ハードディスクドライブへのインストールが出来なくなった理由

2004年6月25日:ハードディスクドライブへのインストールが出来なくなった理由
「ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸」買ってきたのですが…。
どした?
前作ではHDDにインストールできたのですが、今回出来なくなっているんですよ。前作はインストールしたことでスムーズにゲームを楽しめたのですが、インストールしないと戦闘シーンやエリア切り替えで止まってしまってちょっと…。
ふむ。
なぜナムコはこのような改悪をしたのですかね?
だって、ナムコだもん。
!!
というのは冗談で、これには理由があるらしいんだ。気がついている人も多いと思うが、「ファイナルファンタジー10」ではインストールできたが、「ファイナルファンタジー10-2」はできなかったよな。
そういえばそうでしたね。以前は出来ていたシリーズが出来なくなっているのは何か意味があるのでしょうか?
そこでこの投稿だ。ちなみに、昨年11月に届いた投稿だったりする。

『「2003年11月23日:ハードディスク対応ゲーム」について、理由の一つかもしれない情報を聞いたことがあるのでメールします。今年からSCEの方針で、ハードディスクにインストールできるだけの製品の場合も、「BBユニット対応」という表記をしなければらならなくなったという話を聞きました。某社では「ネットワーク対応のゲームと誤解される」ということで、それまでハードディスク対応で進めていた製品をすべて非対応に変更したとのことです。もう半年以上前の情報なので、現状は変わっているかもしれませんが、参考まで。』(投稿)

!!
これが大きな理由であるのなら、いただけないですな。
SCEIとしては「BB unit」を売りたいためにこのようなことをやったのでしょうか?
どうなんだろうな。もしそうだとしたら、逆効果のような気がするが。
逆効果ですか?
だってさ、投稿にもあるように、「BBユニット対応」と書いてあることでソフトを買わなくなる可能性の方が、それを見て「BB unit」を買おうとする可能性より高いわけだろ。インストールできるゲームを買ってもらえば、その説明書を見てインストールするとCD読み込みが無くゲームが出来ることを知り、快適にゲームをプレイするために「BB unit」を買おうとするユーザーが増えるかもしれない。ソフトも普通に売れるし、快適性を求めて「BB unit」を買う人もいる。こちらの方がユーザーの流れとして自然だし、本来、このような形であるのが好ましいと思うのだが。
ふむふむ。
ほとんどのソフトがHDDにインストールできると知れば、ゲームを日ごろ楽しむ人はたいてい「BB unit」買いたいと思うんだけどな…。そして、買ったユーザーに対し、オンラインゲームの魅力を伝えていけば、対応ソフトをやる可能性も出てくるものを。そういった可能性を摘んだのはミスジャッジと言わざるをえない。それによって、ユーザーも不快な環境でゲームをしなければいけなくなったしな。
読み込みが数秒短縮されるだけで、ゲームをする総合時間が大幅に減りますからね。快適性は大きくことなってしまいます。
もし、他にも理由があって制限を加えたのであれば、これはこれで別にかまわないのだが。
別の理由とは?
ハードディスクドライブにインストールさせていくと容量あっさりオーバーしそうだから。よくわかっていない人は新たなソフトがインストールできなくなってクレームとかしそうだし。まあ、このようなくだらない理由で制限する分けないと思うけど。
この問題、できれば早く対応してもらいたいですね。
とっととルールの変更をしてくれればいいのだが。しかし、他のインストール可能であったのをそうでなくしたメーカーもあるということだから、ここでSCEI側が表記は無くていいですよ、と言おうものなら、そういったメーカーからのクレームがすごそう。
……。
対応と書かせるのではなく、「このゲームはPS BB unitへインストールして快適に楽しむことが出来ます」といった文面をパッケージ裏に入れるくらいでいいとは思うんだけど。たぶん、対応シールをパッケージ表に張れということだが、それだとメーカーが懸念したオンライン環境が無ければ楽しめないと思われても致し方ない。ぜひともSCEIには再検討をしてもらいたい。

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