ソニーがスクウェアエニックス株を売却、なりふり構わぬソニーの所業はなぜなのか

そういえば、ソニーがスクウェアエニックス株を売却したというニュースが流れましたね。

ソニーが保有している株を153億円で売却しました。利益は48億円とのことです。

株の売却で利益を出すなんて、さすがソニーですね。

ビルを売って利益を出したりな。

いったい何屋なんだよ・・・。

利益を出しているんですから、いいじゃないですか・・・。

利益云々より、こうした資産売却をしなければいけない現状を嘆いてくれよ・・・。

今回の株の売却についてはどうでしょうか?

まず、スクウェアエニックス株の952万株を153億円で売却とのことなので、1株辺り1607円と、ボチボチの値段ではなかろうか。

直近ではもっとスクウェアエニックス株が高い時期があったので、その時に売っていればというのはあるが。

大量に売られる場合は、ある程度値引いた価格で売られるので、その点を加味したうえでも1607円であれば十分かと。

あと、48億円の利益が出ているのだが、なぜか48億円で売却したと誤った解釈をしている人がいるようだ。この点は間違えのないように。

売却額は153億円で、利益が48億円。

ソニーの手元に入る金額は手数料等考えなければ153億円の方になる。

確か旧スクウェアが傾きかけたときに出資をしたという経緯がありました。

十数年も株を持ち続けて、このタイミングでの売却はどういった意味があるのでしょうか?

ソニーという会社自体が傾いているので、よその傾きを構っていられないんだろ。

本当ですか・・・。

今、世間で言われているのは6月16日に返済する必要のある1100億円の社債問題がある。

この返済のために、現金を工面するため、ビルを売ったり今回のように株を売却しているのでは、と。

ですが、今まではこうした動きが無かったのに、急に売却を加速させている印象があります。

なぜ、今なのでしょうか?

これは少し前に、ソニーの格付けが格付機関によって下げられた、というのがあり。

この格付けが下がると、会社としての社会的信用が落ち、今度お金を借りようとしたときに、高い利子を払わなければお金を借りられなくなる。

今回の1100億円も、まともな会社なら、同額か、ある程度お金に余裕があるのなら少し低い額を借り直すという手法がとられる。その際の利子も社会的信用が増した企業であるならば、以前より低い利率で済むのだが、ソニーの場合は逆に格付けが落ちたことで、高い利率になる可能性が高まっている。

利率が高ければ、支払う金額も増すため、ならば資産を売却して少しでも借り直す額を減らそうと。

こうした行動をしているのが今のソニーの実情だ。

格付けなんて関係ないじゃないですか・・・。

正しいものの見方をできる人であれば、格付けが嘘八百であることはわかるんだけどね。

サブプライムローン問題の一言で、この言わんとすることはわかるだろう。

サブプライムローンを組み込んだ債権の格付けは高かったにも関わらず、結局は債権の価値が大幅に下落したように。

とはいえ、今回のソニーの格付けが適切かどうかと考えた場合、それほどおかしくはないのだろう。

本業で満足に利益を出せない状況が続いているのだから、将来的な会社の存亡に対して疑念を抱くのは当然。

その疑念が、格付けの低下につながるわけだ。

そして格付けが下がったことで、お金が借りにくくなったというわけですね。

正確には安い利率でお金が借りにくくなった、といったところ。

現状は10年物の社債であれば1パーセントから2パーセントの間、5年物であれば0.5パーセントから1.5パーセントの間でお金を借りてきているのだが、次に借り直しをするときにどれくらいの利率になるのか。

こちらの利率にも今後注目していく必要がある。

会社としての信用が落ち、格付けが落ち、その影響で利率が上がり、将来に不安を残す可能性があるわけですね。

ゲーム関連と直接関係ないように思うかもしれないが、ソニーのゲーム事業としてゲーム関連がある以上、ソニーの金回りの状況ももちろん影響してくる。

こうした流れがどうゲーム関連に影響するのか、今後も気になる点が出たときには取り上げていけたらと思う。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:ニンテンドー3DS LLに2本のソフトのどちらかが選べるキャンペーン実施、その是非
1つ新しい話題:4月に入ってゲーム機販売台数激減、消費税の影響ではない?

