東京ゲームショウ2016の基調講演でのVRについて、任天堂の宮本茂が正しいことが証明された一幕

東京ゲームショウ2016の基調講演について取り上げましょう。

今回の基調講演のテーマは「VRマーケットの展望」です。

2部に分かれており、1部はソフト開発側のお話。

2部はハードについてでした。

1部に登壇したのは、「バイオハザード7」などを手掛けたカプコン、「初音ミク VRフューチャーライブ」を手掛けたセガゲームス、そして、「サマーレッスン」を手掛けたバンダイナムコゲームスの方です。

どうですか、感想は?

あまり期待できないと、以前述べていましたが。

思ったよりかは良かったと思う。

なんだかんだで大手2社プラス1でもあるし。

大手3社じゃないですか・・・。

1社、おまけみたいなのがいるような気がするんだけどね・・・。

酷いことを・・・。

これらのタイトルに関わった人が登壇してVRについて、自分が手掛けているものと、後はテーマに沿った話をする形で話が進行していた。

どうでしたか、内容は?

全員ぽっちゃりしていた。

それは内容じゃなくて、外見でしょうに・・・。

最初に一つ言えることとして、任天堂の宮本茂の言っていたことは業界全体の認識として正しい、ということだろう。

どうして、ここで任天堂の宮本茂さんが出てくるんですか・・・。

任天堂の株主総会2016で取り上げた内容を思い出してもらおう。

この部分ですね。

『VRについて、E3で話題の中心になると思われていた。ショーフロアーではたくさん展示されていたが、あまり話題にはならなかった。

(中略)

E3では体験した人の反応はいいが、どう使うのかとか、紹介されても何をしているのかわからないなど、期待外れではないかと。』(『任天堂の株主総会2016年』より)

この発言の意図は、人に広まらない、という意味合いだったのだが、まさに、今回の基調講演でも同じような話が出てきた。

具体的には、どうやって共有するか、という話。

どうやって伝えていけばいいのか、という話をカプコンの人も話していた。

また、セガの人も、一つの体験を多くの人で共有することを考えているようなことを述べていた。こちらは、ネット等を用いた空間の共有といったイメージでの話だった。

同じくカプコン側も、一つの空間に複数が入り、その中でコミュニケーションの強化が前面に出ると、ゲームの世界が広がるのでは、と。

最初のカプコンの話はVRの魅力自体を知らない人にどう伝えるか、後半の話はVRの中で共有体験を得ることで、人と人とのコミュニケーションが生まれ、より多くの人に魅力が伝わるのでは、という話。

特にカプコンは「モンスターハンター」シリーズの成功体験もあることから、この共有というのはいろいろと考えるところがあるのではなかろうか。

バンダイナムコは・・・。

あんなひきこもり専用のゲームを作っていて共有も何もあったものじゃないだろ。

確かに、それはそうですが・・・。

「サマーレッスン」に関しては、限られた空間で、より密に人物を描くことで、VRの魅力を出す、というテーマがあったようなので、この時点で広めることを優先して動いていないのは仕方ないんだけどね。

とはいえ、一番広がるのは性を売りにする「サマーレッスン」というのもまた、悲しい現実ではあるが。

となると、最初に言っていた大手2社プラス1のプラス1はバンダイナムコのことですか?

そんなわけないだろ。

どう考えてもセガだろ。

もう、昔のセガなら、とか言っていてもキリがないのはわかっているのだが、他者は独自タイトルを出してくる中、初音ミクなんだから。

キャラクター自体、セガの物でもないし、既存のモデリングを流用してゲーム性もないVRタイトルに仕上げただけなので、魅力は大きく落ちるだろ。

しかも、初音ミク自体が寿命が尽きたタイミングだし。

もし、これが2年前にPSVRが出て、初音ミクのタイトルを出したとなれば、まだまだ盛り上がりもあっただろうけど、今だとちょっと厳しいでしょ。

セガにはぜひとも、ソニックのVRゲームを出してもらいたいですね。

100%、酔いそうだな。

他に気になった話はありましたか?

