WiiやPS3、Xbox360発売前にどのような見解を示していたかを紹介

2010年6月14日:WiiやPS3、Xbox360発売前にどのような見解を示していたかを紹介
6月13日『新型携帯ゲーム機発表を前に、DSやPSP発売前にどのような見解を示していたかを紹介』に引き続き、PS3やWii、Xbox360発売前にどのような見解をしていたかを取り上げてみる。「まこなこ2005年冬」で話した内容となっている。
前回もそうですが、なぜ、このようなことをやるのでしょうか?
再利用...。
......。
という側面もあるけど、まあ、当時、どういった考えをし、そして現実的にどうなったかを各自チェックしてもらいたいからだ。なぜかあの時は、ソニー寄りという烙印を勝手に押されていたのだが、今回と前回を読んでもらえれば、決してそういうわけではないことがわかるだろう。つまりは、何か一つを中心に話すことはなく、ただただ淡々と考え、そして述べているわけだ。変なレッテルを張るのは構わないのだが、それによって見えるべきものが異なってしまうのももったいないものなので、過去の状況を見ていただき、各自に判断していただけたらと。このような思いで、取り上げている。
いよいよE3 2010も始まりますし、過去の機種の総決算という意味合いもありますね。
そういうこと。というわけで、続きを読むをクリックし、当時どういった考えを持っていたかをチェックしてもらえたらと。まだWiiという名前すら明らかになっていない時の話だ。その当時から、任天堂の成功の可能性を述べているのが特徴となっている。公開したのは2005年冬。このあたりでXbox360が発売され、そしてその1年後にWiiやPS3が発売された。1年前であったけれども、概ね言い当てているように思える。
また、自画自賛ですか...。
......。
ちなみに、この当時にも私はいませんでしたので未登場です。それではみなさん、過去の予想を現在と照らし合わせてご覧ください。
1番手:Xbox360
既に発売されている・・・はずのXbox360についてだ。
12月10日に発売ですね。丁度20日前に発売されています。
海外では早くもバグだの不具合だのという話が飛び交っていて心温まる思いをさせられているが・・・。
・・・・・・。
これによって日本での発売延期とかあったら笑える。そういった意味での発売されているはず、ということなのだよ。
ここでニュースが入ってきました。
何かね?
「デッドオアアライブ4」が発売日延期だそうです。
!!
1週間だけですが、12月10日の本体と同時発売から12月17日に延期されました。
もういいよ。Webでも言ったし。キャンセルだけはしっかりさせてもらうぜ。
発売日が遅れても購入すればいいじゃないですか・・・。
この年末年始に他のゲームをプレイするゆとりなんてあるか!
と、いいますと?
12月15日は「テイルズオブジアビス」、12月22日は「キングダムハーツ2」とやらねばならないRPGが続いているんだよ。
12月10日に発売されていればプレイできたわけですね。
とりあえず、本体買って「ファイナルファンタジー11」のベータテストだけでも楽しむとするよ。
話が逸れてしまいましたので戻しましょう。まずはXbox360の可能性から考えていきます。
こんなクソ機種、どうにもならんだろ。
まだ延期を引きずっているんですか!!しかも、マイクロソフトが悪いわけじゃないのですよ!
前から何度も言っているけど、海外ではSCEI陣営を脅かす存在になるというのは間違いない。リリースタイミングも大幅に先を行っているし、プレイステーション3発売までにまとまった販売台数が期待できる。そして、その数を頼りに多くのメーカーがソフト開発をしてくるだろうから。どれくらい売れるか分からないプレイステーション3に対して、既に数が出ていることのメリットは計り知れない物がある。もちろん、一定以上の数を捌いていることが前提だが。
あまり売れていなければ、メーカーもプレイステーション3に期待をしてしまうということですね。
とりわけ、海外向けで良さそうなゲームが複数発売されるようだし。海外ユーザーもまずはXbox360を購入するんじゃないかな。
海外は分かりましたが、日本はどうなるのでしょうか?
日本はまだまだなんとも言えないよ。前回よりかは良い結果となりそうだが・・・。
それは何がそうさせるのですか?
