5pbがドワンゴのグループ会社やグッドスマイルカンパニーなどと提携、その意味は

2010年5月14日:5pbがドワンゴのグループ会社やグッドスマイルカンパニーなどと提携、その意味は
投稿がありましたので紹介します。

『5pbが株式譲渡を行いグッドスマイルカンパニーやドワンゴ他いくつかの企業と企業のグループ化を行うようです。新しい企業体制となるのはなんとなく解るのですがこれは具体的にはどういった事なのでしょうか?解りやすく解説をして頂けると助かります。』(投稿:七夜雅)

要は、5pbの社長である志倉千代丸が、自分が持っている株をドワンゴの子会社であるAG-ONEに売却。そして、ドワンゴグループや、同じくAG-ONEに出資しているグッドスマイルカンパニーなどと提携して、今後運営していくという話だ。
なぜ、このようになったのでしょうか?
志倉千代丸が株の売却益を欲しかったんじゃない?
そんな...。
まあ、これはこれで一つあるかと。過去に『5pbの倒産の可能性を考える』で話したように、株自体は1株1円と破格値で前の会社であるTYOより譲り受けている。それを今回、AG-ONEに一部売却しているのだから、当然のことながら売却益は得られてる。言うまでもなく、TYO傘下から外れた後の5pbの活躍は目覚ましい物があるので、正当な成功報酬と言える。
そういえば、倒産するのではとか誰かさんは言っていましたね。
Xbox360ユーザーが支えてくれたということだよ。
5pbもXbox360を支えましたね。
今回の株式売却で、5pbはどうなるのでしょうか?
まず、どれくらいの株を売却したのかがわからないので、一概には言えないのだが、50%を超える比率で売却していると、今後は志倉千代丸色ではなく、ドワンゴ色が強くなる可能性がある。
ドワンゴ色!?
ただ、今後も社長を続けるようなので、5pbとして何かを実施し、それをドワンゴが活用するという流れが当面は続くのでは。そして、ある程度経ったら、また何かしら、共同で企画したゲームなりアニメなり、ウェブ展開なりが出てくるのだろう。このあたり、どの程度のスピードで動くかわからないので、いつまでに何が出るなどはわからないけど、要は、ドワンゴグループ傘下に入って、一緒に何かやるというだけのことだ。
最近ですとアトラスがインデックスホールディングスの完全子会社になりましたが、やろうとすることは似ていますね。
ここ最近、厳しい話が多いゲーム業界において、5pbのように成功した例を見られるのはうれしい限りだ。他のメーカーもぜひに良いソフトを出して、次につなげてもらいたいところ。

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