Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)はゲーム業界の抱えている問題の一つの解決策、どうやって広まっていくか、など

任天堂から新たなソフト「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」が発表されたね。

「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」はNintendo Switch用ソフトですが、ゲームとしてだけでなく、段ボールが付いてきます。

その段ボールを組み立て、特殊な形状にしてコントローラーやモニターを設置し、ソフトとセットで遊ぶものとなっています。

言葉だけではわかりにくいですが、動画等で見れば、何となくわかると思います。

どうですか、賛否両論あるようですが?

いいんじゃない?

また、適当に・・・。

ネットで過度に批判的な意見を述べている人を見かけるが、いったいどういったつもりで批判しているのかがさっぱりわからん。

欲しい人は買えばいいし、欲しくなければ買わなければいいだけの話。

値段が高いとかいう人もいるけど、自分がその値段に値しないと思えば買わなければいいだけの話だし。

どういった立場でダメだダメだと言っているのか、さっぱりなんだよね。

こうした新たな遊び方が提供されて、それに対して発売すらしていない段階で何で否定的になるのかわからん。

ビジネス面での不安でしょうか?

仮に「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」がビジネス的に失敗したとしても、それで任天堂が傾くわけじゃないだろ?

コストがかかっていないというつもりはないけど、かかっているコストはそこまで大したものでもないだろうし、この失敗を持ってダメだというのもどうなのかと。

なぜか、任天堂は常に成功し続けなければいけないみたいなよくわからん妄想でも持ち続けているのだろうか?

逆に、そう思うくらい、任天堂の成功例が多すぎるのかもしれませんね。

でも、任天堂も成功ばかりしてきたわけではないし、失敗も多くあるわけだ。

今回の「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」がどうなるのかは置いておいて、なぜか安易に批判しかしないのはどうなのかと。

しかも、批判しているような人は、たいてい客層として異なっている層だったりするし。

別にこのソフトをPS4やPCのコアなゲームを好んで遊ぶような層が積極的に触れるなんて思っていないだろ。

だけど、なぜか批判するんだよね、そういう人が。

まあ、理由はわかるけどさ。

その理由とは?

また機会があればその時にでも。

では、「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」をどう見ていますか?

プレイしていないし、語りようもないだろ・・・。

それはそうですが・・・。

ゲームとして面白いかどうかは置いておいて、いろいろと考えさせられたことがある。

これは以前から思っていたこととの絡みもあるので、今回はその点についていくつか取り上げたい。

その思ったこととは?

まずはゴミ問題について。

なぜ、ここでゴミ問題が出てくるのですか・・・。

昔から思っていたことなのだが、ゲームって、結構ゴミを出すんだよね。

昔ながらのカートリッジ形式であれば、売れる数が多ければ多いほど、それだけ使われなくなった際に世の中にゴミとして溢れ出るわけだ。

Wiiの時もさまざまな周辺機器が出たけど、売れたはいいものの、使われなくなったらゴミとして排出される。

だが、内部部品の関係もあって、分別回収などもできずに燃えないゴミとしてどんどんと膨れ上がっていく。

今回、段ボールという素材を使うことで、ゴミ問題という部分にも配慮したのかな、と思うわけだ。

日本であれば段ボールの資源回収ができるし、海外でも燃えるゴミとして処分できる。

ユーザー側も、気軽に処分できるので、処分する負担というものも減る。

他の素材や、周辺機器に部品が組み込まれてしまうものとは異なる、エコな周辺機器という捉え方ができる。

どこまで意識したのかは知らないけど、結果的にはゲーム業界が抱えるゴミ問題に対する一つの答えのような気がする。

まあ、だからといって、今後も周辺機器は段ボールにすべき、とか言うつもりはないけど。

今回は商品コンセプトと段ボールがマッチした結果ですね。

あと、これ、店頭でのディスプレイ映えするという点も見逃せない。

ゲームショップのディスプレイって、モニターにゲームを映していたり、お仕着せのPOPを展示したり、ポスターを張ったりと、あまり興味をもって見てもらえる要素って少ないんだよね。

だが、この「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」だと、立体物なので、ディスプレイとして適している。

単に組み立てて置いておくのもいいけど、各店のスタッフが色を塗ったり特徴的な使い方をすることで、お店を華やかにすることが出来る。

これが、売れていないゲーム機のものだと無駄なスペースとなるだけだが、ここまで盛り上がっているゲーム機のディスプレイなら、積極的に活用されるのではなかろうか。

言うまでもなく、ディスプレイされれば、目に触れる人が増え、結果として「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」の認知度が上がるということ。

以前から言っている知ってもらうための努力の部分ですね。

あとは、ゲーム実況で盛り上がる可能性もある。

特に幼児系に訴求力のある人が取り上げると、それだけで注目度が上がる。

今までのゲーム実況だと、小学生向けや、学生など年齢層が上向けの物が多かったけど、それこそアンパンマンとか、そういったものを扱っている配信者が取り上げたりすれば、これまた訴求されるのではなかろうか。

動画配信者は常にネタを追い求めているので、こういったものであればネタにしやすいかと。

そうなることで「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」も売れていくわけですね。

まあ、売れるかどうかはわからんけど。

話の流れ的におかしいでしょう・・・。

例えば、幼児向けに取り上げられても、親がそのためにNintendo Switchの本体と、それにプラスアルファでソフトも買えるか、という問題があるから。

Nintendo Switch自体が普及しきっていれば、気軽に「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」も買ってもらえるけど、まだそこまで行っていない状況だし。

子供がいる世代は何かと普段から金もかかるしね。

とはいえ、逆に「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」を切り口にそういった層にNintendo Switchに対する興味を持ってもらえるかもしれない。

段ボール部分は別売りもするようなので、家族であればソフトは1本買って、段ボールを別途買って兄弟姉妹で遊ばせる、みたいなこともできる気がする。

初期投資が大きいのでこれだけで爆発的に売れるなんてことは思わないけど、日本だとすでに「スプラトゥーン2」目当てで購入した小学生層もいることだし、そこらへんにうまく広がるのであれば、売れるのではなかろうか。

海外では早くも予約がスタートしていまして、予約も好調のようですね。

段ボールだけあって、他の周辺機器などと比べて追加生産もしやすいだろうし、売り逃しのようなミスも防げるのではなかろうか。

あと、今回の物を見て個人的に思ったことなのだが・・・。

何でしょう?

Nintendo Switchのモニターを立てかける周辺機器を、段ボールで出してくれないか、と。

モニターの角度調整と、モニター下の電源充電場所の確保が出来ている程度の物でいいので。

いまいちNintendo Switchのモニターの立てかけが難しく。

今回の「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」の映像を見て、これならモニターホルダー的なものを気軽に作れるのでは、と思った次第。

まあ、どうでもいい話だが。

と、こんな感じに今回の「Nintendo Labo (ニンテンドーラボ)」について話を終えようと思う。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:2018年やその先のゲーム業界、クラウドゲームやNintendo Switchの携帯機版など
1つ新しい話題:生物的に死にかけたお話

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