やはり「ファイナルファンタジー11」がプレイできるというのは大きい。しかも、より綺麗な映像で、だ。
ですが、いまさらという感もありますが・・・。
いまさらかもしれないが、まだプレイステーション2でプレイしている人が多かれ少なかれいる以上、どうしても買換え需要が生まれてくる。さすがに今から再びプレイステーション2のBBパックを買うとも思えず。ならば、買い替え先として画像が綺麗なXbox360を選ぶ可能性が高いのではなかろうか。もちろん、パソコンへ移行する人もいるだろうが、今現在、パソコンに移行していない人はやはりパソコンでゲームをすることに抵抗がある人が多いと思われる。となると、ゲーム機であるXbox360でプレイするのでは。
プレイステーション3ではプレイできないのですかね?
そのあたりは微妙。出来るような話もあるが、今現在のSCEIのネットに対する考え方を見ると、発売されてすぐ対応できるとは思えず。マイクロソフトの場合は、既にXboxからXbox Liveという基盤を作り、しっかりと運営してきたノウハウがある。一方、SCEIはPlaystation BBなるサービスを行ってはいたものの、仕組みとしてはたいしたことやってないだろ?
細かい仕組みはわかりませんが、サービスというとメーカーの情報が見られたくらいでしょうか。
このあたりの技術の積み重ねがどれほどなされているかにも因るよな。まあ、単に「ファイナルファンタジー11」を動かすだけであるのなら容易なことなんだろうけど、それだけだと次世代機にした意味ないし。もっと別のことも出来るようにしようとした際に、既存のオンラインゲームを気楽に動かせなくなる可能性が出てくることが、一番の問題になるかと。
そういった理由で、「ファイナルファンタジー11」が出来るまで時間がかかるというわけですか。
そう。そして、ハードディスクドライブや本体には寿命があり、特に初期型のハードディスクドライブを使っている人はがたがきている可能性が高いので、買い換えざるを得なくなりそうだ。
「ファイナルファンタジー11」があるというだけで、今までXboxに見向きをしなかった人がプレイするというのはプラス材料ですね。
ここまでが序盤を大きく決定付ける要素になるかと。
中盤はどうでしょうか?
やはり早い段階からプレイステーション2などで主力として発売されてきたタイトルが発売されるという点だろう。特に金に糸目をつけないオタクに向けたゲームの発売が予定されているし。
オタク向けといいますと、ガンダムとかスーパーロボット大戦とかでしょうか。
他にもザ・キング・オブ・ファイターズなどのように対戦格闘も出る。当然オンライン対戦も可能だろうから、業務用として栄えた対戦ゲームをプレイするために購入する人もいそうだ。
さらに、ゲームユーザーなら気になる「バイオハザード」や「地球防衛軍」などもありますね。
少なくとも前回のXboxの時とは違い、日本人向けタイトルが増えている点は将来への期待を増す理由としては十分だ。なにより、今まで見向きもしなかったメーカーが何かしらでもソフトを開発しているところに注目したい。一つでもソフトを作っておけばノウハウが蓄積されるわけで、Xbox360が売れているようならいつでも別のタイトルを持ってこれるだろうし。一本も作らないのと、一本だけでも作っているのとでは大きく事情が異なる。
なるほど。
まあ、このあたりはXbox360が日本で売れていることが前提となるんだけどな。日本で売れなければ日本人向けソフトの開発をする必要が無く・・・。たとえ日本のメーカーが参加していても、発売されるソフトは海外ユーザー向けのソフトばかりとなる。結局、どこかしらのメーカーが他より先に日本人向けゲームを発売し、一定数以上のユーザーを獲得しなければならない。
それはどのメーカーがするのでしょう?どこも先に人柱にはなりたく無いと思いますが・・・。
そこはマイクロソフトがやるでしょ。一応過去にそれなりのゲームを作ったクリエイターを揃えてゲームを作っているわけだし。ただ、こうして発売されたゲームに対してゲームユーザーの反応が鈍いと・・・。
鈍いと?
Xboxと同じ末路を辿る可能性が高くなる。
・・・・・・。
もっとも、同じ末路といっても、日本だけ駄目なだけで、ワールドワイドでは十分な結果を出せると思うが。
ですが、せっかくですから日本でも活躍してもらいたいですね。

