許されるゲーム課金、許されないゲーム課金

ここ最近話題に事欠かないゲーム課金について取り上げようかと思う。

今回の話は、あくまでもパッケージ版として購入したものに対するゲーム課金についてと考えてもらいたい。

基本無料などは別の考えがあるだろうから、ここでは考えないものとする。

ゲーム課金と言えば最近ではバンダイナムコが話題を振りまいていますね。

9月13日『バンダイナムコPS3「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」で犯した罪のまとめ』でも少し触れました。

ゲーム課金についてはいろいろなものが存在する。そうした種類に応じて、どういった課金なら許されるのか、どういった課金はゲームユーザーにとって好ましくないのかを触れていきたい。

前提として、ゲーム課金そのものは存在しても問題ないものとする。

昔からゲームをプレイしている人からすると、パッケージを購入してそれだけで遊べるのが当たり前だ、という考えも当然ある。

しかし、開発費の高騰や中古市場の存在を考えると、どうしてもゲーム課金をせざるを得ないというのが実情だ。

中古が無くなれば問題は解決するのですか?

多少は解決するが、中古が無くなったからといって、ゲーム課金で稼げることで味を占めたメーカーが止めるとは思えないんだけどね。

確かに・・・。

ゲームで利益が出なくなってゲームを作る会社が無くなってしまうよりかは、認めるべきゲーム課金は認め、よりよい形でゲーム市場が形成されることを願っている。

そうした考えが前提にあっての、今回のお話となる。

では、さっそくどういったゲーム課金であれば許されるのか、という点から考えてみましょう。

基本的な考えとしては、ゲームとしてプラスとなる課金ならば良いかと思われる。何がプラスなのかは、後で述べる許されない課金と合わせて考えてもらいたい。

プラスとはどういったものを指しますか?

追加シナリオとか、コスチューム変更など。基本はゲームのバランスに影響のないもので、見た目とかストーリーとかが追加される程度であれば、それはゲームの魅力を増すことになるため、良いゲーム課金ではなかろうか。

感覚としては、ゲームセンターで100円を投入するかの如くに追加シナリオなどを楽しめばいいだけなので。

それで金額に見合った分の時間、遊べるのであれば、それはそれで良いだろう。

ゲームにとってプラスアルファとなるものなら良いということですね。

次に、サーバーの維持など、そもそもそのゲームを遊ぶ上で費用が掛かるようなゲーム。これはもう支払うのは仕方ないものだ。

その支払いが無いとゲームそのものが成り立たないのだから。

MMORPGなどの月額利用料などが該当します。

では、許されない課金はどういったものがあるのでしょうか?

まず、削除したものを追加するパターン。

本来であればパッケージ版に入れておくべきようなものや、入れてあってようやくまともなソフトとなりうるような要素をあえて外し、それを課金して買わせようというパターンが該当する。

日本だとこのようなパターンが多く、逆に海外だと先に述べたプラスアルファを追加するような要素が多いと言われている。

これがあるから、日本のゲームユーザーはゲーム課金を嫌うこととなったとも言える。

金を稼ぐ手法だけに囚われ、買い手側の感情を無視した行為が本来ならもっと利益を得られたかもしれないゲーム課金をつぶすことになっている。

他にはどういったものがあるでしょうか?

プレイするのに課金を要するものも許せない要素だろう。

パッケージ代を払っている以上、自分の好きな時間に好きなだけ遊びたいわけだ。それにもかかわらず、まとめてプレイしようとすると金を払えと課金を要求する。

俗にスタミナ制などと呼ばれるものだ。

基本無料のソフトではこのゲーム課金が多いのだがパッケージ版で事前に金を払っているにも関わらず制限されるのはどういうことかと。

「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」で問題視されたのはこの点ですね。

次にアイテム課金。

アイテム課金にもいろいろあるが、ゲームのバランスに影響のあるものや、ゲームをクリアするためにほぼ必須となるようなアイテム課金も論外だ。

これらは基本無料で取り入れられ、先に進むには買わなければ困難であることが多い。

パッケージ代を払っているにもかかわらず、先に進むのに買うことを強いられるのは論外となる。

また、これと似たものにシステム上有利になる系統の課金が挙げられる。

具体的にはどういったものでしょうか?

課金することで得られるメリットが通常と比べて何倍など、大幅なメリットアップが図れる課金が該当する。

それはなぜいけないのでしょうか?