コスト面だけど、キャラクターとかそうしたものを作るのは普通にゲームを作っていてもかかるので、それ以外のVRならではのプログラムにコストがかかるだけで、それ以外は必要以上にかからない、という話だった。

なので、ある程度の流用できるプログラムができれば、いろいろなVR対応タイトルが出てくるのかもしれない。

「サマーレッスン」のようにVRのためだけを考え、キャラクターを密に作り込もうとすると、キャラクター制作に時間がかかるという話もあった。

なので、専用か、対応かの違いでもコストの掛ける部分が変わってくる。

どこまでコストを掛けるかは、メーカー次第、ということになる。

なるほど。

と、こんなところかな。

後半に関しては、ハード面で2名の登壇者がいたのだが、いずれも日本では普及しないであろう機器ということもあり、話としては良くても語る必要性は薄い。

後半に切り替わる前に、どうもパソコンとの接続が悪かったのか、長時間、スタッフが壇上に大勢集まって右往左往していて、その間に司会の人が一生懸命場繋ぎしていたのがお見事というかなんというか。

モデレーターの人は早く何とかしてもらいたいみたいな態度だったのだが、それを他所に、ひょうひょうと話題を振って時間稼ぎをしていたので、どこまで話題のストックがあったのかとか、気になるところ。

と、裏の苦労にも敬意を払いつつ、今回の話を終える。

PSVRも来月発売されるし、こうした話で盛り上がるのもあとわずか。

あとは、実際に自分でプレイして、その良しあしを体験してはどうだろうか。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:東京ゲームショウ2016、ビジネスデー1日目でプレイしたゲームは?見どころなど
1つ新しい話題:東京ゲームショウ2016の2日目、「ホライゾン」などいろいろとゲームをプレイしようと思ったら?レア物イラストの写真など

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『東京ゲームショウ2016の基調講演でのVRについて、任天堂の宮本茂が正しいことが証明された一幕』へのコメント


確かにVRは他者にその面白さを伝え難い物ですね。
正に実況者泣かせでは無いでしょうか?
体験された方の話しを聞くと、だいたいが「やらないとアレは分からない」ですからね。

そうそう早くも信長の野望新作の話しがありましたね。私は正直、まだ早いwと思ってしまいました。まだ戦国立志伝やりこんでませんしw
新作は出来れば城のクリエイトモードでも付けて欲しいですよ。

投稿者 : 匿名

PSVRって被ってる本人だけじゃなく、TVにもその画面が映るんだよね?リアクションと合わせ、他のコントローラー使えればそれもまた仕掛けになるんじゃないのかな?

投稿者 : まさと

確かに横から見ていて他の人に楽しさが分からないってのはツラいですね。
ゲーム実況を配信してもすごさが伝わりづらいかも?


古い考えなのかもしれませんが、VRを新しい入力デバイス(表示デバイスでもありますが)として考えれば、ゲーム機としてはWiiとかと同じキワモノ的存在と捉えられますよね?
なら結果的に最後は同じような顛末をたどちゃうように見えるんですよね。
(3Dテレビの時もちょっとだけ盛り上がってませんでしたっけ?)

VR特有の面白さを追求しようと思えば専用ソフトが必要になると思うのですが、メーカーはそこまでコストをかけることができるのか?(海外メーカーはやりそうですね笑 あとはWii初期の様なお手軽VR体験ゲーム的なものとかは多くなりそうな予感)

もう一つ肝心なのは、このシステムで何時間もゲームをプレイすること(熱中すること)ができるのか?

今までにないプレイ体験ができるのは間違いないでしょうが、そういうコンセプト自体、根幹がWiiと同じに思えますし、そこまでして深堀するようなコンテンツじゃないような気もします。
結局テレビの前でコントローラー握って綺麗な画面のゲームをするのが一番、っていう…従来型のプレイスタイルに戻りそうな…。
出足はいいけど、結局「独自」のものはコスト高として真っ先に選択肢から外される道をたどる気がするんですけど。

この考えが外れて、5年後には猫も杓子もVR端末でゲームするのが当たり前な光景になっていればいいんですけど、今の僕にはちょっとその姿は想像できないかなぁ~(古い考えでゴメンナサイ。


投稿者 : 匿名

前提条件として他人の視線は酔うってのが有るんで
配信専用に第三者視点の画面は必要なるだろうね
ただ現状でも人物か背景どちらか削らないとキツイんでリソース配分どうするかって問題なりそうだけど

投稿者 : 匿名

普通にモニター代わりにもなるんだよね?寝っ転がって映画観たり、ゲームしたり…何も専用ソフトに拘る事もない。
流行る事は無いだろうけど、このポイントだけでもメリットありそう。
ゲームは1日1時間って、某名人が名言残してますしね。

投稿者 : まさと

PlaystationHomeを復活させて欲しいなぁ
VR空間上を歩けて、Liveshareで他の人の動画を見たり
ニコニコ生放送を他の人と一緒に見られるようにとか
PSVRが無くても出来るし、あったらもっと面白いと思う

