日本で洋ゲーが売れないのは敗戦国だから

2010年7月13日:日本で洋ゲーが売れないのは敗戦国だから
一つの結論に達した。
なんですか、突然...。
日本で海外のゲームが売れないのは、実は日本が敗戦国だったからなんだ!
な...
なんだってーー!!
どういうことでしょうか?
日本は以前から、海外で発売されたゲームが売れてこなかった。その理由はいろいろと語られているが、その本質は日本が敗戦国だからというのが浮上した。
その根拠はどこにあるのでしょうか?
それは日本と同じくドイツに見てとれる。6月29日『任天堂の株主総会2010年』でも少し取り上げている。
その後、任天堂オフィシャルサイトでも株主総会の発言が掲載されましたので、今回はそちらから情報を持ってきました。

『ドイツは非常にゲーム人口比率が低いんです。さらに調べますと、ドイツではビデオゲームの社会受容性が極めて低いんですね。すなわち、ビデオゲームを社会の中でまだ敵視しておられる方がたくさんいらっしゃるんです。これは特に、(西洋では)戦争をテーマにして銃を撃つようなゲームが非常に多いということもあって、ドイツという国が歴史的な背景もあってそういうものに対して社会が非常に強い拒絶反応を持つということとも関連しているのかもしれません。』(任天堂オフィシャルサイトより)

ですが、この話ですと、ドイツはゲームそのものに対しての嫌悪感が強いように感じますが。
これは日本そのものの事情もあるので、一概に同じ結果にはならない。
その日本そのものの事情とは?
日本は、古くからファミコンが発売され、スーパーファミコン、プレイステーションと長くゲームに触れる機会があった。その時触れてきたゲームは、マリオなどを筆頭に、見た目に残酷性の無いゲームが多い。また、RPGゲームのように、比較的ファンタジー色の強いものが主流だった。これらのゲームで長年育ってきたことにより、ゲームそのものへの嫌悪感は低いと言える。
ふむ。
一方、ドイツではそのような土壌が無い。もともとヨーロッパはゲームが盛んであったわけでなく。そうした中、Xbox360などに代表されるように敵を撃ち殺すようなゲームが多く見受けられると、先の任天堂の岩田聡社長の述べた理由から、とりわけドイツでは拒否反応が出てしまう。
ドイツでは敵を撃ち殺すゲームに対して拒否反応が出て、その結果、ゲームそのものに対しても否定的です。日本ではその手のゲームのみが否定されているわけですね。
このように、ドイツの話を考えてみると、今まで謎であった日本で洋ゲーが売れないという状況も、納得できるのではないかと思う。もちろん、これだけが理由というわけではないが、影響は大きいと見ていいだろう。

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『日本で洋ゲーが売れないのは敗戦国だから』へのコメント

ソレは無い。
敗戦国。なんて意識は一部の政治に過剰反応する人だけの思想でもう歴史の教科書の平安時代あたりと意識変わらないもの。

投稿者 : 匿名

ただの食わず嫌いってだけで、やればわかるんだけどね
選別すれば異文化ゲームの質も高いぞ、おっさん主人公
とか美的感覚は違いすぎるが。360で洋ゲーを知らずに、
和ゲーだけだったら、たぶん卒業してると思う。

投稿者 : 匿名

バカか。
アメリカはPCが源流。
日本は玩具が源流。
もうゲームブログやめろよ。

投稿者 : 匿名

ドイツはボードゲーム大国で、毎年ボードゲームのナンバーワンを決めるゲーム大賞が開催されてるほど。
カタンの開拓者、スコットランドヤードなんかの定番ボードゲームから、6ニムトなんかのシンプルなルールで個性的なカードゲームなんかがひしめいている。

みんなでわいわいじっくり楽しむボードゲーム文化があるので、一人で楽しむのがメインだったり対戦で殺伐としやすいTVゲームが受け入れられてないんじゃないかね。

日本の場合はもっと単純に絵面の問題だと思うね。洋ゲーのキャラが受け入れられないって人が多いんでしょ。
あとは難易度かね。最近の日本のゲームはヌルゲーが多いし。

投稿者 : 匿名

日本人の性質に合ったものであれば洋ゲーでも売れると思います。
真琴さんが言ってるのはFPSが売れない理由ですね。

投稿者 : 匿名

さすがに誇大妄想すぎるでしょ、だったらメタルギアも日本であんなに売れがいよ!もう少し考えてくれ。

投稿者 : 匿名

「日本そのものの事情もあるので、ドイツとは一概に同じ結果にはならない」と説明されているのに対し、日本の場合の説明を見ると

・見た目に残酷性の無いゲームが多い
・ファンタジー色の強いものが主流だった
・ゲームそのものへの嫌悪感は低い
・日本ではその手の(敵を撃ち殺す)ゲームのみが否定

としか説明がされておらず、

「日本で洋ゲーが売れないのは敗戦国だから」という理由が1つも説明されていない気がするのですが?
どの部分が”敗戦国だから”の理由付けになるのでしょう?

