任天堂とDeNAとの業務提携で任天堂はガチャ等に手を出す心配を岩田社長の発言から読み解く

投稿がありましたので紹介します。

『任天堂とDeNAが業務・資本提携に合意したそうですよ』(投稿)

任天堂とDeNAが業務提携と資本提携を発表しました。

DeNAはモバゲーといったゲーム系ポータルサイト運営でゲームユーザーにも知られている会社です。

日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズのオーナー企業としても知られています。

今回の業務提携では、主に2点発表がありました。

一つは、任天堂のキャラクター等を用いたスマートフォン向けゲームタイトルの開発を共同で行うこと。

もう一つは、任天堂の会員制サービスの開発を行うことです。

任天堂の会員制サービスは、今まであったクラブニンテンドーに変わるものとして秋に公開予定となっています。

どうですか、この話は?

あまりにも突然のことのように思えますが?

DeNAと提携すること自体は突然のことのように感じるけど、その他については今までも述べていたことがあったので、さほど驚きもないだろう。

同じ席で話に出た新型ゲーム機の話は後日取り上げるとして、まずは今回の任天堂とDeNAとの提携に絞って見ていこう。

突然ではありませんか?

会員制サービスが秋に新たにスタートすることは発表されていた通りだ。

また、スマートフォンを用いて任天堂の魅力を伝えることもしていくということは何度も話に出ていた。

それが直接的なゲームということは明らかにされていなかったけど、まったくゲームと絡みのないものということもないだろうということは予想がつくだろう。

ただ、そのゲームは家庭用ゲーム機で出るものと同じでないということは、以前からの話でも読み取れていた。

となりますと、DeNAとの業務提携の部分が意外であったとなりますが。

意外かどうかはなんともいえないけど、少なくとも他社に頼ろうとするとなると、相手先が限られてしまう。

任天堂にはスマートフォンの開発や運営のノウハウが無いので、それをさすがに今から自社で一からスタートするのは遅すぎる。

となると、時間を買うような意味合いで、他社と協力することは選択肢として有りだ。

その相手がDeNAであるということは驚きに感じます。

この手のサービスの大手となると、日本国内ではDeNAかグリーくらいしかないのではなかろうか。

特に両社は自社ポータルサイトの運営ノウハウがあるから。

で、グリーは任天堂の倒し方を知っているので、論外となる。

消去法ですか・・・。

そういうわけではないのだろうが、ある程度の規模で開発できるところは限られる。

個人情報とかの扱いもあるので、セキュリティ面がしっかり構築できるかも重要だし。

となると、ゲーム系ではDeNAとなっても致し方ないかと。

ゲーム系以外では?

googleやappleか?

一気に規模が変わりますね・・・。

と、いうことで、いいんじゃなかろうか、というのが正直な感想。

ですが、ネット上では悲観的な意見も目立ちます。

この点はどう考えればいいのでしょうか?

DeNAがガチャ等で利益を上げるギャンブル型ゲームの会社だから、そのような会社と任天堂が組むのは嫌だ、という意見は当然のことだろう。

そうした人が心配視していることとして、任天堂のキャラクターを用いてガチャ等のギャンブルをやらせる恐れがあるのでは、という不安も当然ある。

だが、今のところと前置きをするけど、記者会見の岩田社長の物言いを見る限り、現時点ではその心配は薄い。

言葉を選びながら話していたけど、やらないような雰囲気の物言いをしている。

でしたら不安は払しょくされますね。

でも、この人の言うことを素直に信じると馬鹿を見るというのを今まで多くの人が経験してきたことなので、さもありなん。

どっちなんですか・・・。

今回の件に関しては、実際にどのようなゲームが出てきて、どのような課金方法になるのか、具体的にサービスが開始されるまでは良し悪しを判断できない。

今の時点でああだこうだということではないので、今後情報が出てきたときにでもまた取り上げられたらと思う。

こんなところかな。

当面はDeNA側としては下請け的立場でシステム面の開発を行っていくので、表立って何かが出てくることはない。

会員制サービスはほぼ任天堂側の要求を実現させる形での開発となるだろうし、ゲームについてもゲーム性などは任天堂側の開発による意向が強くなる。

ただ、運営面でお金をどうやって得ていくかを考えたときに、ガチャで成功体験のあるDeNA側の考えが強くなると、批判にさらされることになる。

とはいえ、日本国内であればガチャのギャンブル型ゲームを作れば成功できるが、それを海外でそのまま展開できる保証はない。

国によっては法律によって規制されるだろうし、ギャンブル型ゲームに慣れていない国のユーザーからの反発も強くなるから。

任天堂としては世界での展開を考慮したスマートフォンソフトの開発をすることになるので、ガチャの可能性は少ないのではなかろうか。

ただ、何らかの課金要素が無いと当然ビジネスとして成り立たないので、アイテム課金にしろステージ課金にしろ、何かはある。

それがユーザーの許容範囲であることをただただ望む次第。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:ラブプラスやときメモ ガールズサイドのプロデューサーと、ラブプラスのイラストレーターがコナミを退社、その影響はまったくといっていいほど無し
1つ新しい話題:任天堂新型ゲーム機NXは直近のゲーム機の失敗点を改めない限り成功は難しい、その失敗と成功の道は?

