バンダイナムコ株主総会2013年

バンダイナムコホールディングスの株主総会に行ってきました。

6月24日に開催されましたね。場所は、東京都港区高輪3-13-1のグランドプリンスホテル新高輪の「飛天」です。

昨年はネット上で取り上げることを禁止されたと感じたので取り上げなかった。

今年も取り上げることはできないのですか?

昨年と説明の文面が微妙に変わっており。

今年と昨年との表現を見比べてみましょう。

『株主総会会場内での写真・動画の撮影・録音、インターネットへの書込み等は、固くお断りいたします。』(2013年:株主の皆さまへのお願いより)

『会場内での写真・動画の撮影・録音、インターネットへの書込み等は、固くお断りいたします。』(2012年:バンダイナムコホールディングス株主総会 株主の皆様へのお願いより)

どこが変わったのでしょうか?

昨年のものを持っていないので、もしかしたら引用するときに記載しなかっただけかもしれないが、冒頭に「株主総会」という文字が加わり、株主総会の会場でのみやってはいけないこと、というニュアンスが強まったように感じる。

あと、「皆様」が「皆さま」になっているとか。

そこは重要じゃないでしょ・・・。

去年も、コメントで会場内だけのことでは、という指摘がありましたので、ネットで語ること自体は禁止されていなかったと判断できます。

と、言うわけで、質疑応答を取り上げるのだが、正直、どうでもいい質問も多く、面倒なので、ゲームに関係のありそうなものを中心に適当に取り上げていく。

では、2つほど取り上げましょう。

ソーシャルゲームの売り上げと利益の割合について。

SNS関係で495億、今期は450億円を考えている。ほぼ横ばい。495億円の前は150億円。

WiiU、PS4、Xbox Oneが出ますが、新しい市場へどのように取り組むのか。

WiiU、PS4、Xbox Oneについては、プラットフォームが100万台しか出てなければ儲からない。

1000万台くらい出ないと儲からない。

すぐ対応できるようにしているが、むしろますますビジネスがネットワークにつながっていく。

PCやタブレット、携帯など、デバイスが多岐になりつつある。

もちろん、PS4もXbox Oneも重要。

開発体制としてはPCの開発体制がほぼ半分、残り半分が従来型のプラットフォーム。

以上2つを取り上げました。

他にもたくさんの質問が出ていたが、これといった面白いものもないので割愛。まあ、どこかのサイトが紹介するのではなかろうか。

ソーシャルネットワーク関連はすごいものがありますね。

当初は160億円くらいを数字として掲げていて、その後、コンプガチャが出来なくなったわけだが、それでも3倍近い数字を達成したことになる。

利益の額は言わなかったものの、仮に50%くらいの営業利益への貢献とすれば、250億円の利益貢献だ。

すべての合計が約500億円なので、バンダイナムコホールディングスの利益の半分はソーシャルネットワーク関連で占めているとなる。

すごいですね・・・。

利益率がどれくらいかわからないので、何とも言えないけどね。

去年の利益などと比べてみても、ソーシャルネットワーク系の営業利益率50%という仮定は妥当と思われる。

PS4やXbox Oneへの考え方も述べていますね。

最後の方でPCに開発を50%という表現があるが、ここで言うPCはソーシャルネットワーク系など、パソコンやスマートフォン、タブレット端末、携帯電話などを含めての話だ。

従来型ゲーム機の規模が減っているのは残念です。

まあ、今後もソーシャルネットワーク系で脱法行為を探して利用者を煽りつつお金を巻き上げるために頑張っていただければいいのではないでしょうか。

また、そんなことを・・・。

後、今年の会場の展示等についてだが、仮面ライダーなどとの記念撮影会はなくなったようだ。

代わりにショーの方が重視された感じ。ショーだと多くの人が一度に撮影ができるというメリットがある。あまり大きなスペースではないけどね。

他には、プリキュアが10周年ということで、3DSのゲームソフト「ドキドキ!プリキュア なりきりライフ!」の体験スペースや、等身大フィギュアが4体飾ってあったり、商品展示がしてあった。

