プロゲーマーになってもいいんじゃない?これを考えてプロゲーマーになるべき

東京ゲームショウ2017でe-Sports(イースポーツ)について取り上げるということなので、ここ数回、プロゲーマー絡みについて語った。

8月21日『果たして日本で職業のプロゲーマーは生きていけるのか、現状とe-Sports(イースポーツ)など』、8月25日『日本のe-Sports(イースポーツ)に未来はあるのか』などを取り上げました。

今回は何を取り上げるのですか?

プロゲーマーになりたい、という人がいると思うので、そうした話を。

別にプロゲーマーになるには、という話ではなく、プロゲーマーになりたい人のための後押し的な話をできたらと思う。

プロゲーマーというと、言葉だけは立派ですが、どうしても収入面で心配されますね。

ただ、やりたい人は、やればいいと思うんだけどね。

収入が心配だ、というけれども、やろうと思えばバイトして必要最低限のお金を稼ぎつつ、練習することは出来るし、さらにチーム等に加入すれば、給料制で金を出してくれるところもある。

そう考えると、収入が心配だ、というのはまったく当てはまらないんだよね。

ですが、一時的に良くても将来が心配じゃありませんか?

それって、どの職業でも同じじゃないか?

企業によっては会社が倒産して路頭に迷う人もいるだろうし、人的リストラで解雇を迫られることもある。

給料も下がることもあるし、待遇の悪い企業に勤めて心身共に疲弊することもある。

そうした状況になるのはどこも同じで、プロゲーマーだけが将来心配なんてことはないんだよ。

そして、一番言いたいこととして、そうした状況になったとしても、生きていくだけのお金なんていくらでも稼げる、ということ。

地域差はあるけど、東京に出てきてアルバイトでもしていけば、生きていくためのお金は稼げる。

日本特有なのか知らないが、新しいことをやろうとする人に対して、いちいち将来が、とか、言うことがあまりにもお粗末で、そういう自分自身はたいした人生送っていなかったりするので、なおさら目も当てられない。

企業に勤めなければ不安、という考えも、バブル崩壊後から出てきた考えで、実はそれ以前は個人事業主などが大量にいたんだよね。

バブル崩壊後の不安から企業等への帰属意識が高まり、また、特に家庭内での女性の立場が上がったことで、女性特有の安定志向から、子供に冒険させずに安定した将来を望み、そのように誘導した結果が、今の世の中の考えが出来た理由。

だが、たった20年30年の間にでてきた考えにいちいち迎合すること自体がお粗末なんだよ。

やりたければやればいいし、いざとなったら逃げ道もいくらでもあるので、安心してチャレンジすればいい。

プロゲーマー自体は、たぶん日本のゲーム業界でもここ数年、力を入れていこうとする部分でもあるし、今やっておけば、その勢いに乗っておいしい思いもできるかもしれない。

世界に打って出るのであれば、なおさらだ。

逆に、この時期を逃すと、おいしいところは先人に取られてしまって、もう表に出る可能性すら薄くなってしまう。

やるなら、業界的に盛り上げようとしている今しかないんだよね。

いつやるの、というやつですね。

まあ、好きな時にやってくれればいいのだが。

ノリが悪い・・・。

そこは、今でしょ、でしょ・・・。

ダメならダメで、とっとと手を引けばいいだけだし、それから何かを新たにやろうとしても十分間に合う。

中途半端な気持ちでやるくらいなら、プロゲーマーになろうと思わない方がいいけど、本気でやる気があるのであれば、挑んでみるだけの価値がある。

そうした人は、いったい何をすればいいのでしょうか?

英語の勉強?

ゲームと全然関係ないじゃないですか・・・。

ただ、プロゲーマーで本当に大成功を収めたいのであれば、英語はできた方がいいんじゃない?

いざ、海外に打って出るときにも役立つし、仮に賞金稼ぎのプロゲーマーとして成功しなくても、動画配信の方で活躍できるし。

日本語のみでは、どうしても稼ぎに限りが出てしまう。

それと、一般常識あたりを学べばいいのでは。

それもゲームと関係ないじゃないですか・・・。

プロとしてめざしたいゲームに対して学ぶのは当たり前のことだから。

だけど、本当に一つのゲームだけを学んでもどうにもならず、それこそ、チームプレイが必要なゲームの場合はコミュニケーションの取り方から学ばないといけないかったりする。

そうした能力がないと、結局はチーム運営が失敗し、結果としてプロとしても結果を出せない。

一人でできる対戦格闘物であればそうした問題は薄れるが、どうしてもe-Sports(イースポーツ)として活用されるゲームの多くが団体ものだったりするので、なおさら。

ゲームというと、家で引きこもってゲームをし続けるというイメージが強いので、人との接点の取り方などにスポットが当たらないこともあるけど、チームプレイだとそうもいっていられない。

いうまでもないけど、ここでいうコミュニケーションの取り方は、挨拶の仕方とか、名刺の出し方などのどうでもいい話ではないからね。

ゲームをプレイする以外にもしなければいけないことがあるのですね。

ゲームだけでプロになれるかというとそうでもなく、言動がよくなければプロモーションを依頼する企業も寄り付かないだろうし、大会でも閲覧者が敵に回ってしまうこともある。

単に勝ち負けもそうだけど、それを見ている大勢の人がいるということ前提で考えられないと、少なくともe-Sports(イースポーツ)の分野ではやっていけないのではなかろうか。

かといって、品行方正だけがいいとは思わず、あえてヒールに回るのも面白そうだけどね。

そこまでプロレス的な面白さをe-Sports(イースポーツ)で出す余裕があるとは思えないけど。

いずれにしろ、まだ日本ではプロゲーマーとして活躍している人が少ないからこそ、第一人者になりやすい状況でもあるし、その中で自分なりの特徴を出していけば、やりようがあるだろう。

以前のプロゲーマーについて語ったとき、大会だけでの賞金以外での稼ぎ方もあるという話をしたけど、特に安定した稼ぎをするのであれば、特徴づけの方が重要だしね。

そうしたことを考えながらやっていくだけでも、プロゲーマーになろうとする価値はある。

ですが、それは今だけなのですよね?

先行者メリットという点では、今だけだろう。

まあ、今も少し遅い気がするけど。

でも、ゲームって、時折新規の注目作が出てくることがあって、その注目作に対しての第一人者になれれば、新たにプロゲーマーの一角として加わることが出来る。

既存のゲームでプロゲーマーとして活躍している人は、新規タイトルをプレイする可能性は少ないから。ノウハウも活かせないしね。

すでに確立されたゲーム、プロチームが多いゲームに対して参入するのは困難だけど、新規のタイトルであれば、まだまだ可能性がある。

そして、そうしたゲームは今後も出てくるだろうから、新規タイトルで挑むのであれば、参入余地はあるよ。

可能性があるのだから、やらない手はないだろ?

いずれにしても、日本でもプロゲーマーが一定の役割を担えるような環境になればいいですね。

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