まこなこ11周年記念：今後のゲーム業界展望Part6 まとめ、次世代機から現世代機へ

さて、数回にわたって取り上げてきた今後のゲーム業界展望だが、簡単にまとめて終わりたいと思う。

相変わらずソニーに対して厳しいという意見がありますが、どういうことですか・・・。

そんなことないでしょ。やさしくもないが厳しくも無い。このスタンスは任天堂にしろ、マイクロソフトにしろ、その他ゲームメーカーにしろ変わらんよ。

そんなバカな・・・。

ソニーに対して厳しいと感じている人は、現状の置かれているソニーの立場に対して理解できていないからかと思う。

特に、ソニーという会社自体の企業としての真っ当さが無くなっており、そうした中でどうなんだ、という指摘を常にしてきているわけだ。

企業としての真っ当とはどういうことでしょうか？

ちゃんと利益を上げ、そしてそれを次につなげるということ。

これが無いと最終的には倒産ということになる。

すでにゲーム業界では長いこと任天堂、マイクロソフト、ソニーの3社でゲーム機が発売されてきているために忘れている人もいるだろうが、この最悪な事態が10年以上前に一度起きている。

セガのことでしょうか？

その通りで、昔は任天堂、ソニー、セガの3社がゲーム機メーカーとして活躍していた。

では、そのセガがなぜ倒れ、今のようなみっともない状況に陥っているかというと、企業としての適正に欠け、その結果、本来であれば倒産してもおかしくな状況に陥り、ドリームキャストを最後にゲーム機メーカーとして撤退し、現在に至らざるをえなくなったからだ。

今のセガのゲームが好きだという人もいるかとは思うが、昔のセガは今とは比べ物にならないほどの魅力あるソフトを次から次へと出していたメーカーであった。

それこそ、セガのゲームは世界いちぃぃぃ、と言われるくらいのな。

キャス子さん、懐かしいですね・・・。

それくらい、企業として真っ当な活動をしていないところの末路は憐れなわけだ。

今のソニーはそうした状況が続いており、特にゲーム部門ではPS3で大幅な赤字となっただけでなく、その影響で本来お金をかけるべきセキュリティをおざなりにして個人情報流出問題を起こした。

セガの例を、それにつながる昨今の状況があるからこそ、厳しいと傍から思われるようなことも言う必要がある。

ただ、それは厳しいのではなく、ただただ普通のことを言っているにすぎないんだけどね。

そんな気はしませんでしたが・・・。

さて、いよいよ次世代ゲーム機が終わるわけだが。

始まる前に何をいいだすんですか・・・。

発売されればそれは次世代ではなく、現世代になるんだよ。

もう次世代次世代という言葉に惑わされることなく、日々ゲームを楽しみ、そうした中で現世代機としてこれが良いのかどうかは今後は見ていけたらと思う。

ですが、日本での次世代ゲーム機は来年からなのですが・・・。

ほんと、日本はこの年末盛り上がらんよな。

海外がうらやましいですね。

日本は日本で現世代機の最後を楽しみつつ、次世代機を待つということでここは一つ。

・・・・・・。

次世代ゲーム機が出たからといって何かが一気に好転することも無いが、将来に渡り良い方向に進むのであれば何より。

ということで、また1年、まこなこもよろしく。