ゲーム業界年末商戦2009のまとめ

2010年1月8日:ゲーム業界年末商戦2009のまとめ
2009年12月のソフト販売本数などのデータが出そろったようだね。
メディアクリエイトが発表した2009年12月28日から2010年1月3日までのデータで年末商戦を窺うことができます。
今年の年末商戦はどうだったのでしょうか?
盛り上がったのだか盛り上がってないのだか、よくわからないよな。
盛り上がっていないんですか?
盛り上がってはいるのだが、盛り上がったのは任天堂のみという印象で。他への波及がまったくといっていいほどないため、任天堂から目をそむけると何もないという印象になってしまう。
ですが、「ファイナルファンタジー13」も発売され、プレイステーション3も活気づいていたじゃないですか。
それでも200万本超えていないし。何より、初週の発売以降の売れ行きが限定的となっていて、勢いを感じない。ここがもうちょっと良い数字を出していれば、プレイステーション3も盛り上がったといえるのだろうけど...。
注目タイトルなだけに、より多くを期待するわけですね。
他にプレイステーション3でこれといったタイトルが出なかったしね。海外からの注目タイトルはいくつか出たものの、日本人向けじゃないため、一部のコアユーザーしか手を出さなかったし。
それでも、「ファイナルファンタジー13」は180万本を実売で突破したようですし、初期出荷の180万本をしっかり消化し、これからも徐々に販売数字を伸ばしていけると思います。
なんとか200万本突破辺りまでは行ってもらいたいところだが。この後の数字の動きにも注目していきたい。
他は何かありますか?
レベルファイブの「イナズマイレブン2」がミリオン突破したようだ。12月16日『イナズマイレブン2がミリオン突破、レベルファイブの有能ぶりが窺える一作』で紹介した時は出荷がミリオン突破というだけであったが、実売でも達成。年末年始向けにしっかりとソフトを用意し、売っていったところはお見事だろう。任天堂以外でどこがうまくことを運べたかと問われたら、レベルファイブという名しか挙げられないだろうね。
開発に携わった「ドラゴンクエスト9」も以前好調ですし、怖いくらいに事が運んでいますね。
話を戻して任天堂について。「ニュースーパーマリオブラザーズWii」が12月3日から発売で270万本突破。年末年始は品切れ状態が続いていたため、数字の上では売れ行きが落ちているが、また出荷されれば数字を伸ばすだろう。300万本突破もあっさりと達成しそうだ。
改めて任天堂の凄さを実感します。
据置機で300万本以上達成は、直近では「Wiiスポーツ」と「WiiFit」くらいだからね。それより前にさかのぼると「ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君」辺りまで戻らないと見当たらなしい。2006年、2007年と300万本超えのソフトを出し、そして2009年にもまた出した。2008年も「マリオカートWii」が現在250万本近くまで数字を伸ばしているので、これが300万本まで行けば、本当に快挙だよな。
この話は日本国内だけの話ですから、海外も考えると想像を絶しますね。
と、ソフトはここまでとして、次は本体を見ていこう。
主な数字は下記のようになります。データはメディアクリエイトの数字となります。2009年11月30日から2010年1月3日までの数字を合計しています。「ニンテンドーDS」は「ニンテンドーDS Lite」「ニンテンドーDSi」「ニンテンドーDSi LL」の合計した数字です。

ニンテンドーDS:82万台
Wii:81万台
PS3:59万台
PSP:46万台
Xbox360:4万台

任天堂が年末商戦に強いのは毎年のことだし、先に挙げた各種ゲームソフトの影響もあるので分かるとして。それ以外ではPS3が健闘したといったところか。PSPは新規ユーザーを呼び込むソフトがなかったので、結局「ニンテンドーDS」に大差をつけられてしまっている。それでも、日本ではPSPもぼちぼち売れているといったところですな。
Xbox360についてはどうでしょうか。
ニンテンドーDSの内訳をみると新型の「ニンテンドーDSi LL」より、既存の「ニンテンドーDSi」の方が売れている。それぞれ34万台、42万台だ。「ニンテンドーDS Lite」は7万台といったところ。
無視しないでください...。
結局、いつもと変わらず任天堂の一人勝ちということで、2009年年末商戦をまとめておこう。
ですが、PS3に関しては「ファイナルファンタジー13」の発売もあり、次につながる形で本体販売台数を増やせたと思います。2010年3月には注目作も多々発売されますし、今年は期待できそうですね。他の機種も含め、2010年の展開に注目です。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:ガンダムアサルトサヴァイブ発売決定、ガンダムの新作がPSPで登場
1つ新しい話題:魔法少女リリカルなのはA'sポータブルが間もなく発売、劇場版アニメ、第4期など一気に展開

