PS4値下げ後に売れたのは中国人による水貨の影響か？

PS4の10月1日値下げ後第2週の販売台数が発表されたようだね。

3万台販売しています。

データはメディアクリエイトによるものです。

第1週目については10月7日『PS4の値下げ後の販売台数発表、売れ行きはどうだったのか』で取り上げました。

夏には毎週1万8千台程度の売れ行きだったという話がありましたので、ここに来て1万2千台も多く売れたのであれば、やはり値下げの効果はあったとみてよさそうですね。

どうだか。

あなたが前回、言っていたことですよね。

値下げ発表前の平時は1万8千台だったので、それと比較して云々は・・・。

この第2週目に関しては、一つのイベントがあったんだよね。

なんですか、そのイベントとは？

中国の大型連休である国慶節が。

なんで日本の話なのに、中国の連休の話が出てくるんですか・・・。

中国人が日本に買い物に来ていることは知られていると思う。

あまりにも多く買うために、爆買などと表現されたりもする。

ゲーム機も中国人が買っていると言われていて、そうした話は7月10日『PS Vitaが日本で売れているのは中国人が並行輸入をしているから、PS4が売れているのも同じ理由？』でも伝えた通りだ。

投資関連の情報サイトで報じられた記事を元にして取り上げましたね。

そして、そうした並行輸入をすることを「水貨」と呼ぶそうです。

今年は10月1日から7日までが国慶節だそうなのだが、その間に多くの中国人が観光に訪れる。

その際に、ゲーム機が売れるのでは、というお話。

投稿にあったので、ちょっと様子を見てみようかと思った次第。

次のコメントですね。

『折角国慶節で中国人客押し寄せたのに水貨が大したことなかったね。』(『PS4の値下げ後の販売台数発表、売れ行きはどうだったのか』コメントより)

で、実際どうなんですか？

どうなんだろうか。

例えば、PS4は夏の1万8千台と比べてば増えているので、比較して1万2千台分、のいくつかを中国人観光客に買っていかれた、と考え方も成り立つ。

一方、PS Vitaを見ると、特に大きな変動は無く。

PS Vitaは中国で値下げされているので、もうその時点で中国人の購入対象にならなくなっているからなのか、それとも、数字に与える影響自体が少ないという見方もできる。

正直、国慶節によって中国人観光客が買うというより、業者が中国に送る形で売れている可能性が高いので、観光客の増加の有無には関係しないとも受け取れる。

それに、国慶節で観光客が増えるといっても、来られる人数にはもともと限りがあるから。

観光地を見ていても、国慶節だから中国人が急増したというイメージもなかったので、そもそもの客数増加から調べないと何とも言えない。

煮え切らない話ですね・・・。

ひとまずは、来週の販売台数を見た方がいいのではなかろうか。

わざわざPS4を買うために中国人が来るわけではないからね。

あくまでも並行輸入業者がやっていることだろうから、影響は少ないのではと見ている。

観光で来た中国人が買い求める物って、親戚や知人等に配れるようなものが多いので、さすがにPS4なんかは配るために買わないだろう。

そして、自分用だけであれば、そこまで売れもしなかろうて。

なるほど。

どうでもいいんだけど、PS Vitaを買っていた韓国人をこの前見かけたんだけど、あれはなんだったんだろうか。

知りませんよ・・・。