コンプガチャのようなものはMHFでやっていましたね。
ターボパック、ブースターパックという名前です。

ガチャを回すたび、武器種11種中1種類、もしくは防具5部位中の1部位だけを作れるチケットが当たりました。
一回当たるだけでは最終強化できず使い物になりません。同じチケットをもう一度引き当てる必要があります。

ただ、同シリーズをまとめて装備するのではなく、優秀な部位を一つだけ組み込むスタイルが主流だったため、そこまで騒がれなかったのでしょう。(シリーズで統一したければ、当然ながら大金を注ぎ込む必要があります)

現在は批判を避けるためか、武器の最終強化に二枚目は必要ありませんし、防具は共通のチケットに統一されました。代わりにガチャ防具の性能も残念になりましたが・・・。

他にも阿漕な商売をしているので、課金周りだけでも調べてみると面白いかもしれません。

投稿者 : 匿名

カプコンは海外ユーザーの間でも嫌われ者になってるのが昨今の低調に影響されてるんだろうなぁ

あとソフト不足というより先見力の無さのほうが問題だと思う
まあPS2時代からカプコンの先見力の無さはずば抜けてたけど
あと一番の問題はやはり買収の件だろう

投稿者 : 匿名

>海外の大手はそれこそギャンブルでもするかの如くに大金を用いて開発し、成功すれば良し、失敗して会社が無くなるのもまた良しという考えてゲーム作りをしている。

>しかし、日本のメーカーとしてはそういったギャンブル的ゲーム制作はすでに2000年代前半に経験し、そうしたことはしないという結論を出している


そして訪れたのが海外市場の活性化と日本市場の衰退で見事に日本だけ一人負け状態
日本サードのだした結論とやらは間違いだったとはっきりと分かんだね
逃げてるだけの会社は存在価値が無いよ、無価値会社だよ
まるで日本の映画業界と海外の映画業界の写し身になってるようだよ・・・・

投稿者 : 匿名

人材がどんどん流出してしまったのが痛いんじゃないですかね。
もうDMCシリーズは買わないことにしてベヨネッタ2予約してますし。

投稿者 : 匿名

カプコンの場合、収益面での問題は確かに少ないと思います。
多くのユーザーが批判しているのはMHの3DS移籍、バイオ6の出来、その他過去作やブランドの扱いでしょう。

MH3Gと4に関して言えば、カプコンの移籍判断それ自体よりも移籍先の任天堂が「何を考えたの?」と言いたくなるような携帯機(それも狩りゲーには最も不向きなタイプ)を出してしまった事が大きいかと・・・
その他の作品も多くの傑作ブランドを「劣化」とまではいかないまでも明らかな失敗作を出したり、シリーズの継続を止めて「死蔵」したりという点が大きいのではないでしょうか?

(個人的にはロックマンとかを任天堂ハードで新作作ったり、鬼武者をリマスターしてVitaかPS据え置きに出したりするだけで評価も一変すると思うんですけどねえ・・・)

投稿者 : だめお

当初から海外向けって意味だと、たしかにカプコンが唯一の成功者なのかなぁ

それはともかくディープダウン、完全にデモンズソウルなんだよね
バサラみたいなもんにならなきゃいいなぁって思ってます
オンゲーだからそんなひどいことにはならないかもですが
話だけ聞くとモンハンFとか重課金ゲーになってるらしいのも不安ですね

それ以前にいつ出るんだよって気分になってますけどねw

投稿者 : 匿名

メディアの記事にいちいち突っ込みいれてたらキリがないと思いますが・・・

買収防衛策が否決されたことを大げさに捉えるひとがいますが、否決されるのが当たり前です
基本的にどんな企業も買収されたほうが株価は上がりますから、株主がそれを期待するのは当然です

投稿者 : 匿名

任天堂といいカプコンといい、アレだけミリオン出してるのに赤字とはどう言う経営してるのか不思議になります。
任天堂はともかく、メーカーたるカプコンは結構な利益出してるものと思ってました。