アイテム課金もそうだが、これらがあると、結局はゲームの内容自体が課金を前提とした難易度になりかねないから。

また、実際に難易度がどうなるかは別として、そういったものがあると、難易度を強めてアイテム課金をさせるつもりだな、とゲームユーザー側が疑心暗鬼となるから。

疑心暗鬼になりながらプレイするゲームが楽しめるわけない。

常に追加の支払いにおびえながらプレイしなければいけないわけですね。

最後にギャンブル系の課金だ。

クジ系とも呼ばれている。アイテムくじやガチャ課金とも。

過去にはコンプガチャ、今ではボックスガチャというように形を変えて客にギャンブルをやらせようとする。

現時点では基本無料のゲームにしか採用されていないが、これが今後パッケージ版にも入ってくる可能性がある。なので、今のうちに述べておく。

こんなところでしょうか。

こんなところだろう。

最初にも言ったけど、ゲームユーザー側としても決してゲーム課金そのものが悪いというわけではないということ。

それをここまで悪意を持った状況にしたのはメーカー側の行為によるものだ。

こうしてどういったものが許されるのか否かを見ていくと、多くのメーカーが許されない課金を率先してやっている。だからこそ、ゲームユーザー側もパッケージソフトを買わなくなる。

逆にそうした心配の少ないゲームであれば、ちゃんと買っていくわけだ。

もうちょっとメーカー側も何が許されるのか、ゲームユーザー側の考えを察し、倫理観を持って行動してもらいたいものだ。

そうすれば、おのずと信用が生まれ、そのメーカーのゲームも売れていくと思うのだが。

今後発売されるゲームに期待ですね。

と、このように簡単にまとめてみた。

ただ、本当に語りたいことはこのことはなく。

長く語っておきながらいまさら・・・。

本当に語りたいことは数日後あたりを目途に取り上げる予定なので、よろしければそちらをご覧いただけたらと。

直近、直後の話題

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『許されるゲーム課金、許されないゲーム課金』へのコメント

日本のメーカーが好む、ゲーマーに忌み嫌われる課金
→出撃燃料、ガチャ、プレイ機会に対する課金(規制)


海外のメーカーが好む、ゲーマーに絶賛支持される課金
→アイテム、経験値、ゲーム内クレジット

投稿者 : 匿名

ピンボールとパチンコの違いだな>許されるゲーム課金、許されないゲーム課金

投稿者 : 匿名

ぶっちゃけた話、労力を要したかどうかだけだと思うけどね。
オンラインゲームなどはアップデートや鯖の維持費などでOKだと思う。
追加シナリオも、労力を要して作ってるのでOKだと思う。
追加キャラやコスチュームも同じ。
やり玉に挙がりそうなソーシャルゲームも運営をしていく上での必要なことなのでOKだと思う。
んじゃ、何がダメなのか。
単純に言うと労力を要さない要素だと思う。
アンロックなど、元々作ってるにも関わらず追加料金を取ろうとするものや、鯖の運営をしてるわけでもなく、フルプライスで購入させておいて金銭的制限を兼ねるっていうものなど、特に後者は論外だと思う。無料配布でっていうならわかるんだけどね。

投稿者 : K

いまだに2種類のバージョンを発売するソフトが、1番許せない要素だとおもうよ

投稿者 : 匿名

俺はもう課金は、まこなこも言ってるサーバーの維持費などで必要となる金を月額として集めるもの以外は反対だな。

ゲームに必要であろうとなかろうと。有利になろうとおまけ程度の要素であろうと。課金によってのみしか手に入らないアイテムとかある時点でアイテムはすべて集めなければ気がすまない、宝箱は全部開けないと気がすまない、イベントは全部見なければ気がすまない、俺みたいな精神欠陥のある人は結局全部買わなければならない。

同じ理由で、ソフトを購入する先によって違う様々な"ゲーム内でのアイテム"の特典がついてくるパターンも死滅してほしい。

投稿者 : 匿名

ゲームが売れなくなってきた昨今では課金は必要でしょうがやり方がユーザー度外視なのがね。
バンナムがもう少し心を入れ替えてくれたら全体的に良くなるんでしょうが未だにやりたい放題の焼畑課金ですからね。