投稿者 : 匿名

それ以外のジャンルの洋ゲーもイマイチだからどうなんだろう。
でも確かに理由の一翼を担っている気はする。

まぁ、人間撃ち殺すゲームを面白いって思うほうが異常・・・だと思いたい。

投稿者 : 匿名

謎も糞も…。

銃社会でもない国で銃バンザイのゲームが売れる方が異常でしょうが。
今更言うような事ではないですよ、そんなの。

投稿者 : 匿名

どうかな?「敵を撃ち殺すようなゲームが多く見受けられる」のが理由なら、単に「銃」が無粋に感じられるだけじゃないかな。
何でもかんでもサムライとつけるだけあって、「刀」を振り回すゲームは多いし、そこそこいい売り上げをしてる気がするし。
文化的に「銃」を受け入れてるのって米ぐらいだからな。日本では火縄銃ぐらいが限界だったりして。

投稿者 : 匿名

敗戦国というより知能レベルが高いからだろう
グロや刺激を求めてないだけ
アメリカでもインテリ層からはグロゲーは嫌われてる

投稿者 : 匿名

まぁ確かに以前遊んだメダルオブオナーライジングサンGC版で目の前に竹やり持って聞き取り不能な声で一列に並んで突きたててくる日本兵(微妙に軍服が違うのは日本軍の資料がなかったからなのか)見て嫌になって売りにいったからな~
 でも本当の理由は特に古参ゲーマーなんかはFC、SFC時代に酷いデキの洋ゲーを体験して洋ゲー=クソゲーってイメージが定着しちゃってるからじゃないかな?実際は良く出来てるんだけどね

投稿者 : どうだろうね

嫌悪感とかまるで関係ないな
興味ないだけ

投稿者 : 匿名

でも、ドイツは世界一のボードゲーム大国ですよ。嗜好やライフスタイルの違いでしょう。

投稿者 : enzi

日本で海外ゲームが売れないのに敗戦国だからとか関係ないよ。
ゲームやる世代に日本が敗戦国って意識持ってるヤツなんかいないって。

投稿者 : 匿名

日本、ドイツと来たら残りのイタリアはどうなんだろう

投稿者 : 匿名

洋ゲー(とそれに対する日本の反応)の本質を射抜く大変鋭い指摘だと思います。目から鱗が落ちました。洋ゲー考察はこの指摘抜きにして語れないと思います。

…何だか感動してしまったので思わずコメントしてしまいました…これからも応援していますので頑張ってください。

投稿者 : 匿名

何言ってるのかな。
戦争を知らないのに敗戦国も何も無いだろ。
日本人の嗜好に合わせて作ってないから売れないんでしょ。
基本ミーハーなんだから、知名度もなきゃ無理。
プレステみたいに、みんなが買うから買うんだよ。

FF14ブログになりそうだから、たまには為になる読み物を頼むわ。

投稿者 : めろんぱん

洋ゲーって売れてないですかね
敗戦国うんぬんはFPSでの話しでしょ
それも妖しい話ですけど…
日本は家庭用ゲーム機が主流かつ日本語版が滅多に出ないのが原因じゃないですかね
最近になって洋ゲーの日本語版が出てきたけど一昔前は日本語版なんてほとんど出なかった訳ですし
後、有り得る原因として洋ゲーの男女ともに厳つい見た目が受けないのでしょうね

投稿者 : ななし

ドイツと日本は共に敗戦国ですが決定的に日本と違う点は
ユダヤ人大量虐殺という後ろめたいことをしてしまったからです。ですからグロいゲームの描写を見るだけでかつての虐殺を
彷彿させてしまうそうです。戦後から60年以上経過して
いますが未だにこの後遺症を引きずっているのです。この点だけは日本に通じるものがありますね。
勘違いしないで欲しいのは日本は虐殺等の行為は行わなかった
という点です。GHQによって植えつけられた日本自虐史観を
真実と思い込み引きずっているのです。だから銃=戦争に結びついて嫌悪感を示す人が多いというのは根底にこの史観が
あるのだと思います。いいかげんこの嘘っぱちの自虐史観から
目覚めませんか?当時の日本は悪ではありません。
証拠はこれ。1951年5月、アメリカ上院の軍事外交委員会で
GHQのご本尊であるマッカーサーが日本が戦争に飛び込んで行った目的は祖国防衛の為だったと証言し、これで同年、
サンフランシスコ講和条約が結ばれ日本は名誉挽回し独立を勝ち取ったのですから。A級戦犯という単語も存在しません。
日本は無罪だったのです。これほどの重要なことをを民法は無視、新聞も一切取り上げませんでした。だから未だに日本人性悪説を唱える人が減らないんですね。これは同じ敗戦国でありながらドイツと日本の異なる歴史をごく一部ですが書いてみました。あまりゲームとは関係ない話ですが多少は影響されてる部分もあるのでは?と感じていたもので・・・。