投稿者 : 匿名

体験しないと楽しさが分からないって言ってるのはみんな同じ。
そこで諦めたのが宮本さん。
多くの人に楽しさを伝えるにはどうしたらいいかって考えてるのがその他。

投稿者 : 匿名

>>投稿者 : まさと 2016年9月16日 10:50
VRに映る情報とモニターに映る情報、それぞれで魅力的な絵、動きが違ってくるので
やっぱり伝えるのが難しい、あるいは作るのが難しいって話になると思う。下手をすれば、ゲーム二つ分の作り込み・コストが必要になるんで

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2016年9月16日 20:44
研究は続けると言ってるし諦めたじゃなく現状無理ってだけでしょ
そもそも13歳以下がプレイ禁止なのに13歳以下ユーザーを多く抱えてる任天堂にどう伝えろと

投稿者 : 匿名

>>投稿者 : 匿名 2016年9月16日 20:44
考える(ただしうまくいくとは言っていない)なんで皆さんお困りなんですかね?
VRでゲームが盛り上がっていけば非常に嬉しいんですが、心中されると困るんですよ。

投稿者 : だっち

まー、見てて面白さが伝わらないってのは大問題ですね。
ゴーグルで表情も隠れますから、本人が楽しんでいるかどうかも分かりずらそうですし

体験を共有し辛いって、結構アウトな感じがしますねこう考えると

投稿者 : 匿名

オーディエンスの想像力が試されるけれど
外部でAR映像見られたら面白いかな
VR付けたプレイヤをARで見る事のできるシステム

ゲーム機本体と端末を同期させる必要があるけど
ARでサポート出来そう『志村、後ろ!』的なw

WiiUの方がタブコン付いてる分だけイケそうな気はするけど
マシンパワー的に無理だろうな

投稿者 : 匿名

VBがかつて通った道だなぁ。他者に面白さが伝えにくいというのは当時から有った。
今後どんなプロモーションが有効なのか、模索が続くだろうな。

ミクさん関連のゲーム的な人気はピークを等に過ぎ、PS4にAC版を持ってきた
あたりにも終わり…と言うか変革の時が近いことを示唆していますね、

先日の10,11日のライブでは25000人来場したそうなのですが、オワコンと言うには無茶な状況を現地で体験していました。
あれは立ち位置が変わると価値や評価が全く異なるモノです。

SEGAさんの商品をVR化するならHOMESTARのVR版が有望かな。
よく眠れそうな渋いナレーション・解説付きで作らないかね。

投稿者 :  

今更セガが新キャラ造って客を呼び込もうっていうのは無理ですねん。
勢いが衰えたとはいえ、まだそこそこ動くうちに、同じようなのがいる路線の中でも先行して一儲けしようというのは、かの会社にしては珍しく堅実な商売だと思いますが。

当たりか外れか、博打みたいなことを繰り広げてきた会社ですからね。
まぁ問題は折角の当たりシリーズを、巧く使えずにトドメくれるってことを繰り返していましたから、こういう展開はマシな方じゃ?

だからと言って、HMDが欲しいかというと微妙、興味はあるけど、やってる姿は家族に見られたくないな・・・。

投稿者 : ゴロゴロ

>投稿者 : 匿名 2016年9月17日 03:08
VRつけたプレイヤーを周りの人がサポートするだけだったら
1人称視点のVRとは別にTV画面にはTPSで表示すれば出来ると思います

体験の共有については、VRゲームは体験者が独特な反応するんで
プレイしてる人の反応を傍で見てれば、何か大変な事が起きてるんだろうなとかは
分かる気がします、それでちょっとやってみたいと思わせればいいかと
マリオパーティーみたいなパーティーゲームも作りやすいと思いますし

何にせよ新しい分野なので思考停止せず、色々模索していって欲しいですね
任天堂の君島さんも研究中とは言ってますし

投稿者 : 匿名

VRで他人と楽しみを供用するのは開発者任せですわ。
自分は既に予約済みですし、1人もんなので基本的にゲームはボッチでしてますし。
アクアノートの休日みたいなのでも十分だなぁ。

投稿者 : まさと

VRはゲーム、映画、ドラマの一人称体験だけではなく個人的スペースや職場空間を提供することも可能です。
普及のとっかかりとしてゲームが選ばれているということだと思います。
それだけにここでこけると普及に時間はかかるかもしれません。

ただ、現状は次世代ツールの最右翼であることには間違いないかなと。
スマホだってPDAと呼ばれていた時期は高価格で低機能。
公共空間で使おうものなら周囲から奇異な目で見られたもんですが、今は誰も彼もですからね。

投稿者 : 匿名

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