日本版ソーシャルゲームは如何にして没落していくか

2012年2月20日:日本版ソーシャルゲームは如何にして没落していくか
今日は俗に言うソーシャルゲームとやらを取り上げていこうと思う。
そもそもソーシャルゲームとは何なのでしょうか?
定義としてはSNSなどを用いたゲームで、コミュニケーション要素も含まれたゲームとなる。ただ、今のところ、細かいゲームの内容で判断するよりかは、単にSNS上で展開されているゲームという捉え方が一般的だ。
今回は、今後どうなっていくかの話とのことですが。
今は順調にユーザーを増やしていますし、今後も拡大傾向が続くようですね。
基本的にはそうであるが、日本だけはまた違った見方が出来るのではないかと。
なぜ日本は異なるのでしょうか?
今、日本の会社は日本中心にサービスを行っており、十分すぎる収益を上げている。ここ最近の旧来からのゲームメーカーの多くもソーシャルゲームから収益が高くなりつつある。
コナミは家庭用ゲーム事業以上の収益があったという話もありました。
だが、多くのメーカーが大量にソーシャルゲームをリリースしていることから、もう新規タイトルが入り込む余地が限られてしまっている。新たに出しても十分な収益性を出せず、畳むようなものも出ている。まだゲームメーカー系は過去の家庭用ゲームを元にしたゲームで得たコンテンツを元にソフトを作り旧来ファンを巻き込んで人を惹き付けられるからよいものの、一時期タケノコのように出てきたソーシャルゲームメーカーといったものの収益性は悪化していると思われる。
やはりゲームメーカーの物作りのノウハウなどの方が上だったというわけですね。
収益性の高いタイトルが出る一方、そうでないタイトルも出始め、徐々にではあるがソーシャルゲームの方にも陰りが出てきている。ただ、今のところ拡大の方が上回っているため、あまり表に出ないが、水面下での競争は激しくなっているのが実情だ。
ですが、それは自然淘汰の問題でもありますし、ソーシャルゲーム自体の問題ではないように思いますが。
ある程度競争が激しくなると、どこもブルーオーシャンと呼ばれるまだ開拓されていない市場に打って出ようとする。
日本が駄目なら海外で、ということでしょうか?最近では大手のSNS会社が海外で開発拠点を持ったり買収したりと様々な動きがあります。
別に日本が駄目というよりかは、さらに利益を得ようと考えると、どうしても海外に出ていこうと考えてしまう。そして、それがソーシャルゲーム市場全体を下降に導く一手になるのでは、と。このように思うわけだ。
新たな市場を切り開くのに、なぜ下降するのですか...。
日本のように収益性の高い状態を海外でも得られないのでは、というのが一点。日本と海外とのSNSゲームに対する金の使い方が異なるようで、どうも日本の方が課金してもらいやすいという話があり。そのため、日本と同じ感覚で海外でも稼げるという考えを持つこと自体が、まず間違いだ。
一点ということは、他にもあると?
あと、こっちの方が問題が大きいのだけど、もしソーシャルゲームが海外で普及するとして、はたして日本のような稼ぎ方をするものを、いつまでもその国が認め続けるのか、という問題もある。要は法律などで規制するのでは、と。日本は国が機能していないので、出会い系サイトの温床になろうが、若年層が課金でトラブル起こそうが放置中である。しかし、海外でも同じになるとは限らず。日本と同じビジネスモデルで海外でも大きな収益を上げようとしても、それは無理だろう。
ふむ。
で、こうした流れは、過去のゲーム業界でも体験しており。それと同じ道をたどりそうだ。
どんな体験ですか?
バンダイナムコの海外志向でやって会社に損害を与えたような体験。
海外向けとして何本も新規タイトルを立ち上げましたが、全て失敗して会社に大損害を与えました。最近はそうしたことを行わず、国内中心で収益を上げて、会社としてはまともとなりました。
この流れをソーシャルゲームでも繰り返す可能性が高いように思う。そういった点では、あまり海外海外言わず、国内で十分な収益を上げ、そこで終わらせる程度に留めておいた方が、ゲームメーカーとしては良いのでは、と。このように思うわけだ。下手に海外に行かず、国内に留める。これがソーシャルゲームで没落しないための施策であり、もし変に海外海外言い出すと、一気にそのツケが将来に回ってくる。
それが日本版のソーシャルゲームが没落する、という意味ですか?
そう。別にソーシャルゲーム自体が駄目になるというわけではなく、課金で荒稼ぎするような日本型ビジネスモデルは海外を目指すと失敗するのでは、というお話。もちろん、日本市場も今の状況が続くとは限らないのは先に述べたとおりだ。今後、また新たなタイプのソーシャルゲームが出てくるかもしれないし、それが受け入れられる可能性もありうるが、現状のタイプのゲームであれば、まず海外では成功しないかと。
日本として成功してもらいたいと思う反面、安易にこのタイプのものが広まるのも考えものです。
逆に、日本への悪評を広める可能性もあるし。
それは止めてもらいたいですね...。
欧米などであれば、普及しない可能性が高いからいいんだけど、下手をするとアジア圏で成功する可能性もあり。そうなったときに、日本に対するイメージ悪化が起こりそうで怖いよ。
そうならないためにも、日本国内のプレイヤーも本当にそこにお金をかけるべきかを考えてプレイしてもらいたいですね。
ソーシャルゲームメーカーの考えとしては、ソーシャルゲームなんざ、ガキや貧乏人、後はバカにやらせておけ、ってことですな。
酷い!!
ちなみにこれ、タバコメーカーの人間が言っていた話なので。
ソーシャルゲームはタバコと一緒ですか...。
中毒性があるという点では類似しているかと。
悪魔のマーケティング タバコ産業が語った真実