 

2番手:プレイステーション3
プレイステーション3についてであります。
こちらは何から話しましょうか。
正直なところ、まったく情報が無いのだが。
いろいろなところで発表されていますが?
興味がなく、そういった情報はチェックしていなかったりする。
・・・・・・。
技術的な話ばかりされてもねぇ、ってことよ。最終的にはどういう形でゲームをプレイできるのかというのがポイントであって、やれブルーレイディスクだのなんだのといわれてもピンと来ないわけよ。
ブルーレイディスクしか知らないのですね。
すみません。
そうなりますと、何を取り上げれば良いのやら・・・。
話題性無いから取り上げなくてもいいんじゃない?
!!
冗談です。すみません。
まずは可能性から取り上げましょう。
Xbox360と比べ、あまり良い可能性を提示できないんだよな。
そ、そんな!?
既に十分なシェアを握っている状況であり、これからさらに上を目指せるとは考えにくい。となると、シェアは下がらざるを得ないんだよな。そして、世間的にはこの状況を見てプレイステーション3はXbox360に追いつかれそうだ、といったニュアンスで受け止められてしまう。大勝が無理な以上、仕方ないとはいえ、かわいそうといえばかわいそうだ。
ニンテンドーDSの時も同じようなことを言っていましたね。
シェアトップの会社の辛いところだよな。しかも旧来型の産業と違ってソフト一本で一気にシェアを奪うことも出来る分野なだけにトップシェアを維持するのも一苦労だ。
ですが、ソフトの面でしたらプレイステーション3の方が優位に立てるのではないですか?プレイステーション2からの付き合いもあるでしょうし。
今の時代、付き合いなんてなんの意味も成さないよ。より収益を上げられるか、これだけだ。そのため、より多くの販売台数を上げた方か、もしくは条件面でより良い案を出してくれた方に移行すると思われる。
それでしたらSCEIの方が良い条件を出すと思いま
・・・・・・。
な、なんでしょうか、その溜息は・・・。
企業体力の差を考えるとどうしてもXbox360側の方が有利なんだよな。特に、ここ最近のソニーは下降線を辿っているわけで。SCEIとしてはそれなりに頑張っているけど、グループとしてにっちもさっちも行かない状況を考慮すると・・・。
そんなに厳しいのですか?
テレビ事業が足を引っ張りすぎていて・・・。ソニーの本業であるはずのエレクトロニクス部門が損失出している状況で、全体の10パーセントにも満たないゲーム部門にどれだけ金を集中できるのかを考えると、それは無理だろうと。
ですが、プレイステーション3にはブルーレイディスクが採用されますし、そうなりますとエレクトロニクス部門にも良い影響が出るのではないですか?