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3月17日『任天堂とDeNAとの業務提携で任天堂はガチャ等に手を出す心配を岩田... 続きを読む

『任天堂とDeNAとの業務提携で任天堂はガチャ等に手を出す心配を岩田社長の発言から読み解く』へのコメント

任天堂が絡むとほんと物言いが緩いよね
今までソシャゲ企業ぼろくそに言ってたのに
任天堂大好きですね~

投稿者 : メザシ

任天堂のDLCってわりと値段高めな気がするからガチャとかもどーだろな
それにマリオやゼルダなどが他より安かったのも任天堂ハードあってのもので、
スマホしかも他社の力を借りるとなると買いきり型でも意外といいお値段しそうな気も

まーものが出なきゃわからんのですがね

投稿者 : 匿名

そして新ハード「NX」が全く予想できない……
とりあえず発表だけしとくみたいな余裕のなさがみっともない感じもしたけど、「全く新しいコンセプト」って何なんですかねえ
オキュラスみたいなHMDを用いたVRゲームか、イングレスみたいに実際に歩いたりしてプレイするゲームなのか……

投稿者 : 匿名

そういえば、Miiバース開発したのってはてなでしたっけ。
なんではてなはダメだったのか。

投稿者 : 匿名

最近の任天ゲー+DLCみたいにソフトを売ってDLCだとは思うが
本体が安めの薄いゲームでDLCが多いってバランスになるんかねー
ただまあ、それでがっつり客を確保できるかと考えると
なかなか難易度高そうだし客確保できるソフト出したら出したで
3DS及び今後の携帯機の客が減ってくるだろうしバランス大変そう

投稿者 : 匿名

本当、惨めな会社だよね
前にソーシャルゲームは長く続かないだのなんだの言ってたくせに
今は擦り寄ってキャラの切り売りかよ

Wiiのせいで企業努力を蔑ろにし
怠けていたツケが思いっきり返ってきていて
既に開発力が皆無で外注頼みの現状

ゲームを作る事すら出来なくなって
もうこうするしかないのは分かるけど一体何の会社なんだよここ
まだバンナムの方がちゃんとゲーム会社をやってるわ

どこかにいってしまったQOLもそうだが
今の任天堂ってその場その場でよく考えず動いてるだけだ

投稿者 : 匿名

DLCとかやらんと言って、普通にやってる所だから、ガチャ的なもんは何かしらやるだろう。

投稿者 : 匿名

まあ、いずれはこうなるだろうなとは思ってたよ。
たぶん昨今のゲームと同じように単一型のゲームを売って、
追加のアイテムをDLCで販売、あるいは無料配信していくんじゃないかと予想。

ただ、スマホがゲーム機としてどうなのかっていう懸念があるんだが……。
操作性とかは大丈夫なんだろうか。

投稿者 : 匿名

スマホゲーは確かに莫大な利益を上げるゲームも少なくないけど、その大半はガチャ関連なんだよな。
ガチャなしで大きな利益をあげるのは難しいのかもしれん。
とは言え普及台数は携帯ゲーム機の比じゃないから良いゲームが出れば売れるのかね。

投稿者 : 匿名

今のところシステムのノウハウだけを取りたい任天堂とキャラクターを引きずり出してがんじがらめにしたいDeNA側との綱引きかな。心配なのは任天堂の意志決定層がどれだけ会社の哲学を貫けるかなんだよなあ。数字の論理で動いたらガチャ推進派が勝つのは当たり前だから。
こうなると一族が意志決定権持ってない弱みが出るんだね。

投稿者 : 匿名

任天堂が新規のゲームハードNXを発表!!(゜ロ゜ノ)ノどうなることやら、、、。まぁでも3DSとWii Uのソフトをそのまま使えるならもしくは、、、。といったところですね、、、。スクウェアのFF、聖剣伝説、フロントミッションがオワコンとなり、テイルズもオワコンとなった今、国内ゲームは任天堂頼みかな(゜〇゜;)?????まこなこさん、またNXも取り上げて下さいね♪

