コミックマーケット、行列の今と昔

2002年12月30日:コミックマーケット、行列の今と昔
28日から続いたソロ3日目!そろそろ辛くなってきましたが、もうちょっと続けちゃうぞ!

コミケでは行列が出来るわけだが、どういったところが行列になるかというと、女性が描いているところのサークルに人が多いような気がする。もちろん、そうでないのも多々あるのだが、かなりの人数を並ばせるようなサークルは概ね女性なのではないだろうか。以前の七瀬葵が運営していたパワーグラディエーションしかり、現在のみつみ美里が運営しているCUT A DASH!!しかり。前者は当時は他に類似する絵を描く人がいなかったのでいいのだが、後者は他にも似たような絵を描く人が二人ほどいるのに、なぜかこの女性のみに集中が集まっているような気がする。

前者は一度コミケ引退(実際にはサークル終了)をしたようなのだが、なぜか別名で復活、そしてまたメインの名前で今回復活した模様。引退の回では販売が遅く、販売物は大量に余っているのだが、徹夜組でも購入できたかどうかと言われるほどの現状だったといわれている。普通に始発で来て購入しにいってもなにも買えないばかりか、終日列に並び続けて時間を無駄にしなければならないということがあったようです。考えてみれば、コミケは全国から集まっているわけで、遠くから交通費を払って出かけ、さあ好きなサークルの本を購入するぞということで並んだだけでコミケ終了というのはどうかね。しかも、最後としておきながら別の名前で再び出るというのも、またまた同じ名前で出るのもどうかと思う人も多いのではなかろうか。ただ、個人の趣味の問題なので復活すること自体はどうでもいいんだけど。あと、引退宣言なのだが、当時かなりの行列を作っていたが、その行列は本当に好きな人だけが並んでいるわけではなく、行列ができるサークルだから並んでいるという人も多かったと思う。そういった状況をリセットし、本当に好きな人のみ来てもらえるようにするという意味でやったのであれば賢いなぁ、とか思うけど。やったのであればね。

自ら行列の長さを少なくした七瀬葵だが、みつみ美里はどういった経緯で列の長さが減っていくんだろうか。この点がかなり楽しみだったりする。他に新たな勢力が表れるのか、それとも自ずと落ちていくのか。

実際そうした行列に並ぶほどの価値があるのかどうかは微妙だったりする。転売も多いため、長い時間かけて並ぶほどではなくなりつつあるような気がするが如何に。

ちなみに、七瀬葵は「アイシア」を、みつみ美里は「こみっくパーティ」というゲームのキャラクターデザインをした人。一応知らない人にフォロー…、なのだが、これらのゲームを知っている人の方が稀のような気がする。

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