投稿者 : 匿名

カプコンのゲーム事業の営業利益推移を見る限り非常に不調と言ってよいと思うが
ゲーム以外が好調で業績が良いというならセガも同列に好調な企業となってしまう

2007/3:116億円
2008/3:81億円
2009/3:164億円
2010/3:78億円
2011/3:138億円
2012/3:128億円
2013/3:70億円
2014/3:44億円

投稿者 : 匿名

ストリートファイターはII'まで、バイオハザードは1がピークだったな。
魔界村とかは有名だけれど難しすぎてサッサと匙を投げた。
あとは全然知らないなーそれ以降のビッグタイトルは第一作、二作目辺りはゲームしない時代に居たから全然手を出してないわ。

ナンバリングタイトルとかは一作目を逃すとそれはもう自分の青春の壱ページにも一文も無いから興味が出ないんだよね。

投稿者 : 匿名

上で同じこと言ってる人もいるが
今世代のカプコンは本当に存在感が全くない
スクエニどころか任天堂より存在感がない。

誰も期待してないし注目もされない会社に落ちぶれてしまった
本当に大手なのかと疑問に思うくらい。

投稿者 : 匿名

カプコンの誇るロックマンブランドの最新作がクロスオーバーとかいうスマホアプリな上に閑古鳥が泣いてるのが悲しいなぁ
韓国じゃもうサービス終了したらしいし

投稿者 : 匿名

投稿者 : 匿名 2014年7月26日 20:30

カプコン公式ソースによると
バイオ5は660万本で、バイオ6は580万本
モンハンP3は480万本で、モンハン4は410万本


つまりバイオだけじゃなくカプコンはモンハンすら失敗していて何も残されてないから
実際には更に酷いという状況が明るみに・・・

投稿者 : 匿名

まこなこさんは和ゲーが洋ゲーに追随しようとするのはお好きではないみたいですが、
カプコンまでそれをやめてしまったら取り返しがつかない事になります。
戦後の軍用航空機開発のように一生追いつけなくなるでしょう。
まこなこさんは最近の洋ゲーにお詳しくないようですが、
1プレイヤーとして、グラフィック面はもちろん内容でもその差の広がりを感じざるおえません

投稿者 : 匿名

激しく同意。

私も同じだと思われる産経の記事を読んだ時、妙な違和感を感じ「何だか詭弁っぽいなぁ~」と思っていましたが、マコさんの発言でスッキリしました。
最近の産経の一部の記事って夕刊系と同じくらいに信用ならん物が普通に(偉そうに)載って来る様になったかもですねぇ。

投稿者 : 匿名

ソフトの好不調はともかく、まこさんも本文で指摘があるように、経営に関しては問題ない会社だよ。

>カプコンのゲーム事業の営業利益推移を見る限り非常に不調

セグメント別利益率が6%出ていて、「非常に不調」とな?
連結ベースでの営業利益率は10%なので、数値上は足を引っ張っているセグメントだが、アミューズメント部門の利益率が補っているので経営的には問題無いよ。むしろ筋が通ってる。

収益の話をするなら、額じゃなくて率で話をするのが基本だよ。

特損は出てても営業も税引き後も利益は出てるし、自己資本比率60%の上場企業でキャッシュもプラス。
しかもここ5年で株価は安定して推移している。

経営上な問題にどうしてもケチ付けるなら、先日の総会で防衛策がNGになった事ぐらいだろう。
中長期的な視点での安定株主の確保が、この会社の一番の課題。

その弊害になっているのが、実はアミューズメント部門かもしれない。

投稿者 : 匿名

2004年PS2のモンハン初版から海外で売れない原因が
色々と言われてますが、
「所謂似非中世キリスト教的悪玉としてモンスター側が
 人間側と対峙してないで、
 攻めてこない、狩られるだけ」
なので外人さんたちにビンと来てない、だけってカキコが
海外系掲示板乾燥としては多いような。
 モンハンの本来から外れるけど、売りたいなら某キメラ
アントとかゾンビ、デビル、デーモン系とかにして、
ちゃんと人間側系に悪さするのを防ぐ系にすれば良いような。