投稿者 : 天国の住人

今の日本のゲーム業界は任天堂みたいなクリーンなイメージの企業でも
チンピラみたいな会社と手を組まなければ生きてけないっていうことでしょうかね…

投稿者 : 匿名

岩田社長はやらないと言ったら、やる男ですよ
終戦です

投稿者 : 匿名

 元々が花札屋なんだからギャンブル云々は笑止千万。
 日本でカジノ法が成立すれば原点回帰でOK。
 金まみれだろうとそうでなかろうと、ゲーム自体が面白ければ
みんな遊ぶだろうし、ツマらなければ滅んで終わり。
 それ以上でもそれ以下でもない。

投稿者 : セス

艦これ程度の課金軽く済むやつなら大いに歓迎だよ
むしろ既存のDLC商法よりも安く済む
さすがにガチャはやらない・・・よね?

投稿者 : 匿名

『それがユーザーの許容範囲であることをただただ望む次第』
ほんとこれにつきますね・・・

投稿者 : 匿名

任天堂がDeNAの第二位株主で株式の10%、DeNAは任天堂の株の1.24%で大株主ではあるが程度と
任天堂がDeNAの首根っこを押さえたような業務提携になってますね

投稿者 : 匿名

ダブスタ岩田がガチャやらないと思ってるの?

投稿者 : 匿名

ポケモンやマリカするためにDeNAに登録されるってことでしょ?
論外

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2015年3月18日 16:38
単に発行数と株価の問題。
それに任天堂の株は、40%以上外国人に買われてるので、うかつに放出できない。
首根っこ押さえてるように見えるが、放出されたらヤバイのは、任天堂の方だよ。

投稿者 :  

岩田社長の過去の言動から鑑みるに
やらないと言うことは、やるということだからなぁ~

投稿者 : ナナッシ

個人的には任天堂の倒し方を知っているグリーと提携してほしかった

投稿者 : 匿名

任天堂がここまで追い詰められた原因はWiiDS時代に先行技術開発を
サボったツケで自業自得なんだけど
当時苦境に有ったSCEもきっちり追いの手を緩めなかった
本格的な任天堂のケチの付き始めがVITAの高性能同価格に慌てて3DSを
一方的に一万値下げした暴挙の諸々の負債だったし
サードソフトも多少時間が掛かったが近年VITAにばかり続々集まるしで
結局のところはVITAが任天堂を追い詰めてるんだよなぁ…

投稿者 : 匿名

ここまでソニーとMSに押されてたら
この決断は仕方がないのかも・・・
国内だけじゃきついってことか・・・
まぁこれで立て直せれるなら大いに歓迎
ただスマホゲーのみになるのだけは勘弁w

投稿者 : 匿名

任天堂もソニーと同程度のDeNA株を保有するんですね。
DeNAがそこまで評価されている事に驚きました。
発表と質疑応答を見る限り現時点では、過去作の移植やゲームシステムがそのままのゲームは出ないようですが、リズム天国やメイドインワリオの様なシンプルアクションは相性がよさそうなので、出てくれたら嬉しいですね。
課題は、スマホゲー進出で自社IPの認知度を向上できたとして、そのユーザーをゲーム専用機に引き込めるかでしょうか?Wiiでつかんだ新規層を引き止められなかった部分もあるので、どうやっていくつもりなのか続報が楽しみです。

投稿者 : 匿名

VITAが任天堂を追い詰めてるとかどこか平行世界の住民が紛れてこんでるなw
それとも前世代唯一のキラーのモンハンに逃げられ、据置のおこぼれとアニオタ向けのニッチタイトルでタイトル数だけ稼ぐもハードは5分の1でソフトは6分の1しか売れてない日本がそれでも一番マシというか、その日本抜くとWiiUが馬鹿売れしてるレベルに見えるほど全く売れてない全世界的お笑いハードとは別にVITAって名前のまともなハードがあったりするのかね

投稿者 : 匿名

岩田社長はスマートデバイス向けへのアプリ提供に関しては去年の1月末の経営方針説明会で言及してるんだけどねぇ・・・
ttp://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/03.html#s24
ttp://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130qa/index.html

投稿者 : 匿名

時代の流れというのもあるけど
任天堂がここまで追い込まれたのは3DS立ち上げの失敗とWiiUの大失敗が最たる要因だろうに
大きく舵を切るなら社長も代えてほしいもんだなぁ

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2015年3月18日 20:55
>VITAが任天堂を追い詰めてるとかどこか平行世界の住民が紛れてこんでるなw

横レスだけど、VITAが、あの価格で出したからこそ、3DSの価格を下げたんだから、
結果的に苦しめたと思うよ。
それに、モンハン出て、ミリオンのゲームも多数出てるのに赤字っておかしいでしょ?