発売日:2005年1月20日

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『日本版ソーシャルゲームは如何にして没落していくか』へのコメント

ソーシャルゲームメーカーの考えとしては、ソーシャル
ゲームなんざ、ガキや貧乏人、後はバカにやらせてお
け、ってことですな。

まさにその通りだと思う。

投稿者 : 匿名

来年の今頃どうなっているのかが楽しみです。

投稿者 : 匿名

ソーシャルブームも知育ブームも全く同じだよね

客層も同じだし

まさにバカにやらせておけって感じで

投稿者 : 匿名

ドリランドでカード無限増殖バグがあるの発覚した。
それが業界全体に影響するかね?

投稿者 : おれんじ

課金で荒稼ぎって、PCのネットゲームみたいな稼ぎ方だな。
ネットゲームの方は多額の課金をしないと、後半の高難易度ダンジョンや対戦は楽しめない仕様のゲームがほとんどだけど、ソーシャルもそうなるのかね

投稿者 : 匿名

ソーシャルゲーは、オンラインゲーも含まれるのだが。

海外を見るとオンラインのゲームに課金しているのがあるので、
ちゃんとしたゲームなら、課金システムでも成功するかと。

日本での携帯電話を使ってのゲームで、課金システムならキツイと思いますね。

投稿者 : 匿名

某ソーシャルゲームメーカーが企業説明会でソーシャルゲームをやっている人は要らないと言ってましたね。

投稿者 : 匿名

バンナムの海外志向での失敗と決定的に違うのがソーシャルゲーム特にケータイのゲームなんかは開発費が従来のコンシューマのゲームに比べて全然かからない点がある気がする。
あとなぜこんなにソーシャルゲーが普及したかって、インフラがほぼ完璧に整っている状況でそれに乗っかったからってのが大きいと思うんだよね。PCやケータイなんて今の日本人なら大抵の人が持ってる。だから普通なら取り込むのが大変な、ゲーム機とかには手を出さないライト層を簡単に取り込むことが出来る。しかもケータイなら課金の支払いもケータイ料金に抱き合わせに出来る。ゲームメーカーが普通一番苦労するであろうとことを全部すっとばしてるからこんなに莫大な利益が出てるんだと思うよ。だから海外に進出するにしても、整備された土壌への進出なら仮に成功しなくてもたいした痛手にはならなそう。

