ゲーム業界が終わりに近づく2014年

さて、2014年もスタートしたこともあり、今年のゲーム業界がどうなるのかを取り上げていこう。

今年は期待に胸が膨らむ年となりそうですね。

と、思うのだろうけど、まったく逆になりそうで怖い・・・。

逆とは?

ゲーム業界がどんどんと悪化し、終わりに近づいていくような、そんな年になりそうで・・・。

そんな馬鹿な・・・。

ここでいうゲーム業界とはあくまでコンシューマーゲーム機のことを指す。

スマホなどのゲームに関しては別なのでこの点はあらかじめご了承を。

日本ではPS4が2月22日に発売されますし、Xbox Oneも発売されるかと思います。

次世代機が出そろう年にもかかわらず、悪化するのですか?

そのあたりはすでにわかっていることでもあるし、昨年末には海外で発売済みであるから、既定路線として当たり前として。

その後、何があるのか、ということを考えると、何があるの、となってしまう。

聞き返されても・・・。

PS4やXbox Oneが発売されてもゲーム自体に大きな変化があるわけでもなく。既存のゲーム機とのマルチプラットフォーム展開をすることからも、やること自体は変わらないのだろう。

確かに良い画像でゲームをしたいとか、そういった欲求には答えられるのかもしれないが、それくらいしかない。

日本に限定すれば、そうした画像のよさのような魅力すら満足に得られないのではと思う。現状でも現世代ゲーム機を満足に使いこなせているようにも見えないから。

となると、PS4やXbox Oneが発売されてもゲームそのものに大きな変化がなく、結局は今までの延長線上が続くことになる。

今までの延長線上だと、特に日本では何らよい未来はないよな。

PS2時代からPS3になってソフトの売れ行きは落ちていますので、この延長でいかれるとさらにソフトが売れないという状況になってしまいますね。

では、そのための変化が何かあるのかというと何もない。

こう考えると、2014年は将来的に既存のゲーム業界が滅ぶ一つの変化点になるのでは、と。

このように思うわけだ。

ですが、日本では携帯ゲーム機が栄えているじゃないですか。そちらに期待が持てると思いますよね。

少なくともニンテンドー3DSは今年で終わりでしょ。

そんなことは・・・。

任天堂自体、今年の「大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS」を発売してニンテンドー3DSでのゲーム開発は一服つきそうな気がする。それくらい、任天堂系ゲームは出そろっている。

同じくWiiUにしても、「大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU」と「マリオカード8」を出した後に何かあるのか、という疑問も出てくる。

このあたり、任天堂系ゲームの狭間が2014年に表れそうな、そういった年にもなりそうだ。

となりますと、いよいよ任天堂も次世代機に、ということになりますか?

携帯ゲーム機に関しては早くて2015年にでも発表くらいはありそうな気がする。遅くても2016年。

さすがに据え置き機はまだまだだろうが、携帯ゲーム機と据え置き機とがセットになったゲーム機を出す可能性もあるので、そうなると別々のものが個々に出るというよりかは、任天堂としての統一したゲーム機が1台出るということも考えられるだろう。

ですが、そうした話は今年ではないわけですよね。

なので、特にPS4とXbox Oneの発売が終わった後、直近の先が見えず、終わりに近づいているような気がしてくるのでは。

ですが、来年や再来年には別の可能性もあるということですよね?

それはあればいいね、という程度の話で。

日本だけで考えるのか、世界的に考えるのかでも話が大きく変わってくるし。

日本だとどうしてもスマホ系に開発人員が取られてるため、そもそもソフトが出てこない、という問題がある。限られたソフトの中から自身が楽しむソフトが見つけられるのか、という心配もある。

何でもかんでも手を出すような人であれば、少なくてもなんともないのだが、多くのプレイヤーは好きなジャンルというのもはあるわけだ。そうしたジャンルに適しているものの数が少なく、選択肢がなければないほど、全体を取り巻く先づまり感を実感してしまうだろう。

その結果、ゲーム業界がなんだか下火だな、というものを感じてしまい、敬遠してしまいそうだ。

よくない空気を感じてしまうわけですね。

ニンテンドー3DSは終わりに向けての端境期に、PS4やXbox Oneは現世代機との端境期に入るため、そうした雰囲気がどうしても出てしまう。

それを乗り越え、2015年以降に繋げられる何かがあるのかどうか。

そうした目に見えない何かが今年に出るかどうかが注目の年とも言える。

ずいぶんと何かを包んだような物言いですね。

釈然としない物言いではあるが、今年に関しては何か単純な答えが出るような年ではないかと。

と、まあ、こんなことを思いつつ、2014年のゲーム業界を見ていけたらと思う。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:DQ10せんれき2014年1月1日版、セカンドディスク後初のせんれき公開
1つ新しい話題:PSのクラウドサービスがPlayStation Nowに決定、そこであの一言

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『ゲーム業界が終わりに近づく2014年』へのコメント

俺も昔と比べてゲームやらなくなったな。理由はスロットにハマったからだけど。そのせいかわからんが最近は新作を買ってもすぐ飽きて積んでしまう。逆にスロットは実機も買ってる始末。完全にゲームからスロットへ移行ですね。

