WiiUの生産終了が間近、すでにメーカーには当の昔から知られていたこと、だからソフトが出なかった

投稿がありましたので紹介します。

『近日、日本国内での　Wii U　生産が終了するようです。来年以降新型機が出る予定ですが、それにしても打ち切る決断が早いですねぇ。』(投稿)

任天堂オフィシャルサイトのWiiUの本体紹介ページに、近日生産終了予定の案内が表示されました。

この記述後は、しばらくして正式に生産終了となるものと思われます。

どうですか、驚きのこの展開ですが？

絶対驚いてないだろ・・・。

そんなことは・・・。

もうすでに2月の時点で取り上げたんだし、いまさら決まったからと言って、改めて何か言う必要があるのか、と言われると、何もないよ。

その当時の話を見返してもらえたらと思う。

過去に何度も取り上げていますね。

2月18日『WiiU本体の品薄は値下げ？それとも生産終了？』や、2月23日『任天堂新型ゲーム機NXは、3月から4月に発表、ソフトはWiiUのソフト移植が多めか？WiiUは完全に終了』で取り上げました。

その後、新聞報道等で公開された際にも『WiiU生産終了を1ヶ月前に述べていた人がいた！日経記事とその後の任天堂の反応の正しい捉え方は？』でも追加で報道に対する考え方を取り上げました。

その際に述べたように、あえて生産終了時期を2017年1月にすることで、日経は誤りでした、という流れに持っていくのかが注目だな。

姑息な・・・。

現時点で生産終了となっていても、年末商戦が終わるまでは予定のままの記載にするのではなかろうか。

なので、外部から、任天堂の公式発表のみを信じるのであれば、来年1月に公式にすべて生産終了となるかと。

それにしても突然ですね。

ユーザー側からすれば、3月の報道の時点で突然と感じたかもしれないけど、これ、たぶん、メーカーには早い段階で伝えられていたと思うよ。

早い段階とはいつでしょうか？

2015年7月の時点では知られていたはず。

つまりは、もっと前から、ってことだね。

直近のWiiUのタイトルラインナップを見ると、ほとんど他社製品が出てないじゃないか、と思うかもしれないけど、それは事前に生産がおぼつかなくなることをメーカーに伝えていたからだと思う。

だから、メーカーもソフトをWiiU向けに作らなかった。

その要因となったのは、WiiUの部品の一部の生産工場が閉鎖したことであり、それはいつの時点かというと2014年の話。

その後、任天堂も対応を考えはしたのだろうが、結局はWiiUを終了させる方向に動かざるを得なかったのだろう。

この2015年の7月の時点で、といういのはどういった情報から読み解けるのでしょうか？

「ドラゴンクエスト11」の制作発表の際に、突然、任天堂の次世代ゲーム機でも発売する、という話をしたじゃない。

「ドラゴンクエスト11」だけでなく、「ドラゴンクエスト10」もね。

あの時点で、WiiUは終わることがわかっていて、だからこそ、任天堂の次世代機で発売をするということを述べたわけだ。

あまりにも不自然だったでしょ、あの時点での発表は。

確かに・・・。

もうちょっと時間をさかのぼると、2015年3月の任天堂の新型ゲーム機発表の時点で、すでにメーカーには伝わっていたのではなかろうか。

全部のメーカーに伝わっていたのかとか、社内のどの部署まで伝わっていたかとかは別としてね。

少なくとも上の方には伝えていたでしょ。

もう本体の数が限られるのに、何も言わずにソフトを作らせるほどアホなことをするとは思えない。

もしくは、ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)の話が出た段階で、そうしたことをメーカー側も察しただろう。

だからこその今のラインナップなのですね。

さすがに部品生産ができない以上、もうどうにもならんよね。

とはいえ、そういう状況に陥ったのは、WiiUが十分なスタートを切らなかったからでもあるので、任天堂の自業自得なんだけどね。

成功していれば、生産工場も傾くことはなかっただろう。

と、いうことで、WiiUの生産終了に関しては、かなり昔の話なので、いまさら言うのもどうかと。

あとは、先に行ったように、反日経の精神を見せて生産終了を2017年1月以降に発表するかどうかくらいじゃなかろうか。