スプラトゥーンがamazon.co.jpの年間ランキングで水増しランキング操作している、との投稿は、異質さを示す

ごきげんイカがですか？

まこなこの時間だよ！

こんちゃー、まこなこでーす。

そういうのは寒いから止めて・・・。

いい年なんだから・・・。

いい年言うな！

「スプラトゥーン」に絡む投稿が届きましたので紹介します。

『スプラトゥーンがamazonの2015年のベストセラー1位になった模様、実際の売上げからして1位になるのは明らかにおかしいが、どうも無料体験版と製品版の商品コードをすり替えて販売数の水増しを行いランキング操作してるようだ。』(投稿)

6月1日『スプラトゥーンでゲームの正常なネットコミュニティを形成、ステマという人の勘違い』の投稿でも感じたけど、決めつけ的に言われても正直困るのだが。

もし、すり替えてランキング操作をしたという理由があるのであれば、話は別だが。

あなたも過去に決めつけて発言したことはありませんでしたかね。

すみません。

今回のamazon.co.jpの2015年ベストセラーとは、ゲーム部門でのランキングのことですね。

6月14日時点では、次のようなランキングになっています。

1. スプラトゥーン
2. ドラゴンクエストヒーローズ PS3
3. ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D
4. テイルズオブゼスティリア
5. Newニンテンドー3DS ACアダプター
6. ドラゴンクエストヒーローズ PS4
7. ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D amazon.co.jp特典付
8. PS4本体 ジェットブラック
9. ゴッドイーター2 レイジバースト
10. ドラゴンクエスト10 いにしえの竜の伝承

パッと見で、こんなもんじゃないかと思うのだが。

「スプラトゥーン」は先週の時点で20万本程度の売れ行きなのに、70万本以上売れた「ドラゴンクエストヒーローズ」に負けているなんてありえないじゃないですか・・・。

70万本以上と言っても、PS3とPS4の合算での話だから、仮にPS3が45万本として考えると、上位の数字は高くない。

「テイルズオブゼスティリア」も40万本行っていない程度だし。

それでも「スプラトゥーン」と比べて2倍も販売本数が多いのに、ランキングでトップになるなんておかしいじゃないですか・・・。

そんなことを言ったら、「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D」の方がおかしいだろ、と言いたかったけど、これって出荷47万本なんだな。

