「FF11ジラート」経済状況の変化

2003年4月29日:「FF11ジラート」経済状況の変化
今回はジラートの幻影から大きく変わった経済状況に関する投稿を紹介していきます。まずはこちらから。

『新ジョブの追加に伴い、低レベル装備の値段が跳ね上がってます。ジラートから始めた人たちにとってはとても手が出せないでしょう。お二人はこの現状をどう見ますか?』(投稿:クロト)

低レベルの装備品の値段が跳ね上がるといってもそれは競売だけのことなので、普通に店で購入すればよいのでは?逆に競売の方が店での販売価格より高くなっているのがあったりするし。店の販売価格は変更されていないので、この点に関しては問題ないだろう。
他にも投稿がありますよ。

『ジラート発売に合わせて、ジュノ競売所の手数料が大幅にアップされました。
特に、ダース単位での出品には多額の手数料が取られ、事実上ジュノ競売でクリスタルなどの取引が出来なくなった(というよりバカらしくて出来ない)かと思います。スクウェアとしては、おそらく「手数料上昇=出品数の減少=競売所前の混雑緩和」というようなことが狙いにあったのではないかと思うのですが、結局物価が上昇するだけで終わりそうな気もします(^^;この件について、私は本当にスクウェアって頭悪いなと感じました。ジュノ競売所前が混雑するのは、そこにたくさんの商品が集まるからで、そこに人が集まるのは市場原理そのものです。ジュノの競売所の混雑を緩和させたいのであれば、現在の各国独自の競売所を廃止して、全国共通の競売所に一本化してしまえばいいだけかと思いますが・・・そうすれば、わざわざジュノに集まることもないでしょう。もっともジュノに集まる理由はそれだけではないのですが・・・お二人の意見はどうでしょうか?』(投稿)

競売を共通にすると、その土地ならではの商品が競売に並んでしまって産地限定商品の意味合いが薄れると思うので、多分やらないと思う。それに、競売を共通にすると、逆にジュノに集中してしまう可能性もある。もし共通化をするとしても、ジュノは単独で、その他3国は共通でという形にしないとあまり意味は無いだろう。それに、各国毎の分散は、サーバーへの負担の分散という意味合いもあるので、安易に共通化はできない。
手数料アップについても述べていますね。クリスタル1ダースを出品しようとすると500ギルも手数料が取られてしまい、土のクリスタルなど比較的供給が多いものはほとんど出品されなくなってしまいました。
既に投稿者が言っているように、ジュノからできるだけ人を減らそうとしているのと、あとは出すぎたギルの回収目的なんだろう。結局、ジュノから人がいなくなることは無く、以前と何も変わらないことを考えると、前者の目論みがあったのなら大きく外れたことになる。後者に関してはそれなりに作用していると思うので、まあよいのでは。
最後にもう一つ、こちらは全体的な経済状況に関しての投稿がありました。

『はじめまして。いつもおにぎり食べながら見ています。4月15日のヴァージョンアップでスクスクのギル回収政策は一般庶民が泣きを見るという某国のような政策を展開していると思います。数々の金策手段を潰し、魔道士必須の魔法や、飛空挺パスでギル回収なんてナンセンスとしか言いようがありません。スクスクはヴァナでは貧富の差が激しいというのは理解してないのでしょうか?ギルを回収したいならブルジョワ装備品やオシャレ装備を法外な値段で売れば、現状の競売システムからみればギルを沢山持ってる人から簡単に回収出来ると思うのですが。貧乏人はユニクロ装備で我慢しろ。と言われればそれまでなのですが、FFオンラインは自分を強くするのが楽しみ(それは憧れの装備品を装備するの含まれる)なゲームだと思うんです。4月15日以前は、ギル稼ぎの手段もあり一般人でも努力をすれば、ある程度高いものでも手を出せてのですが、ここまでギルの稼ぎ手段が制限されるとかなり厳しいと思うのですが。お二人はヴァナ経済についてどういうお考えをお持ちでしょうか?ご意見お聞かせください。』(投稿:ぽちょむきん)

ギルの回収が必要という判断の元で行われていることなので、多かれ少なかれ現状はその思惑通りに進んでいると思われるので、まあよいかと。投稿者が言っているブルジョワ装備品などは面白いと思うが、それらを許容するだけの能力が現在のプレイステーション2にあるわけではなく、無理かと。
ここでいうブルジョワ装備品とはどういったものを指すのですか?
例えば同じ性能のものがあるとして、一般品は見た目は貧相だけど、ブルジョワ装備品は見た目が華やかであったりという違いがあるような感じ。他人との差別化が図れるという点で興味を示す人は多いと思うので、可能であればやってもらいたい要素ではある。
魔法の店売り価格が高いことも述べていますね。こちらに関しては、別の方からも投稿がありました。

『黒魔をやっている者です。今回のパッチはガ系の性能向上など黒には嬉しい部分もあるのですが、1つ残念な点として今まで店売りで登場していた新精霊魔法がモンスタードロップになってしまいました。前衛は自然にアビやWSを覚えるのに、なんで後衛はイチイチ魔法を買ったりしなきゃいけないの?って思っていましたが、これから追加されていくであろう新魔法もモンスタードロップで入手していくとなるとアホっぽく感じてきました。』(投稿)

このあたりは微妙なところだよな。確かに店売りであればよいのだが、上で投稿者が述べているように高額であったらクレームが出る。黒魔法に関して言えば「ブリザドIII」や「ストンガIII」は経験値稼ぎで戦う敵から出るものなので、比較的数が競売に出回り、安価で手に入るメリットがあることを考えると、店売りがないことがそのままよろしくないということにはならないだろう。「ファイアIII」のようにほとんど出回らないものがあるとちょっと辛いが…。
少し気になっていることがあるのですが、今回、何度か話に出てきているギルの回収というのはなんなのでしょう?
既に多くのギルがユーザーの手に渡ってしまったので、このユーザー側への流通量を減らし、物価の上昇を抑えていこうということ。貧富の差を減らそうということですな。もっとも、貧乏人はいつまでも貧乏人であるということは変わらんのだが。
もし、そういったことをするのでしたら、黒魔法も店売りにしたらよかったのではないですか?
そこが謎だよな。行動に一貫性が無いというかなんというか…。「ファイアIII」10万円、「ケアルV」10万円、「レイズII」30万円といった具合にどんどん売りに出してしまえば、容易にギルを回収できると思うが。で、3ヵ月後くらいして価格改定で普通にプレイヤーにも入手しやすいようにする。「レイズII」などはギルド販売方式にして、一定時間経てば数個入荷といった形でもよいかと。
価格改定をしてしまうと、ユーザーからの不満が出てしまいませんか?
昔は歌も価格変更された経緯があるし、悪いことではないだろう。ギルド販売形式であれば、価格改定3日くらい前から販売を中止すれば、昨日購入したのに今日値下げされているといったこともないだろう。
なんだかソニーコンピュータエンタテインメントみたいですね。
!!

直近、直後の話題

1つ過去の話題:プレイステーション3への移行
1つ新しい話題:Xbox用ソフト「N.U.D.E@」のネーミング

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