投稿者 : ガスコイン卿

若者が銃に関心を持つというのは、銃が身近にあって生活に溶け込んでる場合と徴兵がある国の場合だろ
敗戦うんたらは関係ねぇよw

投稿者 : 匿名

ゲームブログやめればとか本気でコメントしてる奴までいて寒いな。
現実世界で少し突っつかれたら勢いで犯罪おかしそうな怖さを感じる。

投稿者 : 匿名

オブリやフォールアウトとか普通に売れてるのも多いと思うけど。
これのお陰で日本のゲーム色褪せて見える人も多かったと思うし。
合わなかった人も当然居るけど。

投稿者 : 匿名

爆釣り狙いか
カプコンは大昔縦STGの1942だっけかな第二次世界大戦モノの奴
あれ時機は米の戦闘機で敵は日本軍なんだよねゲーセンのだけど。
あの時期って家庭用機はファミコンの頃か当時は、まだ米のゲーセンも需要はあったのか
国内外で売る為に日本は蔑ろにして我慢しとけってのが多かったねカプコンは。

ファイナルファイトではボーナスステージで日本車叩きして米のご機嫌取り
流石にクレームが多かったのかスト2からはナンバープレートにJPN入れるのは止めたけど
相変わらず日本車叩きしてたよw

敗戦国だから媚びてたのかな?

投稿者 : 匿名

今のゲーマー世代に敗戦国だなんて意識はないだろうけど、社会的にそういうのに対する忌避感は未だにあるからね。自衛隊だとか警官の拳銃発砲への過剰反応だとか、意識しなくともそういう文化で育てば影響は免れない。この辺の軍隊やその象徴たる武器へのアレルギーは、少なからず敗戦の事実が関係してると思うよ。
まぁ兵士をロボットに、銃をビームにすれば売れちゃうんだから、要因としてはかなり限定的だろうけどね。

投稿者 : 匿名

単にプラットフォームの違いで定着しなかっただけだろ。
洋ゲーはPCメインだった為に一部のゲーマーだけがプレイしていた程度で、家庭用で頻繁に出てたわけでもなかったし。

投稿者 : 匿名

ここに来るような人はそもそも過去にアメリカと戦ったことすら知らないレベルのゆとりゲーマーな気がするんですが

まあでも多少は影響あったでしょうね 敗戦国
とにかくドンパチ物にはいろいろ五月蠅い国ですから

投稿者 : 匿名

銃云々よりキャラやシナリオに魅力が無いからでは?
まあ洋ゲーでもヘビーレインみたいな例外はありますけど

投稿者 : 匿名

洋ゲーが売れないのは日本には日本のゲームが沢山あるから。
そこで欲しいものがなければあきらめるか別な趣味に興じるかで、洋ゲーまで選択の範囲を広げる人は少ないと思う。

後は言語の違いかな。喋るのは日本語でも他が全て英語だと読むの疲れるし。疲れるものをわざわざやろうとは思わない。

投稿者 : 匿名

洋ゲーに限らず、一部のフランチャイズもの、シリーズものしか売れてないと思います。日本って。
全体的に飽きられつつあるのではいでしょうか。

投稿者 : 匿名

「戦争を知らない」のは敗戦国だから
という考え方もできる
敗戦国だから戦争というものを美化しない教育ってことね。

そう考えると、一理ある話だと思う

投稿者 : 匿名

アメコミが日本で全く売れない理由と同じ。
欧州でも売れてない。
アジア中東でも同じ。
アメリカンスタンダード≒ワールドスタンダードってのも30年前ぐらいに終わったのだろうね。
米人は今も続いてるとガチで思ってるから困るが。

投稿者 : 匿名

この手の物の考え方ってちょっとおかしいよね
日本では米が主食だけど外国は違うわけで
それを世界人口は日本の50倍だから、世界で売れば50倍米が売れるとはならないでしょ
文化が違う物を単純な掛け算わり算で数字を出そうとするのが間違い

投稿者 : 匿名

日本で洋ゲーが売れないのは
センスが無く、大雑把で、銃ぶっ放しだから。

投稿者 : 匿名

スパイダーマンはうけたがバットマンはうけなかった
まあ後者はこち亀キャラにしか見えない所あるよね

投稿者 : 匿名