ソニーの平井一夫を褒め称える

ちょっと、ソニーの平井一夫氏について取り上げようかと思う。

ソニーの代表取締役社長ですね。

直近に、会長に退くという話が出ました。

長く、ソニーの社長として活躍しただけでなく、ゲーム部門を担当していた時期もありましたので、ゲームユーザーの中にも知っている人が多い方ですね。

PS3の失敗があり、その立て直しとしてゲーム部門のトップになった人だった。

その後、ソニー本体の社長となり、いろいろなことがありつつも、今現在、ソニーを収益面でまともな会社にしたという人物。

すごい人というのはわかりましたが、なぜ、いちいち取り上げるのでしょうか?

株主総会等で見ていて、いろいろと思うところもあったので、最後に取り上げておこうかと。

どういったことがあったのでしょうか?

平井一夫氏が社長になった時期って、ソニーとしては業績がパッとしていない時期だった。

それこそ、PS3で失敗したゲーム部門のようにね。

一応、決算上の数字の上では結果が出ているように見えるときでも、資産を売却して帳尻合わせをしていたような状況だったし。

だが、PS3を立て直した時のように、不要なものを取り除き、収益化が可能な分野を選出して残していくことで、今現在に至った。

その過程では、株主総会でもそうなのだが、世間からは決して良い評価を得ていたとは言い難かったのだが、最終的な結果は、ソニーを盤石な体制に仕立て上げた。

今の結果だけを見て、平井さんがすごい、ということではなく、その過程の苦労を見たうえで、賞賛すべき人物だったと言える。

株主総会ではどのように言われていたのでしょうか?

やはり、ダメだ、という意見が多かった。

単にソニーに対してダメだという意見も多かったが、平井さん自身に対しても、評価は芳しくなく、帰り際に、ありゃダメだ、と愚痴を言いあいながら帰っていく人もいたほどだ。

特に、昔のソニーが好きな人からすると、昔からある部門を切っていくだけの人のように思えたのだろう。

だが、実際は、昔の事業が明らかに採算が取れなかったり、傷んでいたから、そうせざるを得なかった。

そうして切っていった結果が、今の高収益にたどり着いたわけだ。

切られていった部門を好んでいた人が、批判的な声を上げていたわけですね。

株主総会にはOBとかも来るからね。

そうした方面からの批判もありつつも、やることをやり遂げた今の結果は、十分に評価されるべきだし、当時、批判だけをしていた人が、いかに先見の明が無いかも改めて思い知らされたわけだ。

同じことはゲーム部門にも言えましたね。

まあ、ゲーム部門はずいぶん血を吐きすぎたような気もするが。

ゲーム部門も、結局はソニーの他のエンターテインメント系との連動を考えたうえで、会員ビジネスをやっていくのがよいという判断だったのだろうしね。

他が持ち合わせていないゲームという分野と、他のエンタメ系とのセットでやっていくことで、PS+が成功したわけだし。

音楽や映像などの他のコンテンツ分野が無ければ、ゲーム部門も切り捨てていたかもね。

PS4も成功を収めて、何よりですね。

いずれにしろ、ソニーの社長として在任していた期間はどちらかというとスクラップが多くて本人も良い気はしなかっただろうけど、最後に業績目標を大幅に超えた状態で次に引き渡せたという有終の美も飾れたし、結果が伴った改革で何より。

ある意味、PS3時代からずっとスクラップをやり続けてきたと捉えることもできるしね。

恨まれることも多かっただろうけど、そうした部分も含めて評価していた人がいたってことで。

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