自己完結しないでください。

「スプラトゥーン」に関していえば、いろいろな要因が加わってのことだろう。

その要因とは？

まず、多くの店舗販売店で品切れになったこと。

これにより、ネット通販に集中したことが影響してそうだ。

他のタイトルは、発売日に品薄になった、というようなことがほとんどないタイトルだろう。

また、予約特典などが無いこともあり、どこで買ってもいいとなると、ネットでもいいや、ということでネットで買った人も多いかと。

「ドラゴンクエストヒーローズ」は店舗によってもらえるアイテムコードが異なったり、「テイルズオブゼスティリア」は予約特典が異なるなどしましたね。

そうしたアイテムが欲しい場合はamazon.co.jp以外で買うことも十分考えられます。

このように考えると、品薄による影響、どこで買っても構わないので、品物があるamazon.co.jpで、ということは十分に考えられる。

それが、amazon.co.jpの販売数を元にしたランキングに影響している。

理由があるので、投稿にあるような操作とかではないのだろう。

そもそも、amazon.co.jpが操作する理由がないし。

任天堂が操作したというのならばわかりますが、amazon.co.jpのサイトのことですからね。

amazon.co.jpからすれば、任天堂も重要な企業だが、それ以外の企業も当然重要なんだから。

1社だけのためにランキングを自ら操作する必要性がまったくない。

かといって、任天堂が自らソフトを買ったりするわけでもなし。

そこまでしなくても、店頭販売店で品薄なのだから、自然とamazon.co.jpなどでも買ってくれるだろう。

販売本数ランキングなので、予約等をしてランキングを釣り上げることもできない。

と、これらを総合して考えると、投稿にあるようなことはないと思うが、どうだろうか。

それにしても、「スプラトゥーン」だけですね。

この手の投稿が届くのは。

たぶん、本当に、なんで売れているのかが分からないのだろう。

しかし、売れる要素が十分あるものであるのは事実なんだよ。

そして、実際に新規タイトルにしては売れていて、盛り上がっている。

昔で言えば、なぜWiiが売れるのか、とか、ニンテンドーDSがなぜ売れるのか、「脳トレ」がなぜ売れるのか疑問視してた人がいたけど、感覚としては同じなのだろう。

わからないだけならいいのだが、自分がわからないものを否定的に判断してしまう、ということもよくあること。

逆に、今の「スプラトゥーン」の状況が異質に見えるくらい、勢いがあるということなのだろう。

品薄は収まりましたが、まだ売れている感じですね。

どれくらいの方がゲームに触れるのか、amazon.co.jpのランキングだけでなく、販売本数も注目です。

ここからは追記ですね。

一つ訂正と、一つ追加情報を。

まず訂正だが、販売本数ランキングなので予約等が反映されないと述べたけど、予約もランク内に入っているので、反映されているようだ。

追加情報だが、体験版のページが無くなり、商品ページに自動的に転送されている。

もしかしたら、これが体験版を商品に合算したのでは、と言われる要因なのかもしれない。

やっぱり、投稿にあるようなことがあるんじゃないですか・・・。

しかし、体験版から転送されるページは、amazon.co.jp特典付きのページで、特典無しのページではないんだよね。

合算自体していないと思うが、仮に合算するとしても、特典付きの方に合算するだろう。

わざわざ転送は特典付、ダウンロード数は特典なしになんてことをするようなプログラムは用意していないだろうから。

特典付と特典なしが両方ともランキングに出ている「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D」の例もあるように、別々にランキングに登場するから、もし、合算してその数が多くなれば、当然特典付が上位に来る。

5月9日『スプラトゥーンの期間限定体験版と紹介動画、販売方法など』で紹介したamazon.co.jpの無料体験版ページへのリンクを確認していただけると、どこに転送されているかわかると思います。

もう少し言うと、amazon.co.jpの販売ページは、ASINというコードで管理されている。

このコードが異なる限り、わざわざ合算するという手間をすることも無いのではなかろうか。したとしても、先に述べたように転送先の特典付きになるかと。

次のようなコメントも来ていますが、どう説明するのですか？

『すり替えと言うより体験版と製品版を合算してるんじゃないの？
勢いがあるといっても倍以上売れてるソフトより上に来るほどネット通販の比率が高くなるのは流石に無いよ。』(コメントより)

こんな例は大量にあるって。

例えば、美少女ゲームは秋葉原で圧倒的に売れている。言うまでもなく、魅力的なオリジナル特典が付いているから。

任天堂系のゲームであれば、家電量販店だけでなく、イトーヨーカドーなどのスーパーなどでの販売も多い。

店舗によっても特徴が異なるのだから、今回、「スプラトゥーン」がamazon.co.jpで過度に売れたとしても、何か要因があるのでは、と考えるべきだ。

その要因が、先に述べた、一般店舗で品切れになったからということ。

もう少し言うと、一般店舗で品切れになったので、amazon.co.jpで購入しようとした。しかし、amazon.co.jpでも品切れになっていた。

この時、amazon.co.jpだとワンクリックで次の入荷分の予約が出来るので、それで想像以上に売れたのではと考えている。

さすがに、amazon.co.jpもこのソフトを最初から大量入荷するなんてことはないだろう。

発売後の次回入荷分の予約が多く入ったので、amazon.co.jp側としても安心して追加注文が出来、結果として2週目にランキング上位に来て、その後、順調に売れて1位まで到達した。

一般店舗だと追加分の予約をやってはいるけど、店頭で住所氏名等をわざわざ書いてまで追加入荷分の予約をするなんて面倒なことをする人は限られる。

店頭になければネットにないかとamazon.co.jpを見て、そしてクリック操作で購入までした、といった流れ。

これらを考えると、販売数集計機関が出している販売本数にはamazon.co.jp側の数字が適切に反映されていないので、もしかすると、数字以上に売れているかもね。

と、以上が追記でした。