それでも規模はたかが知れてるよ。DVDから一気にブルーレイに移行するとも思えず。再生ならプレイステーション3を使えば良いとなると、わざわざ別にブルーレイディスクレコーダーを買う必要すらなくなる。となると、エレクトロニクス部門に対しての恩恵はブルーレイディスクを使うということくらいになってしまう。
中長期的に見れば、恩恵はあると思いますよ。
どうなんだろうねぇ。いかんせん、独占では無いというのが痛い。松下も良い製品を出してくるだろうし。
DVDレコーダーでは松下電器がトップですからね。
ちとゲームの話から大きく逸れたので戻す。他のソフトメーカーはより良い条件の機種にソフトを出すだろう。これは販売台数も当然のことながら、ロイヤリティなども考慮してだ。金銭面ではマイクロソフトに敵うわけがなく。となると、よほど販売台数で引き離さないと下手をしたらXbox360に多くのメーカーが移ってしまう可能性も否定できないわけよ。
うーん。
それでも、最終的には販売台数が決めるわけだが、Xbox360から数ヵ月後の発売となっている現状では最初から水をあけられるわけだし。この数ヶ月、短いととるか長いととるか人によって異なるだろうが、勝敗が決するまで数ヶ月間、開発者を遊ばせているわけにもいかず。どちらかで発売するかを見切り発車するときに、既に数が確定しているXbox360で、ともなるだろう。
先ほどから否定的意見ばかりが目立ちますが、プレイステーション2の時も発売日から一気に販売台数を伸ばしてきたことを考えますと、プレイステーション3も十分な売れ行きを期待できるのではないでしょうか?
そのあたりは他の要素も大きく絡むからな。価格という重要なファクターがまだ分からないし、初期ラインナップによって購入の有無が異なる可能性がある。ここ最近のゲーム機販売状況を考えると売れる機種ということで転売屋が買い占めてしまう可能性もあるし、日本先行販売ともなれば海外ユーザーが日本に買い付けに来ることも予想される。単に売れ行きがわからないだけでなく、実際に売れたとなってもそれがゲームをプレイするユーザーに売れているのかどうかすらわからないとなるかも。ならば、ゲームに特化しているXbox360で開発を・・・となるかも。
確かプレイステーション2の時もゲームソフトの購入比率が低かったとのデータがありましたね。
プレイステーション3も最初の段階では同じような運命を辿りそうな気がする。ゲームがやりたいわけでなく、所有欲が勝るという。そして、ソフトの売れ行きを見てどちらが良いかを篩いにかけたとき・・・。まあ、あとは同じ結果だ。
・・・・・・。
ほとんど情報が出揃っていない段階なので、これくらいしか言えないな。
いつになったら情報が出るのでしょうね。
Xbox360の発売前後あたりに何かしら情報を出すかと思ったのだが・・・。少なくとも米国で発売した時には何のアナウンスも無かったよな。この時期に発表がほとんど無いとなると、2006年春発売は正直怪しくなる。遅くなればなるほど・・・。
・・・なわけですね。