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『ゲーム業界年末商戦2009のまとめ』へのコメント

ファンタシースターポータブル2も前作の評価が悪かった割にはかなり健闘してたと思う

投稿者 : 匿名

もう任天堂の一人勝ちでいいからさ
据え置きはPS3とまでは言わないからHD対応機を
携帯機はPSPのような液晶とプレイしやすさを追及してくれよ。

投稿者 : 匿名

>>ニンテンドーDSの内訳をみると新型の「ニンテンドーDSi LL」より、既存の「ニンテンドーDSi」の方が売れている。

福袋でDSi手に入れたんだけど、福袋も集計に入ってるのかな?

投稿者 : 匿名

150万→18万→11万と、
ドラクエなんて目じゃない程の落ち幅で下降するFF13。
まさか発売翌週で8分の1程度に落ちると、誰が予測できたでしょうか?
(ドラクエⅨは230万→60万→27万。しかも未だにランキング30位以内に健在)
これって、ヘタすると今年からのランキング初の分で、
FF13が発売4週目にして10万本切るんじゃないです?
まさに盛者必衰の理を現していますよね。


PS3の販売台数にしても、
FF発売週ですらたった24万台程度しか出てません。
多くの人がここの週で50万台程度は出ると考えていただけに、大きな問題ですね。
あれだけ同梱版をセッセと用意しておきながら、実は20万台ちょっとしか販売できてなかったという事ですから。

さらに翌週以降ではPS3があっという間に11万台ラインへ元通り下降。
ちなみに、クリスマス商戦でのWiiはキチンと20万台を突破していました。
(むしろクリスマス時期はゼルダ発売週だったのですけど……)
これらから考えると、どうみてもPS3はにわか人気ですよね。
FF発売までで既に400万台突破していた事もあり、
ひらがなの子が言うような「次につながる形で本体販売台数を増やせた」
という状態ではないですね、とても。
この一ヶ月でせめて80万台は突破しておかないと、ね。

FF13では最早PS3を引っ張れなかった。
そしてその結果、本来なら次に繋げられる程増やせたはずの本体販売数を増やせなかった。
これが年末商戦PS3版の現実でしょうね。

>盛り上がったのは任天堂のみ
大きな意味で言えばそうなるでしょう。
しかしセガやレベルファイブも健闘していますよね。
ファンタジースターポータブルもそこそこですし、
例に挙げられたレイトン、イナズマも順調です。

そして年末に入ってやっと売れ始めたっぽい、太鼓の達人2代目ですかね。
これはバンナムですが。
最初はどうなる事かと思ったこの作品。なんとか軌道に乗りつつあるのかもしれません。

投稿者 : 匿名

マリオは入荷すればした分だけ出て行く感じで、まさに天井知らずでした。本体を牽引する、という感じでは無かったですけどね。その代わり、マルチプレイに使うであろうリモコンの売れ行きが凄かったです。マリオに合わせて新色を投入するあたり、任天堂はさすがに商売が上手いです。FFは二週目以降急激に動くが鈍くなった事もあり、全体的には据置はマリオの一人勝ちといった風でした。ちなみに良い意味で予想を裏切ったのが戦国無双で、悪い意味で裏切ったのがテイルズ。

投稿者 : 匿名

もう据置機は終わったも同然だな
時代は完全にDSといったとこか

と言うかこんな沈没確定なガラパゴス市場にいつまで構ってんの?

