けじめを付けないスクウェアエニックス、いいかげんにするべき

ほんと、スクウェアエニックスには困ったものだ。

本日発表になった、ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターを用いたソーシャルゲームの話でしょうか？

えっ！？そんなの発表になったの！？

情報くらい仕入れなさいよ...。

まあ、そちらは他に言いたい人が大量にいるだろうから、特にこちらから言うことは無く。

そんな...。

今日はそれとはまったく別の話なのだよ。もうね、スクウェアエニックスはいい加減、けじめをつけろ、と。

業績悪化に対する和田洋一社長の退任ということですか？

えっ！？そんな酷いこと考えてないけど！？

うそくさい言い方を...。

それはそれで、そう思った人が声を出してもらえればいいので。

では、いったい何が言いたいのですか...。

いい加減、PS3の「ラストレムナント」の発売中止を正式に発表するべきだ、と。こう思うわけだ。作っていないのは分かっているので、後は発表のみ。しかし、そうしたことをしない。そのことに怒りすら感じる。

けじめとは、PS3版「ラストレムナント」の発売中止の発表を、というとですか？

その通り。今でもスクウェアエニックスのオフィシャルサイトのPS3の項目を見ると、発売日未定で載っていたり、ゲーム雑誌とかは見ていないので分からないが、たぶん載っているだろう。

たぶん、って...。

いや、もうゲーム雑誌なんて買わないしわからんけど。そのゲーム雑誌のオンラインサイトで普通に載っているので、たぶん雑誌の方でも載っているかと。ということで、twitterで聞いてみたら、載っているとのことだ。

わざわざ聞かないでください...。

昔はワンダースワン版の「ファイナルファンタジー3」でもうやむやにして消えていったということもあるが、ユーザーとしては発売日一覧にあれば期待をする。しかし、その期待を裏切り続ける。この姿勢、企業としてどうかね。

本当に待ち望んでいる人が一人でも入れば、それはその人に対して不誠実な態度を取り続けたことを意味します。決してすべきことではありません。

ハードメーカーとの契約上、どうなっているか分からないので、安易に発言するわけにもいかないが。たとえば、発売中止と発表すると違約金のようなものを払わなければいけないとなると、最後の最後まで残してうやむやにしようという考えも出てくるかもしれない。しかし、こういったことはたとえお金が出ていくとしても、しっかりとした対応をすべきことだ。

なんでもユーザー投票によって選ばれる期待の新作でも直近で17位に入っているという情報もありますね。

そのあたりはもうユーザー側もネタとして選んでいるようなところもあるだろうけど...。

ネタですか...。

PS3版「ラストレムナント」の発売中止の可能性を示唆したのが2009年。3年経過してもなんの発表もしないとは...。情けない限りだ。

2009年6月24日開催のスクウェアエニックス株主総会で次のような話がありましたね。PS3版「ラストレムナント」についての質問に対する和田洋一社長の回答です。

『複数で出すと言って出さなかったのは、開発にとっては痛い話かもしれないが、収益性を考えざるをえない。このプラットフォームで出して、別の方でやったら爆発的にヒットするというのでなければ、同時なら別だが、時間差があるものについては、ある程度の成績以上でないと別のプラットフォームにしてもあまりパフォーマンスは変わらないだろうという判断をせざるをえない。技術的なところ、方針的なところとは違ってドライに収支ということで判断していく。』(『スクウェアエニックスの株主総会2009年』より)

もう、いい加減、PS3版「ラストレムナント」の発売中止を正式に告知するべきだ。そうしてけじめを付けるべきだ。ユーザーにとって不誠実なことをいつまで続けるのか。今一度考えるべきだ。まあ、誰もいいだせもせず、なあなあで過ごすところがスクウェアエニックスらしいと言えばスクウェアエニックスらしいが。

そんなことは...。

だから、個人情報漏洩がバンバン起こるんだよ！

それとこれとは違います！

そんなわけで、誰でもいいから社内で声を出してくれよ。こんなことも出来ないのかと思うと、倒産情けなくて涙が出てくるわ。

倒産じゃなくて、父さんです...。縁起でもない間違いしないでください...。

倒産も情けなくて涙がでますね...。

今日は2回債務超過になっている会社の話をする時ではないぞ。

誰もしていませんよ...。