プレイステーション2本体修理費

2003年5月20日:プレイステーション2本体修理費
プレイステーション2本体に関する投稿がありました。

『最近のハードの乱立にちょっと戸惑っております。まぁ、それはイイとして。プレステの耐久力の低さはなんなんでしょう。PSを私は3台購入ました。初代は3000時間の連続使用でブートがやられてお陀仏。修理に出しても、数週刊後に再発。買い換えた2代目、3代目も2年持たないで故障。PS2を購入して対応していますが、DVDの読み取りが出来なくなり、分解してレンズを掃除してなんとか復活。ちなみに、FCやSFCは1台が現役で頑張っています。稼働時間も1万時間近くの連続でも問題ありません。N64も連続5000時間以上の稼動でも問題無し。PCEも未だに現役で稼動します。プレステだけが脆い。昔から言われているSONYタイマーなるものを信じたくなってきます。SONYはどう思っているのでしょう。』(投稿)

SONYとしてはうはうはですな。
うはうは?
修理をどんどん出してくれればそれだけ利益が出るからな。ここ数年、技術力の進化などもあり、家電製品などは耐久力がありすぎて、逆に買換え需要を見込みにくいという状況にあるんだ。そのため、どこかで稼がなければいけない。その稼ぎ先が修理によるものであったりする。
つまり、SONYはわざと壊れるように作り、修理に出してもらって稼いでいるというのですか?
いや、そこまではいわないけど。壊れやすいので、当然修理や買い替えなどが起こるよな。それで稼いでいるのは事実ですな。本当にSONYタイマーなぞしようものなら、何処かしらで情報が漏れるだろうから、それは無いだろう。
まじめに作っていても壊れやすいものができるのですね。
プレイステーション2の話になるけど、大抵問題となるのがレンズ部分の読み込み不可だったりする。プレイステーションならば、レンズの部分が視認出来るので、綿棒などでレンズ部分を拭くことが可能だけど、プレイステーション2は出来ないから、余計壊れやすくなっている。レンズクリーナーを使えばいいのだが、うまく動かないレンズクリーナーも多かったりするし。
ちなみに、レンズの交換にはどれくらい掛かるのでしょうか?
ここで価格表の登場だ。プレイステーション2のレンズの交換は「光学デバイスの交換修理」「一般ICの交換修理」の部分に当たると思うのだが、これが9000円。
つまり、レンズの交換で9000円掛かるということですね。
そのとおり。これを他社と比較してみよう。ドリームキャストを例に出すけど、同じような修理の場合4500円くらいで行ってもらえる。
ですが、ドリームキャストとプレイステーション2とでは使用する部品も違うので、価格差があっても問題ないのではないですか?
たしかに、キミがいうように、セガごときがソニーコンピュータエンタテインメント様のゲーム機と比べるな、というのはよくわかる。
そんなこと言ってないでしょ!!
で、プレイステーションやPSoneの修理費をここで取り上げてみよう。同じく「光学ブロックの交換修理」の料金を調べると、6300円だったりする。ドリームキャストより前に出ているゲーム機であるにも関わらず、数年も後に発売されたドリームキャストよりも修理費が高い!これ如何に!?
如何に!?といわれましても。
この辺りは勝ち組みの傲慢さというか、それとも修理ビジネスに忠実に行動しているか、見る人によって判断は異なるだろう。ドリームキャストの方にしても、修理で稼がず、安く修理して、ソフトで稼ごうという考えで安価にしているのかもしれない。
つまり、セガはいい会社ということですね。
……。
黙らないで下さい。
それと、もう一つ。例えば修理に出したい本体をショップに持ち込むとする。セガの場合は、ショップの方に戻されるのだが、ソニーコンピュータエンタテインメントの場合は客に直送となるんだ。で、セガの場合は、ショップの取り分も用意してくれるのだが、ソニーコンピュータエンタテインメントの場合は全部ソニーコンピュータエンタテインメント側に吸いとられ、ショップにはまったくお金が落ちない。
それがどうかしたのですか?
このため、ショップに持ち込んだとき、ショップが勝手にお金を徴収してしまうこともしばしば。
勝手にですか?
そう。チェック料とか言って。で、当然ソニーコンピュータエンタテインメントからも金を請求されるので、二重に請求され、修理を持ち込んだ人が損をすることになる。ショップ側としてもいろいろな手間を強いられたのだから、金よこせというのは分からなくも無いが客側としてはやりきれないよな。逆にこの点を考慮しているセガは。
いい会社ということですね。
……。
どうして黙るのですか……。
つまり、プレイステーション系を修理に出したいのであれば、ショップ経由で無く、自らが配送しようということですな。もちろん、チェック料を取らないショップもあるが。送料は着払いなので、梱包の手間以外は実質修理費のみ払えばいいことになる。
説明書と一緒についているチェックシートをしっかり記入しなければいけませんね。送り先などの詳細も説明書などに書かれていると思いますので、説明書は大事に保管しておきましょう。
チェックシート、適当に書いても修理してくれるけどな。
でも、配送したはいいのですが、修理費がどれくらいになるか不安ですね。
プレイステーションやPSoneに関しては7501円以上、プレイステーション2に関しては9001円以上の場合は事前に連絡をくれるようなので、事前に用意しておくのは7500円、9000円ということですな。消費税は別途掛かるかもしれないので、消費税分も。ちなみに、連絡が来たとき、修理をキャンセルすると別途金取られるので注意。
修理キャンセル料とられるのですか!!
うむ。なので、壊れたら買い替えてしまったほうが良い場合もある。まあ、こうやって壊れて壊れて国内出荷台数が1250万台以上なのは言うまでも無い。まあ、本体を売るよりかは、修理した方が稼げそうなので、ソニーコンピュータエンタテインメント側としては修理に出してもらいたいのだろうが。

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