投稿者 : 養分

日本においては据え置きから携帯機、携帯機からスマホへと軸が移動しつつあり
かつそもそもスマホも含めたゲーム全般への関心が下がってきているという話で
ほんとに明るい将来は考えにくいですね

投稿者 : 匿名

>PS2時代からPS3になってソフトの売れ行きは落ちていますので


実はそれぞれのシリーズごとに見ると

DMC(360とマルチだったがPS3版単体で前作超え)
戦国BASARA(Wiiとのマルチだったが以下同文)
龍が如く
テイルズ(直前のグレイセスではなくPS2のアビスとの比較)
バイオハザード(6>5>4と綺麗に上昇している)
アトリエ
アルトネリコ
ACE
アーマードコア
信長の野望
ウイニングポスト
マクロス


ちなみにFFとMGSは国内売り上げは微減したが世界累計では超えた
PS2→PS3で売り上げが下がったのはみんゴル、ウイイレ、GTくらいで増えたタイトルより少ない


全体で見ると売上が減ってるのは確かだが
それもPS3でださずにPS2→Wiiでだしてしまったタイトルはほぼ全て売上減少してたり
DSやPSP携帯機に移行したおかげで売上低下してるタイトルが多いからだよ

投稿者 : 匿名

終わらせないためには、ハードレベルでは、
据え置きか携帯かの二極状態がここ近年ずっと続いているから、
バーチャルボーイ以降音沙汰の無い、テレビに繋がないタイプの据え置きとか、
外に持ち出すのは難しいが屋内では持ち運べる程度に大きい携帯ハードとか、
据え置きと携帯との中間タイプの開発とかだな。
まだ道はあるように思える。

投稿者 : 匿名

やはりVitaの存在は無視ですかw

確かに3DSの売り上げの影に隠れてはいますが、Vitaの販売は着実に伸びていますし
アクティブユーザーの比率は3DSとは比べモノにならない程になってますが?
今年はおそらくVitaが本格的に伸びると思うし、来年以降は3DSと立場が逆転すると思います

ただ据え置きに関しては確かに国内は厳しいかもしれませんね、前世代のように国内サードがプラットフォーム選定で迷走する可能性は低いでしょうが
やはり据え置き自体が市場として(国内は)弱くなっているような気がします
PS4には頑張って欲しいし、任天堂は据え置き出し続けるなら「今度こそ」まともなハードを出して欲しい

投稿者 : だめお

新年早々景気悪いね(笑)でもそうそう、
今年のゲームショップていうのかな
そういう店舗群の売上、軒並み七割位らしいね

働いてる人はわかると思うけど大変な数字。
経費が変わらない場合、三割の利益率持って無いと赤字、今ショップに居るかねそんなの。
で、今年に先があるかと言うとね。

一部のゲームは売れるだろう、新しいゲームも売れるかもね。
でもダメダメ、ユーザー数がゲーム人口が増えないとダメ、その空気を出せないとダメ。
日の100万より日々の10万、ショップが経ればユーザーが、そしてメーカーが減る。
業界が無くなるは言い過ぎだけど
日本のゲーム専門店はマジで無くなるかもね

投稿者 : 匿名

3dsに関してはいずれまた大型タイトルの新作等が出るでしょうから
今年で終わるという可能性は低いのでは?

投稿者 : 匿名

WiiUに関しては、Wiiでヒットしたソフトの続編だけでなく、
3DSの3Dマリオランドの続編、3Dマリオワールドとか出しているのを見るに、
3DSでヒットしたソフトの続編も出して、3DS客をWiiUに誘導していくように思える。
ルイージマンション3とか神々のトライフォース3とかが出るとしたらWiiUでではないか?

そもそもWiiUならではのソフトがまだ無いな。
Wiiでも出せたようなものに多少要素を足してWiiUに持ってきた程度のものがほとんど。
元々はWii用に開発していたことを暴露したりするよな。

あと逆もあるかもな。
ルイージマンション2が据え置き(ゲームキューブ)から携帯(3DS)へのものだったから。
NEWスーパーマリオも元々は据え置き(スーファミ)のを携帯(DS)へのものだったし。
ピクミンのAR付きプリペイドカードを出し始めたのを見ると、ピクミン4は3DSだったりしてな。

投稿者 : 匿名

ソフト的には、インディーズが底上げしていくと思う。
クラウドファウンディングや、広告付の無料ゲームは資金調達を容易にしたし、
ダウンロード販売が普及して販路の問題もなくなった。
ゲームは作りやすくなっているし、ハードメーカーもそれをサポートしてくれる。
この流れだったら、規模は小さくなるけど本数は増えるんじゃないかな。
既存の日本のゲーム会社は…、もうどうでもいいんじゃないか?(笑)

ハード的には、ゲーム以外の何かに期待するしかないけど、
これができるのは今のところはゲーム機だけなので、
ほかの家電と比べるとまだアドバンテージはあるはず。
まあ、それより何よりまずは売ってくれよって話だけど。