他には太鼓の達人の体験会やパックマン関連の展示など。

毎年行われていたプライズゲームに関しては、ナムコのゲーム施設で利用できるチケットを配布し、株主総会会場ではやらないことにしたようだ。

いろいろな変化があります。

お土産は「ドキドキ!プリキュア 生活雑貨」。

入浴剤とシャンプー、そして保冷弁当袋のセット。

プリキュア尽くしですね。

会場内の模様は写真撮っている人もいたので、ネットを探せば見つかるだろう。

3DS用ソフトの展示スペースのディスプレイがすごく凝っていたので、逆に近寄りがたかったり。

たぶん、プレイしたら、誰かしらの写真に写ってしまうんだろうな。

そう考えたら、おちおちプレイもできん。

アイカツおじさんなら気兼ねなくプレイしそうですね。

と、まあ、こんな感じでした。

ちなみに、業績報告のビデオでは声優の藤村歩が担当していたとのこと。ビデオをしっかり見ておらず、声も意識して聞かなかったので、これはネット情報だけどね。

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」のミネバ・ザビ役の人だ。

簡単ながら以上で終える。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:ルイージマンション2がなぜここまで売れているのかの原因が判明
1つ新しい話題:スクウェアエニックス株主総会2013年

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『バンダイナムコ株主総会2013年』へのコメント

アイカツおじさんといえば、質疑応答で
Q「アイカツおじさん、アイカツお姉さんとか、子供向けのコンテンツに大きいお友達がいたりするのだが、会社としてはどう考えているのか」
A(石川社長)「大きいお友達にやって欲しくないとは思っておりません。楽しんでいただければと思っております。」っていうやりとりがあったそうですね。

投稿者 : モソン

本当、利益だの支出だなのどうでもいい事な質問ばっかりだったな。
人数制限のある貴重な質問枠を他の人に譲ったけど、
譲った結果がこんなのだったな。

投稿者 : 株主

声は最近ので言うとストライカー

投稿者 : 匿名

据え置きのスパロボは次世代では確実に出ないだろうな。
携帯機はVitaが売れる気配が無いから完全に逃げる場所が無くなったな。

投稿者 : 匿名

実はバンナムこそハードの進化の恩恵を受けたソフトメーカーなんだよね。
ハードの進化により、版権を持つキャラクターを縦横無尽に派手に
動かくすことができるようになったんだし。

投稿者 : 匿名

>WiiU、PS4、Xbox Oneについては、プラットフォームが100万台しか出てなければ儲からない。
>1000万台くらい出ないと儲からない。

ソフトが揃わなければハードは売れない。
かつてナムコはハードを牽引するメーカーだった。

ナムコは本当に駄目になってしまった。
バンナムになったのは失敗だった。

投稿者 : 匿名

大きなお友達へのコメントは何度も言い淀んでたりしてすごく言葉を選んでたな
本当は嫌なんだろうけど、立場と場所の関係で真っ向から否定できないのが可哀想だった

投稿者 : 匿名

>かつてナムコはハードを牽引するメーカーだった。

昔はハードメーカーがソフトを出してある程度牽引し、それをサードが補うと言うシステムだったよ。当然ソニーも含めてね

それをサードだけに押し付けようと考えるのは流石にどうかと

投稿者 : 匿名

投稿者 : 2013年6月26日 10:47

国内においてはTVゲーム全盛期時代の初代PSからしてハードを牽引したのはサードだよ
最初の火付け役がバイオハザードで爆発的に普及させたのはFF7
PS1・PS2ではソニーファーストはそれなりに売れてたけどやはりサードが本体を牽引していた

任天堂はSFCまではファーストで牽引できてたけど
64・GCではそれが出来なくなってしまった

しかしWiiFit等の知育ブームで本体を爆発的に普及させることに成功したけど
今度は逆にそれがサードを阻害する形になってしまい
WiiUではその影響で最初からサードに切り捨てられてしまって知育ブームも無くなり本体を普及させるのが不可能になってしまった

投稿者 : 匿名