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『ソニーがスクウェアエニックス株を売却、なりふり構わぬソニーの所業はなぜなのか』へのコメント

相変わらず本当に偏ってるなぁw
不要なものを手放したりちゃんと事業整理できてるんだからそう悪いこととは思わんけどね。

少なくとも不要なハード事業と社長をいつまでも手放せず、事業整理も出来ない、ソニーより倒産確率が30%も高い任天堂よりかはね。

投稿者 : 匿名

選択と集中してるだけでしょ

4000億円営業利益出すために

投稿者 : 匿名

株持ってても経営に口出しとかできないんで無意味という判断なのでは?
株売っても自社ゲーム機へのソフト供給に影響はないという判断なのでは?
買いたいという会社があって、お金も足りないのでちょうどいいかなという判断なのでは?

もっと早く売ってもよかった、もっと後で売ってもいい・・・まあとりあえず今でしょ、という判断なのかな。
そんなに差し迫った理由があるとは思えないけどね。
ずっと持ってても無意味だってことだけは確かなのでは?

投稿者 : A人

スクエニか、なら仕方ないなw
あんな将来性の無い所なぞ

投稿者 : 匿名

>いったい何屋なんだよ・・・。
滝本みよりは考えた!
ソニーは損害保険会社なんだって!
保険料は乗った分だけ!
(田舎では通常の保険より割高になります)

投稿者 : 匿名

まことの意見が的確だったので驚いた。
煽ってから、きちんとした内容で締める。
このスタイルならブログの好感度上がるんじゃない?

投稿者 : 匿名

このタイミングでスクエニ切る理由も無いだろうし
恐らくお家事情なんだろうね

自分の物を売るのは自由だろうって話が出るかもだが、会社ってのは信用が第一
どうとられるかを気にせずに踏み込んだ今回は正に形振り構わないって訳だ、いい表現だね

ただ話としてはゲーム部門に関わるというだけでソニーという館の問題だろうからゲーム部門に対しては、これが関係に影響無いといいね~位かな

投稿者 : 匿名

もうスクエニにゲーム機市場を左右する力はないとの判断なのだろうか

投稿者 : 匿名

結局テレビ事業に特攻しようというのだからジャンク扱いされても仕方ない
中韓と泥沼の値下げ合戦して敵うわけがないのだから

投稿者 : 匿名

ソニーdisがどうのというよりは、格付けが下がることで企業が資金繰りをしなければならない仕組みを、中学生にもわかるように簡単に説明してくれる記事だな。
今のソニーはモデルケースの如く典型的でさえある。

不要なものを切り捨てて選択してるといえば反論になると勘違いしてるアホもいるみたいだけどな。
別の言い方になってるだけで、言わんとしてることは変わってない。

投稿者 : 匿名

>匿名 2014年4月18日 12:59
力がないとか価値が無くなったから手放したんじゃなくて、スクエニに価値があるからこそ手放す事で利益が出るんだっつーの。

投稿者 : 匿名

無借金経営の任天堂が倒産する事は無いだろう
日本の借金の方が心配だよね

投稿者 : 匿名

高く売れるのは将来性のある事業で状況次第では
十年掛けて1000億稼ぐより300億を今すぐに手に入れるために
将来性のある事業を売り払う可能性はあるというかすでにやったのでゲーム事業全体を売り払う可能性もある。
ゲームを柱にするとか言ってるけど似たようなこと言って結局VAIO事業売ったりテレビ子会社化したのが今の社長だし

投稿者 : 匿名

>2014年4月20日 01:17
>将来性のある事業を売り払う可能性はあるというかすでにやったのでゲーム事業全体を売り払う可能性もある。

健全化という意味ではゲーム部門を売るのが一番だというのは解っていることではあるけど、社長になれたのはゲームでの実績という建前だから売れないだろうなぁ。本音ではどう思っているか解らないけど

投稿者 : 匿名

わかりやすい記事でためになった

投稿者 : 匿名