アルスラーン戦記×無双を見ているとコーエーテクモがバンダイナムコになりかけている？

今月コーエーテクモから発売された「アルスラーン戦記×無双」が1週間経たずに値崩れしているようで。

10月1日に発売されました。

初週の販売本数はPS4版がとPS3版、共に1万本の合計2万本でした。

かなり少ないように感じますが、これでコーエーテクモは大丈夫なのでしょうか？

出荷数はそれなりにあるようなので、大丈夫のような気もするけど、どうなのだろうか。

コーエーテクモとしては多少なりとも問題ないかもしれないけど、小売店側からするとたまったものではないよな。売れると思っていたものがほとんど売れないのだから。

たぶん、これから伸びるタイトルでもないので、後々叩き売りもあるかと。

アニメは2期の予定もあるようですが、その前に値崩れしてしまいそうですね。

最近のコーエーテクモを見ていると、バンダイナムコの後追いをしそうで怖いものがある。

バンダイナムコの後追いとはなんでしょう？

アニメに下手に突っ込んで、大赤字となるパターン。

バンダイナムコは今はまともになっているけど、一時期、出すタイトルの大半が赤字になっていた。

付き合いの面もあっただろうけど、あまりにもおかしな状況だった。

そうしたバンダイナムコの悪かった時期にコーエーテクモもなりやしないかと。

コーエーテクモも昨今はアニメなどとのコラボレーションタイトルを相次いで発表していますね。

「進撃の巨人」をテーマにしたゲームもコーエーテクモから発売予定です。

まだ製品版ではないので何とも言えないけど、東京ゲームショウ2015で公開されたデモプレイだと、これで本当に売れるのか、と。

そういった疑問を感じたのだが。

以前、別会社が3DSで発売したタイトルだと30万本以上売れたようなので、タイトルとしては魅力なんだろうけど、今もその盛り上がりを維持しているのかとか、ゲーム自体が面白く感じさせるものなのかとか、何より、PS4やPS3、PS Vitaとの客層の違いがどうでるのか、など、不安要素も多い。

逆に、漫画やアニメ系タイトルであれば、客層が合致する可能性もあります。

それで成功すればいいのだが、もし、「アルスラーン戦記×無双」のようにあまり売れないとなると、昔のバンダイナムコを思い出されてしまって。

ですが、今までもアニメや漫画とのコラボレーションタイトルはうまくいったものが多かったように思いますが。

「ワンピース」「ガンダム」「北斗の拳」など、いろいろ成功を収めていましたよ。

でも、それらのタイトルの一部はバンダイナムコが関わっていて、開発だけしていただけだから。

だからこそ、バンダイナムコなど他社が発売元とならない形でコラボタイトルを作っていこうとしているのだが、本当によさそうなタイトルであれば、すでにバンダイナムコなり他の会社なり、アニメに近い会社が権利取っているはずなんだよね。

残った物でコーエーテクモがいくら頑張っても、限度があるように思う。

変にコラボタイトルを狙っていくのも危険だと思うが如何に。

当面は「進撃の巨人」の売れ行きを確認ですね。

いやあ、ほんと、なんで「アルスラーン戦記」を取ったのか、謎だ。