投稿者 : 匿名

ケータイゲームは、普段ゲームをプレイしない層もターゲットにしてますからねぇ。
所詮暇つぶしにやるようなゲーム。(だからこそ、ヒットしてるのだけど)

投稿者 : 匿名

飽和と競争原理によって収益性が低下しその結果
海外進出するも失敗し結果弱体化するだろうって話はわかるんだけど
イマイチ海外と日本の収益性の違いとか課金に対する障壁の根拠が見えないから
海外で失敗するって言われても弱い気がするな
ソーシャルの強みって既に普及したモジュールを利用してコストが抑えられるってことだろうし
スマホがある程度以上普及してるなら海外でもいけるんじゃないの?

投稿者 : 匿名

かつての「たまごっち」とか「脳トレ」ブームみたいな感じで、
一時的には大流行したりマスコミ等々で派手に取り上げられたり
するんだろうけど、この手の物は凋落するのも意外と早そうな
気がする。   >ソーシャルゲーム

投稿者 : 匿名

基本料金無料で、追加機能課金式のブラウザゲーは海外が本場ですよ。課金で手に入るアイテムがえげつないのも海外では珍しくないですよ。

投稿者 : 匿名

ソーシャルゲーってなんか阿片みたいだな

オンラインゲームも月額課金の頃までは面白かった
基本無料アイテム課金になってやらなくなってしまった

投稿者 : 匿名

スマートフォンでやってられる間は安泰なんだろうが、次の段階になるとオンラインゲーム全般が危うい。今でも結構大変なのに、枷がなくなればネットワークがパンクする。国内外を問わず、インフラが追いつくかどうかが分かれ目になりそうだ。

投稿者 : 匿名

また後から叩かれない様にInfinity Blade Crossが大爆死する事を心より祈っていてくださいね^^

投稿者 : 匿名

ゲームのF2Pは詐欺ばっか
まじ爆ぜろ

投稿者 : 匿名

言ったそばから、DeNAがアサシンクリードで海外に出て行くなw

投稿者 : 匿名

自分や親しい人を喜ばせられないサービスを作るって少し悲しいと思う。
出る杭が打たれるには、まだもうちょっと時間がかかりそう

投稿者 : 匿名

某最大手ゲーム会社が
ゲームで情弱騙して荒稼ぎする方法を見つけてしまったから
ソーシャルもそれに便乗して本当に調子に乗ってますよねぇ

投稿者 : 匿名

専用のゲーム機を買わずに手軽にゲームが出来ると言うのが、
ソーシャルゲームの強み。今は暇つぶし程度のゲームしかないけど、その内本当に面白いゲームを作るクリエイターが出て来そうで怖いんだよなぁ。

投稿者 : 匿名

モバゲーやグリゲーが拡大できている一端はCMの多さにあると思うんだが、まさか海外でも同じようにCM打ちまくる気なのかな
しかしそんなことして大丈夫なんだろうか色々と…

投稿者 : 匿名

本当に面白いゲームを作るクリエイターが出てくるならそれは喜ばしいこと。

投稿者 : 匿名

ほんとに日本のゲーム完全にオワタ

投稿者 : 匿名

むしろハイエンド向けPCゲーム出せや

投稿者 : 匿名

ソーシャルで楽して金とることしか考えないゲーム
作りしてる人間達から、良い人材なんて生まれるわけ
がない。
例え生まれたとしても、そういう人間ははじき出され
るよ。

投稿者 : 匿名

モバイルソーシャルが無くなっても、家庭用が復活する気はしないけどね。

何十時間もかかる周回プレイとか実績とかやり込み要素をシステム化した時点で、消費サイクルが鈍化するだけだし、自ら首絞めてるなーと思ったり。

まあ、それを打開するのがDLCなんだろうけど。

投稿者 : 匿名

むしろ家庭用は国内ですら生き残るどころか
存在することすらままならない事だけは
確かだけどな

投稿者 : 匿名