投稿者 : 匿名

据置300万とか、
PS2でさえドラクエ1本のみなのに、
Wiiはすごいな。

投稿者 : 匿名

2010年はPS3の年ですね。
FF13でPS3が多機種と性能の差をみせつけましたね。
任天堂やMSが可哀想です。

投稿者 : 匿名

>FF13でPS3が多機種と性能の差をみせつけましたね。
任天堂やMSが可哀想です。

あとはメーカーがどう高性能を生かすかですね。FF13もグラフィックはすごいけど、ストーリーとか色々批判多いし……。

グラフィック綺麗とか高性能とかどうでもいいから、とにかく面白さにこだわってほしいなぁ。

投稿者 : 匿名

>150万→18万→11万と、
>ドラクエなんて目じゃない程の落ち幅で下降するFF13。
>まさか発売翌週で8分の1程度に落ちると、誰が予測できたでしょうか?

これまでの過去作品と全く同じ下降曲線ですよ?w
しかも本数もそこまで変わらず、逆にプラットフォームの台数を加味したら
これまでで最高の売り上げ本数・・・それがFF13です。

投稿者 : お前は何を言っているんだ?

珍しいPS3とwiiのマルチという
戦国BASARA3の売り上げがどれだけ広がるか注目ですね

投稿者 : 匿名

>>投稿者 Anonymous : 2010年1月 8日 19:40
>多くの人がここの週で50万台程度は出ると考えていただけに
あんまり聞いた覚えはありませんが、エンターブレインの社長は歳末商戦期にそれくらい売れるという予想だったそうですね。

12/07~12/13  *75,086 FF13前週
12/14~12/20  237,086 FF13発売週(同梱版約9万台含む)
12/21~12/27  110,519 クリスマス
12/28~01/03  114,368 年末年始
  累 計     537,059 (メディアクリエイト調べ)

特に問題ないように思えますが。
あと、WiiとPS3の価格差を考えると、同じだけ売れることはまずないでしょう。


ちなみに、どこの数字かは分かりませんが、
FF10
1,749,737→233,429→85,703→47,152
FF10-2
1,472,914→181,798→80,295→45,039
FF12
1,840,397→217,438→91,078→45,495

普通に3週目で10万割ってます。FF12は2周目で9分の1ですね。
マリオが強かったこともありますし、相当頑張ってますよ。

投稿者 : 匿名

盛り上がったのは任天堂のみ?
マリオしか売れてないじゃん。
PS3もFF13のみだが、その理屈ならPS3だって盛り上がってるだろうが。

それに、今後の発売予定のソフト群を比べて見ろよ。
どっちが今後盛り上がるかは、誰の目にも明らかと思うけど。

投稿者 : 匿名

>投稿者 お前は何を言っているんだ? : 2010年1月10日 21:06
PS3程、遊べるRPGの種類が少ない機種はない。
そこへ投入された大型RPG。しかし結果は……。
まず出だしがPS2以降のFF正規ナンバー中最低の売上数。
そして下降もいつも通り早い。

これは、明らかにもう信者以外が購入していない事を表している。
おかげでどんどんワゴンセールに近づいているのが今の状態。

プラットフォームの台数を加味、とかはアホすぎる言い分。
モンハン2ndGや、初代DSの時の特定ソフトなどが思いっきりハードを牽引していった事実をもう忘れている。
信者ってこんなにも思考が惨めなのか。

本当に牽引力のある作品なら、プラットフォームの台数など関係ない。
全員ハード毎でも購入してゆく。
これは既に証明されている事実だ。

>投稿者 Anonymous : 2010年1月11日 06:24
3週目で10万かどうかは、
上でレスした信者の言い分(○○を加味)のように、発売時期の差も加味してから発言しろよ。

お前ら信者は都合のいい部分だけ主張して、他は見て見ぬ振りするからヤバイ。
実際年末商戦に発売されたFF正規ナンバーは、1と2と5だけだったはず。
10も12も年末とは違うから、落ちが早くても普通。
10-2は正規ナンバーの亜種だしな。

そもそも年末商戦に発売してこの体たらくってのが、一番問題視されている部分だと気がつけ。
しかも満を持してのFF13だったはずなのに、だ。
(DQ並の期間が開き、期待度はMAXを振り切っていただろうに)