投稿者 : 匿名

新型の本体にすぐに飛びつく層がさらに限定されて、普及していないハードで勝負をかけるソフト屋がさらに減るのは火をみるより明らかでしょうね
でも僕はPS4買うよ、まだWiiUの箱も開けてないけど買うよ、こうなりゃ意地だ
PSもPS2もPSPもPS3もVitaもX360もWiiもWiiUもXBOX360も発売日に買ったんだし、ここで止まれるかってんだ

投稿者 : ふじた

ゲームらしいソフトがどうとか聞くけれども、確かにJRPGの類は減りましたが、コア層が1年遊べるだけの量は出てると思いますけどね。

カジュアルなものが目に付きはしますが、それはそれでコアなものに付いていかなかった人が楽しんでるんだから、何でイチイチ叩くのか理解不能。

マニアが市場を潰すとはよく言ったものだなと思いますよ。

投稿者 : 匿名

3dsはたぶんドラクエ11がありますよ 
ただピークは過ぎて性能的にもきついので 
任天堂は早めに世代交代しそうですね 
性能はvitaは上回ってくると予想できますので 
まだ早いですが期待してます 
あとおそらくwiiuも次世代機の開発してるでしょうね 
cpuのクロックアップの情報のやつです 
wiiuでは不可能な数値なのでたぶんwiiと同じように 
wiiuの部品を流用してフルチェンジだと思います 
こちらもps4の性能を越えてくるでしょうし期待です

投稿者 : 匿名

去年一年の間でブームだったのがパズドラと艦これ
結局この二つのソフトが売り上げもトップだったのでは?
そんなスマホ、プラウザゲーが持てはやされるガラパゴス日本のゲーム業界に、次世代高性能ゲーム機でるから売り上げを期待ってのが無理ですわ
個人的には日本のゲーム業界には何も期待してないので洋ゲーが何本も出てくれれば満足です
次世代機で更に海外とのクオリティーの差が出るだろうから洋ゲーの方が売れる割合が去年より増えるでしょうね

投稿者 : 匿名

Vitaが話題に出ないのはしたがないな
普及速度は同時期のPSPの半分でおまけにソフト売り上げは大作ほどマルチなせいで
Vita単体で30万も超えないからこのレベルだと本体の牽引に対して寄与しない
GE2が超えたけど完全な初動型で止まっちゃったし

投稿者 : 匿名

フィギュアと連動するゲームが今後出てくる予想のはずでは?

ブシロードから、
仕組み的はvitaでも展開出来そうな、
TCGと連動するファイブクロスは展開は始まってますが。
一方でブロッコリーは、この方面にはすっかり弱くなってますね。

投稿者 : 匿名

3DSの次世代機は当然開発してるでしょうね。
値段等は3DSのスタート失敗を踏まえてくるでしょうが、任天堂ユーザーの大半はスペックをそこまで重視しないのでソフト資産が豊富な性能もそこそこの3DSで満足しちゃう人も多い気がします。そこをどう狙うか。

性能以外での新しいアプローチは何かあるでしょうか? WiiUのタブコンは成功とは言いがたいですし。

VITAの後継機はそもそも出す余力があるのかという問題がまず思い浮かびますね。

投稿者 : 匿名

Vitaは現状でも本体性能が携帯機にするには過剰すぎてるからなあ
ROMの容量が追いついていないせいでこれ以上性能上げてもソフトをDL専売にでもしないといけなくなってしまう
DL版は最近大分売れるようになったとはいえソフト売上全体の10~15%程度と
まだまだ主流とはいえない状態でもあるし

投稿者 : 匿名

任天堂ハードに関してだが、
WiiUで3Dマリオワールドなんて、3DSにもあっただろ、
しかもその3DS版が度々ランキングに上がって今も売れ続けているだろ的なものの続編ソフトが出る状況を見ると、
WiiUってのは結局、据え置きでもDSのような二画面とタッチパネル導入をやりたかっただけのようにしか思えない。
Wiiでライトユーザーに好評だったリモコンもオプション扱いだしな。

しかし、昨今のゲーム離れの根底に据え置きハード離れがあり、
まこなこでも言及されていたようにWiiブームが一過性のバブル的なものだったとしたら、
据え置きに革新的なアイディア(特にデバイス)を投入、携帯ハードがそれに追随し保守的というのが筋だろう。
WiiUとDSとで逆になってしまっている。
据え置きの方がハードもソフトも開発にコストが掛かることや、
バーチャルボーイのように革新的でも商業的に失敗することもありうるからであろうが、
それでは据え置き離れを更に助長してしまうように思える。
リスクがどんなに大きくても結局は、据え置きの方で革新的なことをやらざるを得ないように思える。
それが出来なければ据え置きからは撤退だろう。
ソフトレベルでもやはり、WiiUで新作、3DSで続編というのは正しいが、
3Dマリオワールドのように、3DS→WiiUの順序は間違いだろうな。

投稿者 : 匿名