ゲームメーカートップの年頭あいさつ、スクウェアエニックス、カプコン、バンダイナムコ

『激流の中での新年になった。循環的に訪れる景気後退期ならば、厳しい淘汰が起き、よどみが洗い流されて本物のみが残る。足元を固め、押し流されないように身を縮めて備えるのが正攻法だろう。しかし、今回は違う。岸を削り、川底をえぐって地形をも変えてしまう大激流だ。基礎を固めるだけでは足りない。流されないようにするのではなく、流す側に立つ必要がある。』(日経産業新聞2009年1月6日より)

『激変する世界経済と事業環境に対応するには、我々が変化し、トレンドを創り出すという進取の精神が不可欠だ。これまで通り日々の業務において新しさ、オリジナリティー、創造性を追求し、成功体験に安住せず常に市場をリードする姿勢を貫いていきたい。』(日経産業新聞2009年1月6日より)

『厳しい経済環境を受け、見直すべきところは見直し続けなければならない。だが、我々はエンターテインメント(娯楽)を提供するグループ。しかめっ面だけをしていては夢や遊び、感動をお客様に届けられない。二〇〇九年は笑顔をキーワードにしたい。笑顔から生まれる元気や知恵、アイデアが結果につながると信じている。』(日経産業新聞2009年1月6日より)