特に本体販売数がそれを顕著に物語っている。
本来なら伸びるはずのクリスマス週間で一気に前週の半分以下に落ち込むわけだから。
Wiiがクリスマス週間でも台数が殆ど落ちなかった事を考えれば、どういうことかは一目瞭然。

マリオが強かった、とか、
価格差を考えると、とかも信者特有の言い訳。
同じ任天堂商品であるゼルダ発売週でも、Wii販売台数は落ちていない。
さらに言えば、その週でFF13はゼルダ相手にはもちろん、トモダチコレクションにすら負けている。

FFは親が子に買い与えたいと思わない商品なのではないか。
ハードを引っ張れないのは、そこに要因があるのだろう。
だとすると、年末商戦に放り込む価値の少ないソフトだという事になるな。

投稿者 : 匿名

>投稿者 Anonymous : 2010年1月12日 07:16
どう見ても据置終了乙ですが?

世間は完全に携帯機に移行してるんだよ、ワトソン君

投稿者 : 匿名

>>投稿者 Anonymous : 2010年1月12日 20:06
ゼルダはすぐワゴンに落ちてっいったので何とも言えません。
あれこそ信者が大半で、一部の信者すら抜けて言ってるように思います。

>マリオが強かった、とか、価格差を考えると、とかも信者特有の言い訳。

事実を述べても「言い訳」と言い、相手を批判するその姿勢の方が信者でしょう。


>3週目で10万かどうかは、上でレスした信者の言い分(○○を加味)のように、発売時期の差も加味してから発言しろよ。

ええ、わかった上でしてますよ。あなたこそ、64やGCの時ですら任天堂は年末商戦に強かったことを加味してください。
というか、上でその「○○を加味」を否定しておいて、自分は相手に加味しろよって大丈夫ですか。
>信者ってこんなにも思考が惨めなのか。
>お前ら信者は都合のいい部分だけ主張して、他は見て見ぬ振りするからヤバイ。
が、そのまま返りますね。


累計販売数が8をピークに落ちてきてその上、FF12はシリーズ一のクソゲーと呼ばれることも多い中、期待してた人ってそんなにいるのでしょうか。

投稿者 : 匿名

>投稿者 Anonymous : 2010年1月13日 00:47
PSPgoやってると、据え置きにもなる携帯機が欲しくなってきた。

投稿者 : 匿名

>投稿者 Anonymous : 2010年1月13日 17:39
ゼルダが信者が大半の作品だというなら、
そんな作品にすら負けるFFは一体どうなるんですか。
ご自身の発言がFFに信者しかいない説を認めるものになっていると、気がつけてます?

価格が安い云々も、これがWii版FF13とPS3版FF13の売上差の話なら、それでよいです。
が、作品も、ブランドも、作品ジャンルも、
さらに言えば本体に用意された作品群のラインナップまでも、全部が違う2種の話ですよ。
それで単純に価格が重要ポイントになるとは思えませんね。
価格が~は誰が見ても単なる言い訳でしょう。
負けたときのために用意しておいた常套句というやつでしょうね。

>上でその「○○を加味」を否定しておいて、自分は相手に加味しろよって大丈夫ですか。

自身の発言に矛盾がないように、加味するなら全部加味しろという発言でしょ、これ?
Aは加味するけどBは加味しない。
そんな姿勢の発言を行うから、都合のいい部分だけ主張して、他は見て見ぬ振りをしていると揶揄されるのでは?

言い訳というのが何も虚言を述べる事を指すわけではないという事も理解できていないようですし……。

貴方の発言、ところどころ矛盾してますよ?

投稿者 : 匿名

もうこんなヤツの相手してやるなって
>投稿者 Anonymous : 2010年1月16日 14:37

自分が認められないような意見の集団を全て「信者」と一括りにして蔑み馬鹿にして、
別に自分に一文の利益があるわけでもないのにゲームの売上ごときで勝っただの負けただのと、
大変見苦しいことこの上ない

投稿者 : 匿名