ディシディア ファイナルファンタジーがゲームセンターに登場、10年遅い展開

「ディシディア ファイナルファンタジー」がゲームセンターで展開されるようだね。

「ディシディア ファイナルファンタジー」はPSP用ソフトとして2008年12月18日に発売されたゲームです。

歴代のファイナルファンタジーシリーズキャラクターが登場する1対1の対戦型アクションゲームで、国内だけで100万本近く売れたタイトルとしても知られています。

その後、続編の「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」が2011年3月3日に発売された後、音沙汰がありませんでした。

今回は業務用として3対3の対戦型アクションゲームとして展開されます。

映像も公開されていますので、ご覧ください。

どうですか、これは久しぶりにゲームセンターに注目が集まりますね。

集まるか？

こんなにも注目作が登場するのですから、集まるでしょうに・・・。

いろいろと遅くない？

何がですか・・・。

一つ目は、ファイナルファンタジー自体が落ち目であるという点。これだけでも注目度なんてさほどないだろう。

失礼なことを・・・。

二つ目は、ゲームセンター自体が落ち目であるという点。

ゲームセンターでゲームをやるということ自体が奇怪な行為に感じられるくらい、ゲームセンター自体の存在が低下している。

奇怪ですか・・・。

三つ目は、対戦型ゲームというのもどうなんだ、と。しかも3対3。

対戦型ゲームは駄目ですか？

対戦型がダメってわけではないけど、複数人対決のゲームはゲームバランスがまず満足に仕上げることが出来ない、という問題がある。

2対2のガンダムVSシリーズですら、キャラクター間のバランス調整が難しいゲームだった。

それが3対3になるということは、より難しい調整を強いられる。

また、プレイする側も、どういったマッチングシステムになるのかはわからないけど、固定3に対して野良3だと、絶望的に勝てないんだよね。

これは、2対2の時もそういった傾向があったが、3対3であれば、なおさら厳しくなる。

固定3人集まれる人は楽しめるかもしれないが、野良の場合は負け続けることになる。

さすがに、負け続ける状況でプレイをし続けるってこともありえず、結局はプレイヤー数が限定されてしまうのではなかろうか。

固定と野良とのマッチングをしないようにするという手があると思いますが。

まあ、そうなるんだろうけどね。

そうなったとしても、結局は2014年4月22日『なぜガンダムVSユーザーは動物園と呼ばれるほどマナーが悪いのか』で述べたような問題点が常に付きまとうので、難しいんだろうな、と。

ネット経由で同じゲームセンターでマッチングしないのであれば、顔を合わせないとこから多少は問題が緩和されるけど。

ふむ。

ファイナルファンタジーは家庭用ゲームとして続いてきたシリーズなだけに、急に業務用で発売しますとなっても、ユーザーがゲームセンターに行くかという疑問もあるし。

ゲームセンターに日頃行く人がそのまま移行してゲームをするかというのもあまりなさそうだし。

あまり盛り上がらずに終わってしまいそうな気がする。

短命ですか？

スクウェアエニックスとしては業務用の筐体や基盤を売って開発費を回収し、PS4で移植発売で利益を出す、くらいの考えでいるだろうから、ゲームセンターに行かないような人は素直に家庭用を待てばよいだろう。

ガンダムVSシリーズのように、シリーズが業務用から長く続いているものでもないので、どうしても業務用を急いでプレイしようという気持ちにならないかと。

これがもうちょっと、ゲームセンターが盛り上がっていた時期に発売されていれば話は別だったが。

それはいつくらいでしょうか？

10年前とか？

その時は「ディシディア ファイナルファンタジー」自体が発売されていないのですが・・・。

「ディシディア ファイナルファンタジー」は発売されていないが、ちょうど10年前くらいの2005年にタイトーがスクウェアエニックスの子会社になったから。

その時の構想として、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのゲームを業務用に出してタイトーの施設運営との相乗効果を狙う意図があった。

しかし、それが実現したのが10年後の今ってのはさすがに遅すぎだろう。

「ディシディア ファイナルファンタジー」でなくても、何かしらのものがもっと早い時期に出ているべきだったと思うがどうだろうか。

「ドラゴンクエスト」は「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」が出ていましたが、どちらかというとスーパー等での設置が重視されていたように感じます。

「ファイナルファンタジー」はそういったものも含めてありませんでしたね。

ようやくタイトー子会社化から10年して実現したわけだが、果たしてどうなるのか、注目ですな。

面白ければ良いですね。