 

3番手:REVOLUTION
最後に任天堂の通称「REVOLUTION」だ。
こちらはまだ正式名称が決定していませんね。
ニンテンドーOHとかなるんじゃない?
おう!
いや、そういうOHではなく・・・。っていうか、その顔はなんだよ。
ゲッシッシ。
それはいいから。つーか、懐かしいな、それ。2003年冬のネタじゃねぇかよ。
では、どういった意味で?
ONE HANDとか。コントローラが片手で操作できることから。
ニンテンドーDSがDOUBLE SCREENの略でしたので、そのパクリですね。
パクリとか言うなよ。
ではインスパイヤ?
それも違うだろ。同じ任天堂の機種なんだから。
さて、REVOLUTIONについてですが、こちらは東京ゲームショウ2005の基調講演で大まかではありますが、発表されましたね。
見てないから知らないけどな。
な、なんで見ないんですか!!
面倒くさくってさ。まあ、せっかくだから今から見てみる。丁度ネット上で放映されているし。
そうですよ。見られるんですから見ましょうよ。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
寝るな!!
!?
ったく。
ちゃんとディスクが飛び出すところは見たから。
何を見ているんですか!!
それにしてもすごいよな。
ええ、あの独特なコントローラーはさまざまな可能性を感じさせてくれます。
ゲーム中にディスクが飛び出すんだぜ。
だから、その映像は関係ないでしょ!!
うーん。
駄目ですか?
ひょっとしたら・・・。
ひょっとしたら?
シェアトップ・・・。
おお。
ああ、ちょっと夢見てたかも。
・・・・・・。
可能性だけでいいのなら、シェアトップもありうる。とりわけ、ゲーム機としての地位は確立できるかと。
ゲーム機の地位ですか?
プレイステーション3って、今現在出ている情報とかを考慮すると、ゲーム機として発売したいのではなく、家電の位置づけで発売しようとしているから。そういった点から考えると、次世代ゲーム機ってREVOLUTINOとXbox360しかないんだよな。となると、REVOLUTIONもシェアトップはありうるかと。
それはXbox360に勝てるけれども、プレイステーション3には勝てないということですか?
このREVOLUTIONを見てると、同じ土俵にプレイステーション3を立たせることが正しいのか、という疑問点が出て来るんだよな。REVOLUTIONはおもちゃとして、プレイステーション3はオーディオ関連として捉えた方が正しいのではないかと、こう思うわけよ。別にブルーレイディスクが見られるから、というわけではなく、発売されるソフトも見た目重視の物が占めるだろうという点からもさ。ちなみに、Xbox360はオンライン機能を強化したゲーム機な。
つまりはどういうことでしょう?
プレイステーション3も勝つが、REVOLUTIONも勝つ。2社が勝ち組となれるかもしれないということ。
それはそれは。
で、ぶっちゃけ言わせてもらうと、REVOLUTIONは少なくとも現在のニンテンドーゲームキューブ以上の販売は余裕で越えると思う。特に、海外で人気が出そうだ。
なぜでしょう?
以前、プレイステーション2用ソフトとして発売された「Eye Toy」というのは覚えているよな?
ええ。小錦さんがテレビCMに出演していたゲームですね。カメラに映った自分の姿とゲームの中身が一体化する活気的なゲームでした。
日本では涙が出るほど売れなかったゲームではあるが、欧州で100万本を越える大ヒットを飛ばし、また、北米でも50万本以上の出荷を行っている。こうした体を動かすゲームは、人の目をさほど気にしない海外の人であれば、容易に受け入れられるのではなかろうか。
逆に、日本だと恥ずかしがってやらない人が多そうですよね。
東京ゲームショウ2005で公開された映像で、プレイしている姿の映像もあるが、日本であんなことやっていたら、頭おかしくなったんじゃないかと思われるかもな。
・・・・・・。
まあ、あそこまで大げさな格好をする必要も無いんだし、逆にああいった姿が一般化するまで行けば、それこそ一家に一台の割合で普及してもおかしくない。
!!
ニンテンドーDSで高年齢層への足がかりを手に入れたことだし、その流れにうまく乗れば決して不可能なことでは無いと思うぞ。
そうなりますと、トップシェアも夢ではありませんね。
ん?キミも夢見てる?
!!
可能性だけはね。
いやな言葉ですね。
任天堂だけでは無理で、他のメーカーがどれだけ力を入れるかにも掛かっているから。ただ、全体的な流れとしてはあまり開発に金が掛からないREVOLUTIONに何かしらのソフトは出しておこうとなると思う。実際に販売台数が増せば他の機種からREVOLUTIONを主力機として切り替えてくるかもしれないな。
そうなることを期待したいです。
えっ!?SCEIとマイクロソフトはくたばれって!?
そんなこと言ってないでしょ!!

 