投稿者 : セス

任天堂+カプコンが売れてる、というのがそもそも事実誤認だけどな。

投稿者 : 匿名

モンハンを進化させるなら、昨今の溢れるほど出てる共闘ゲーより、
本来のハンターもの=狩猟生活シミュレーターの方に行くべきじゃないかなーって思ってる
まー据え置きでやろうとしてたのがそっち方面で、あんまり受けなかったから今があるって言われるとそうなんだけどw
PS4やXboxoneならそっち方面でもっと凄いのが作れて、国内より海外で受けそうな気がするんだよね

投稿者 : 匿名

モンハンは、海外じゃ軽快で簡単なアクション(それでいてアクションゲーマーにも満足がいく内容)に対して、愚鈍で覚えゲーなアクションという、日本人は好きだろうけどストレス値が高いもっさりゲームだから海外じゃ受けんよ。
それこそゲーム性を全部変えて別ゲーにせんと。

んでまぁ、そうやって作ったドグマは物量が圧倒的に不足して失敗したんだななぁ。
今の海外ゲーは物量もゲーム性も両立させんといかんから国内メーカーには荷が重すぎんだね。

投稿者 : 匿名

>収益の話をするなら、額じゃなくて率で話をするのが基本だよ。

それではゲーム部門の営業利益率も併記する
ゲーム部門が不振であることに納得して頂けると思う

年度:営業利益:営業利益率
2007/3:116億円:18.4%
2008/3:81億円:22.5%
2009/3:164億円:26.1%
2010/3:78億円:17.8%
2011/3:138億円:18.7%
2012/3:128億円:21.5%
2013/3:70億円:11.1%
2014/3:44億円:6.8%

投稿者 : 匿名

ガイストクラッシャーの大コケ、これも収益の足を引っ張る要因になったはず。
妖怪ウォッチのようなクロスメディア展開を目論んだが、ゲームは完全に大爆死でワゴン直行。
関連商品もさっぱりで、キッズ層からそっぽを向かれる結果になった。
9月に続編出るけど、更に赤字を拡大させるのは必至。
恐らく最初から続編ありきの構想だったから、今更引くに引けないのだろうな。

投稿者 : 匿名

ガイストクラッシャーは妖怪ウォッチより面白いんだが
掲載誌が最強ジャンプなのが不味かった
これじゃあ子供達は注目しないよ

素直にコロコロで連載しておけば妖怪ウォッチと立場が逆になったかもしれないのに

投稿者 : 匿名

とにかくカプコンは媒体を選ぶのが下手すぎる

どこのハードや漫画雑誌にだせば自社のコンテンツが最も生かせるのかどうかまるで理解してないし
客層を全く把握できてない

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2014年7月29日 15:42
バイオやストリートファイターはPS3とXbox360で一番合ってると思うからモンハンの事か?
正直言って手詰まりで仕方なかったと思うぞ?

据え置きモンハンはオン無料にできない以上、気軽なマルチプレイが望めず、結果トライやFの様なネトゲや有料オンにならざるをえなかったし
勿論それで従来の携帯機モンハンの如く大量に売るのは無理だってのは素人でもわかる
PS3でのクオリティ重視な据え置きモンハンの開発の道を諦めた時から何にも変わってない

じゃあ従来のPシリーズで爆売れしたモンハンを継続させるにはどうするか?
ハードの進歩に合わせてユーザーの目も肥えて来て、いくら売れてるからって旧世代のPSPに合わせて作った手抜き作じゃ
いちいち押入れから出して買ってくれるとは到底考えられない
だから「現行機で出すのが最低条件」な訳だ