投稿者 :  

>投稿者 : 匿名 2015年3月18日 20:55

VITAの性能を見てビビって3DSの値下げをしたのは紛れも無い事実でしょ?
そのせいで任天堂は赤字にもなった
その後の3DSは、値下げとキラータイトルのお陰もあって、VITAとは普及台数で圧倒的な差がついたけど、でもその普及台数に意味が無いってのはWiiPS3で証明されてもいる
現に、2014年の年末に出た戦クロ3は、3DSとVITAの同発横マルチの発売だったけど、売上はVITA版の方が上だったよ?
これは、「同じソフトが出るのであれば、ユーザーは3DS版よりVITA版を選ぶ」という事でしょ?

VITAは今年中に400万台行く。市場としては無視できない数字になりつつある
セキュリティも3DSと違って堅牢だ
しかも、VITAは据え置きとの縦マルチを前提とした設計だから、ソフト開発は据え置きのノウハウがVITAに生きるし、VITAのノウハウは据え置きに生きる、という相乗効果もある
これらのメリットにサードが気づけば、「3DSに出すより良い」と思うようになる
それを示すかのように、サードは3DSでソフトを出さず、VITAで出すことが多くなってきてる

携帯機市場の主導権をVITAが取るのであれば、それは結局、VITAが任天堂を追い詰めてるって事じゃん

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2015年3月18日 19:58
>投稿者 :   2015年3月19日 00:54


3DSを値下げしたのはVitaの価格を見てからじゃないよ
当時、7年前に発売し前世代機だったはずのPSPに累計どころか週販でも大差を付けて負けてたから
このままソニーに次世代携帯機を出されたらやばいと思った任天堂は経営状況に致命的な傷をつける大幅値下げを強行したんだ

つまり正確に言うとVitaの気配に臆して自爆したわけ
リークだと早期に300万台以上普及してなきゃカプコンにモンハンを出してもらえない契約だったと言う話もあるしな

投稿者 : 匿名

アンバサしなけりゃ説得力あるんだけどな…

投稿者 : 匿名

任天堂にガチャを始めてほしくて仕方ない人たちがいるようですが
説明会で何度もグローバルという単語が出てきたわけで
グローバルではないガチャを始める必要があるとは思えません

あと上へのレスで、任天堂のDLCが高いと思ったことはないですし
任天堂はDLCをやらない等と言ったこともないはずです

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2015年3月19日 09:10

フレアレッドのアンバサを忘れたの?
どうあがいても、あの時期に価格を下げるタイミングじゃないでしょ。
2万5千円じゃ負けるから、VITAより安い価格にしたしか思えない。

Vitaの気配に臆して自爆したわけじゃなく、臆してなく2万5千円で売ってたら、
3DSは、売れなかったと思うので、自爆ってほどでもない。
性能を考えたら同じ価格なら負ける。
VITAより安い価格となると、今の価格より1万も下げるがしょうがないと判断したと思う。

だって、任天堂が今まで、売れ悩んでたハードでも、
こんな短期間で、いきなり1万も下げたのって、無いでしょ?

投稿者 :  

>それに任天堂の株は、40%以上外国人に買われてるので、うかつに放出できない。
>首根っこ押さえてるように見えるが、放出されたらヤバイのは、任天堂の方だよ。

京銀が舌なめずりして待っております^^

投稿者 : 匿名

任天堂は売り方はうまいからいろいろ錯覚しやすいんだろね
だるめしとか本当は値切り後でも十分なボッタ値にしてあるのに、値切りって行為をさせることでお得感だして良心的とさえ言わせるし
ギリウマからのアンバサ以降ハード面では振るわないけども

投稿者 : 匿名

本当に良く決断してくれたって感じです。欲を言えば、あと数年早ければとも思いますが。
以前、「スマフォゲームは進歩しているが、やはり儲け過ぎている」と、コメントをさせていただいたと思うんですが、その流れが変わるかもしれない発表だったと思います。
スマフォゲーム業界が変わるには、法律が変わるか、業界内からの有志が変えていくしかないわけですが、それができる会社は、現状では任天堂だけかと。
素直に頑張って欲しいと思います。
そのためには、最初の一年が肝心かと。そこで出し惜しみをせずにネームバリューのある作品を新たなビジネスモデルで立ち上げて、成功例を作ることができるかどうかにかかっているかと。

投稿者 : Hachi