総括
総括です。
予想していたより少ないページ数で終わってしまったためにあと6ページ埋める必要が生じたために総括をすることになりました。
そんな内輪話はやめなさい。
今回語る前提として、ゲーム機としてのXbox360、おもちゃゲームとしてのREVOLUTIONというのがあった。ただ、どうしても分からないのがプレイステーション3のスタンスだ。もちろんゲームも出来るのだろうが、他のこともしたいという意思がそこかしこに見え隠れしている。それが表に出ていないこともあり、いまいちプレイステーション3の姿というのが捉えにくい状況だ。このため、どうしてもプレイステーション3については語ることが限られるということを理解してもらいたい。
言い訳はもう済みましたか。
!!
さてさて、総括はどうしましょうか?
大まかなことは既に各ゲーム機別のところで語ってしまったからなぁ。
・・・・・・。
とりあえず、遊びの部分を追求したREVOLUTIONは今までと同じ延長戦のゲーム機とは思わないほうが良いかもしれない。それこそ、ニンテンドーDSと同じ流れになるかと。
ニンテンドーDSと同じというとどういうことでしょう?
今までと同じゲームゲームしたものではなく、簡単な遊びの提供といったところか。「nintendogs」や「やわらかあたま塾」のようなもの。既存のゲームユーザーからしてみたら、こういったゲームは売れないと思っていた人が多いが、実際は本体の出荷数を引っ張るほどの売れ行きだった。このように、ゲームユーザーの理解の及ばないゲームが主となるのでは。
それでも既存のゲームユーザーに対してのゲームも提供していくと述べていましたよね。
それがうまくできれば、それこそ良いとこ取りで、より多くのユーザーを獲得できそうだよな。まあ、既存のゲームユーザーが実際何を望んでいるのかというと、続編物がやりたいという気持ちくらいしかないので、結局は任天堂だけでなく、他のソフトメーカーの協力が必要不可欠だろうが。
このREVOLUTIONと異なるのがXbox360とプレイステーション3なのですね。
両方とも映像の能力を重視しているからな。Xbox360なんてハイデフハイデフってうるさいし。
はい!でふ。
いや、そんな返事の仕方はいいから。どこの豚だよ。
!!
ただ、映像が綺麗だからってゲームが面白いわけでもなく。また映像を綺麗にするために開発期間も掛かることから、ソフトのリリースサイクルも長くなってしまうだろう。
リリースサイクルに関しては複数の開発チームを作ることで解決できるのではないですか?
そうはいっても限度がある。また、そうなるのであれば、それこそ資金力のある限られたメーカーのゲームしか定期的に発売されないという状況になるかもしれない。スクウェアとエニックスが合併した理由もこの辺りを睨んでのことだし。
ナムコとバンダイはどうですか?
一応似たような理由はある。ただ、ナムコとバンダイは別の面でのメリットも大きいから。必ずしもゲームだけが理由で経営統合したわけではない。
ふむ。
まあ、逆にリリースサイクルが延びた方が、今の発売が集中する状況よりかは良いかもな。
今年の年末商戦は大作ソフトが大量に出ますからね。
先ほど述べた資金力のあるメーカーというと、プラットフォームホルダー以外ではスクウェアエニックス、セガ、コナミ、バンダイナムコといったところか。これらのメーカーからすると他社のソフトが出なくなることから、自社のソフトが買われやすくなるというメリットはあるかもしれない。それでも開発費の高騰からソフトの価格も上昇し、価格の上昇による買えないゲームユーザーも出てきて、なんだかんだで今と変わらない状況になりそうだけど。
次世代ゲーム機の発売でゲーム業界そのものも大きく変わっていくのですね。
まだプレイステーション2なども当分現役だろうから、一気に寡占化するとは思えないが、将来的には生き残る企業は限られるだろうな。
そうならないためにも任天堂には頑張ってもらいたいですね。
本来ならトップシェアであるSCEIが行うべき事なんだけどな。明らかに偏った方向に直走ってるから。
いい結果を生む可能性も当然あるのでしょうが・・・。
このあたりは実際に商品が出てこないとなんともいえない。結果が出る頃には勝ち組になっているか負け組みになるか、決着がついた後だろうけど。
危険性は孕んでいますが、それでもマイクロソフトとSCEIには頑張ってもらいたいですね。
そうですな。

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『WiiやPS3、Xbox360発売前にどのような見解を示していたかを紹介』へのコメント

ソニーよりだと揶揄されるのは、このサイトが原因でしょ。
このサイト、PS3を取り上げている記事の時はさほどでもないのに、Wiiを取り上げる時は明らかに悪意のあるような面白半分の記事名がポツポツ出てきていますからね。
DSに対しても同じような姿勢があったんじゃないですか?