株主総会でPSPで出せって言ってた人がいたが、まあこういう訳で無理
じゃあ今ならVitaか3DSしかない訳だ
1600万台売れてて子供や一般人の大人の多くに持たれてる3DSと
そこそこ売れてはいるが基本オタクゲーとモンハン後追いの狩りゲーばかり出してるハードでユーザーもコアに偏りがち

商売ならどっちを選ぶかは明白だろ?
クオリティだけ目指すならVita一択だけど、犠牲にする売り上げ面があまりにも大きいし
そもそもいくら性能良くても記憶媒体の容量が大差ないので、ボリューム犠牲にしないとクオリティは出せない

そもそもSCE自ら狩りゲー推しな訳だが、モンハンユーザーを新規開拓するどころか奪ってるのが現状で
そんな自社(カプコン)に当てつけの様な喧嘩を売ってるハードに良い心象を持つ訳もない

よってモンハンを3DSで出すのは現状仕方のない事なんだよ
他に選択肢がないんだからさ
クオリティで不満が出るのは妥協してるから当たり前なんだが
据え置き新規、ナンバリング作(HDリマスターは除外)を諦めてる以上
カプコンもその辺は分かった上での苦肉の判断なんだろうね

投稿者 : ssd

今回の話の肝は「現状のカプコンは、カプコン像としてはどうか?」って所にあると思います。
で、この「カプコン像」も「私が望むカプコン像」や「日本人ゲーマーが望むカプコン像」「カプコン自身が望むカプコン像」があるのかなぁと。

「私が望むカプコン像」に関しては特に話す価値は無いかな。Vitaにモンハンガーって奴ですね。

「現状のカプコンは、日本人ゲーマーが望むカプコン像としてはどうか?」は、ここのコメント欄を見る限りでも今ひとつな印象です。「日本人ゲーマーが望む」の定義は?って声もあると思いますが、少なくとも最盛期の状態からはブランド価値は下がってきているのではないでしょうか。

「現状のカプコンは、カプコン自身が望むカプコン像としてはどうか?」はホームページのIR情報を見れば予想ができるかと。経営方針や経営計画、CEOやCOOのメッセージなど興味深い内容になっています。
中期経営目標として5ヶ年計画を実行している最中なので、まだ数字的な結論は出せませんが、赤字は出ていなくとも内容としてはカプコン自身が満足していないようですね。今後の課題がいくつが挙げてあって、その達成度を見て行くと、「上手くはいっていない」と言った感じでしょうか。

個人的な結論としては、カプコンが「世界に通用するレベルの大手ゲーム開発企業」を目指すなら、やはり開発の中心を据え置き機に持ってくるべきでしょう。
まこなこさんの仰る通り、1000万クラスのゲームは数少ないですが、500万を超えるクラスのゲームは毎年10本程度生まれています。で、そのほとんどが据え置き機のソフトです。世界規模で見れば、携帯機の市場は小さいですし、今後はスマフォやタブレットに喰われてさらに縮小すると思いますしね。
また、カプコンが国内に留まるつもりならスマフォに注力すべきでしょう。個人的にも悲しい事ですが、国内のCSゲーム市場は間違いなくスマフォに勝てなくなるでしょう。国内のみで大手としての売上を上げるにはスマフォで稼ぐしかなくなってくると思います。国内携帯機で300万〜400万クラスの売上を事業計画として当てにするのはそれこそギャンブルです。年に数本しかゲームを買わない層がターゲットなので厳しい椅子取りゲームが待っています。それならワールドワイドな市場を狙った方が確実性は高いと思います。必ずしも海外市場=バカ高い開発費ではありません。ドラゴンズクラウンなんて1億ちょっとで100万本近く売れていますから。
もう一つ、「PCや据え置き機のF2Pゲームで中国市場あたりで勝負する」って選択肢もあったか。中華モンハンもありますしね。

投稿者 : Hachi