投稿者 : 名無し

アイテム課金が日本で特に蔓延るのは日本人のTVゲームに対する姿勢が問題だと思うんだよね。

大雑把に言うと海外ではTVゲームをスポーツやチェスなどと同じく競技性の高い自己表現の場と捉えていてさ。
まず重視されるものが自分のプレイヤースキルの高さとかそういったものだから、
金払えば他の人より目に見えて有利になるようなアイテム課金とかはあまり好まれないし、
そういったものに頼るやつは実力不足で単に卑怯なだけと思われる。
勝敗に人生がかかってるとかならともかく公式戦以外のチェス等で常にハンデ付けられた状態で勝って喜ぶ奴なんて子供くらいしかいないしなあ。

対して日本だとTVゲームは子供のおもちゃ現実逃避の場として使う人が多くて、
現実のプレイヤースキルより時間や金を掛けてでも他人より有利な条件で勝って自己満足に浸りたがる人が多いから、
アイテム課金とかで常に他人より有利な条件を維持したがる。
だから日本ではアイテム課金みたいなのが他の国よりも浸透しやすい。

このように日本でもTVゲームに対しての認識を改めないといけない時期に来てる思うんだよ、
日本でもTVゲームは単なる子供のおもちゃや現実逃避の場という認識を取り払って、
将棋とかと同じような競い合うものとしての認識が広まらなければ悪質な課金はどんどん広がる一方だと思うんだよな。

日本だって将棋で相手が駒落ち状態の時しか勝てないのに喜ぶ人なんて子供くらいしかいないのだから。

投稿者 : 匿名

追加DLCで良くない思うことは総額いくらになるかわからないということかな。
どうせ買うなら全部買いたい欲求があるから基本手を出さない。
総額いくらとわかるなら逆に手を出してると思う。
あとは全部買ったらソフトの金額オーバーする課金はユーザー舐めてると思う。

投稿者 : 匿名

OEの「経験値2倍」の販売で疑心暗鬼になりました。
実際それほどキツくはなかったですが、
これ見たとき一瞬プレイやめようかと思いました。

投稿者 : 匿名

出撃燃料課金って「徒競走で全員が紐もって走って、全員が公平に一等賞!」っていうやつみたいで気持ち悪い。

投稿者 : 匿名

テイルズの衣装関連はゆるされない課金だな。
1キャラ300円×パ-ティー9人分
コラボ衣装だと1キャラ500円にもなる。
水着衣装なんて過去の作品には普通に入っていたのに・・・。
まこなこが以前言っていた通り、アイマスのDLC以降バンナムが守銭奴になっているなぁ。

投稿者 : 匿名

>大幅なメリットアップが図れる課金

知恵の輪を力技で解くのが馬鹿げている、面白くはないというのを子供の頃から教えていれば…と思っていたが、
そういうのが前提となっているのもあるとなると…

投稿者 : 匿名

課金ユーザーの中心がゲーマーの海外とオタクの日本ってだけでしょ

投稿者 : 匿名

F2Pで……

許されるゲーム課金 = プレイヤーの努力や技術でどうにかなるモノ(アイテムや経験値)

許されないゲーム課金=プレイヤーの努力や技術でどうにもならないモノ(出撃回数制限)

投稿者 : 匿名

ゲームのデータ量が肥大化し、開発費も馬鹿にならないのに¥8,000-程度が上限でパッケージ価格が値上げ出来無い以上、
それなりにメーカーに対価を還元する意味でも課金要素があること自体は否定しない。
ただ、今後ゲームソフトのパッケージ代金がハードの世代を経て高騰していくのなら、この限りでは無いかなぁ・・・
PS3→PS4で性能はそれほど変わらないのに¥1,000-くらい定価があがるみたいだしね、
そうなったら課金要素なんか無くして欲しいと思う。

投稿者 : 匿名

追加DLCで追加マップや新しいコスチュームは許せる
でも、バンナムとスクエニの課金は地獄に落ちろって言う課金が多すぎる
もうバンナムのゲームを買うのを辞めるぐらい呆れている
んで、洋ゲーしかやらんくなったわけですよ
上にも上がっているが元々あったような機能までオミットされてるとかもうね

投稿者 : 匿名

入っちゃダメな方の課金システムが全部入ってるな、パワプロ2013

投稿者 : 匿名

SKYRIMやGTAレベルのDLCボリュームなら普通に2000円とかでもみんな買ってる上に絶賛してるからねぇ

日本は正直モラルがないというかゲームは客商売かつサービス業を含んでいるのに殿様商売にしてしまったところだろうな

客を楽しませる感覚を失っている

投稿者 : 匿名