他人からの評価というのは、常に自身の常日頃からの姿勢が物を言うんですよ。
任天堂関連の話題をおちょくってきた姿勢によってそうしたフィルターがかかったんだと思いますよ。

投稿者 : 匿名

>>まあ、当時、どういった考えをし、そして現実的にどうなったかを各自チェックしてもらいたいからだ。
>>なぜかあの時は、ソニー寄りという烙印を勝手に押されていたのだが、
>>今回と前回を読んでもらえれば、決してそういうわけではないことがわかるだろう。
というか、見物客がいないのによくこういう文というか毎度長文書けますね。
最盛期は600人以上は見てた気がするのですが。
私も含めてほとんどの人が見に来なくなった原因は、
やはりライトユーザー層の流入によるコメント欄の荒れた質の低下によると思いますが、
もっと直接的な原因が新作ゲームとゲーム業界のニュースのつまらなさにあるでしょうね。
マジで人が居ないのに毎日の長文でのブログ更新おつかれさまです。

投稿者 : 匿名

>ソニーよりだと揶揄されるのは、このサイトが原因でしょ。
>このサイト、PS3を取り上げている記事の時はさほどでもないのに
>Wiiを取り上げる時は明らかに悪意のあるような面白半分の記事名がポツポツ出てきていますからね。

全然意味が分からんのですが

なんで
面白半分でもwiiの記事が多くて
PS3に関してはあまり触れないとソニーよりなんですか?

その理屈だとむしろ任天堂寄りかマイクロソフト寄りってことになるでしょ

ただでさえこのサイト任天堂に対して好意的な記事も多いですし
単にあなたの勘違いだと思いますよ

投稿者 : 匿名

世の中には勝手に劣等感感じて
敵対視してくる人がいるんだよ

投稿者 : 匿名

すげぇーまこさんの読み、結構有ってるじゃん!
・・・って書くところじゃないの?

投稿者 : 匿名

まこなこの読みSUGEEEEEEEEEE!!
おれもう一生ついていくよ!!
いやここ寂れましたなあマジで

投稿者 : 匿名

>投稿者 Anonymous : 2010年6月15日 01:42
記事タイトルというのは他所様で紹介されるときにもそのまま引用される物。ここで最初に目にするのもタイトル。内容よりも影響力が強いのが記事タイトル。
誤解を生むような記事タイトルというのは、悪意ある展開を望んでいるから故。

「Wiiはニートを増やす」とかのタイトルもそう。
価格比較もせずに「Wiiの価格が高い」「Wiiのコントローラは高い、PS3のコントローラは?」と、
タイトルで恣意的にWiiは全体的に高いかのような印象操作もしてます。
その後はしばらく大人しかったが「WiiとヴィトンのバッグとではWiiの方がぼったくり品?」とかいう内容は面白いが、タイトル記事がまた・・・なのも。

実際PS3の価格決定のときは「PS3の発売日と価格が決定」という事実記事の後に「PS3は高い」なんて記事、出ることすら無。
Wiiは前述の「高い」記事を価格発表記事の翌日に発表。
(Wiiが高いという意見がある事についての取り上げ。中では擁護してるけど、タイトルは明らかに誤解を生ませるための設定)

内容にしてもPS3の記事内では「(6万円が)高い高いっていうけど、これくらいすぐ貯まるだろ?」とかいってました。
「金の管理が出来てない人がブーブー言っているだけのような気がする」とまで言い放ってましたよ。
Wiiに対する高いという意見に対しては、その意見を発してる人達にこうした暴言は一切吐いてないんですよね。(2万5千なんてすぐたまるだろ!グダグダ言うな!みたいなの)
むしろ「コントローラ4つ揃えないといけないからWiiのコントローラは高い」みたいな記述内容すら見られます。
それならBDプレイヤーにBDリモコンがついてなかった当時のPS3はどうなの・・・となるでしょ? 

この時期ではどちらを擁護しようとしていたのかは一目瞭然だと思いますよ。
後、この時期は明らかにコメントを釣る目的の記事タイトル名がいくつか出てきてましたね。
擁護する気が無かったのだとしたら、当時の運営姿勢に問題があったのでは?
だからユーザー数も減少しちゃってるんでしょ?

投稿者 : 匿名

いやぁ、やっぱまこなこはいいなぁ

どこぞの煽り合い助長ブログと違ってちゃんと筋が通った話をしてる

もういい加減誰々の反応とか本当どうでもいい

まこなこ最高!

投稿者 : 匿名