まこなこ12周年記念:今後のゲーム業界展望Part5 日本のソフトメーカーの進む道と従来型ゲームへの影響

まこなこ12周年記念のゲーム業界展望の5回目です。

今までに取り上げた4回分は次の通りです。

いよいよあと2回になりましたね。

今回はソフトメーカーについてです。

主に日本のソフトメーカーについて述べる。

海外に関しては『まこなこ12周年記念:今後のゲーム業界展望Part4 ソニーの行方、PS VitaやPS4など』で述べたように、大手が自社で会員ビジネスをしたいと思っていることや、あとはインディゲームで盛り上がる部分があるというくらいかと。

日本人としては日本メーカーの動向が気になりますが、どのような動きになりますか?

まず、ゲームという大きな括りで言うのであれば、当然ゲームを作り続けるのだろう。

しかし、従来型のゲーム、据置ゲーム機や携帯ゲーム機などに関して言うのであれば、もう積極的に作ろうという気はほとんどない。

やはりスマホですか。

スマホなどの端末の方が、利益を得やすいという構造があるので、どうしてもメーカーもそちらに行かざるを得ず。

まあ、やっていることが客にギャンブルやらせて金巻き上げるようなことがいまだにまかり通っているのを見ると、どうかという思いはあるものの、ここまで多くの人が手に取り、そして気軽に遊べる環境を無視すること自体が誤りと言える。

メーカーの動きはスマホなどの端末中心となりますと、ゲーム機向けはどんどん減っていくのでしょうか?

ソフト数という点ではすでに目に見える形で減少しているのは誰でも把握できるだろう。

また、クオリティというか、大型タイトルのようなものも減っており、特に新規で大型タイトルを出すということは無くなっている。

なので、昔からゲーム機でゲームをやっている人からすると寂しい感じがしてしまう。

いい未来はないのですね・・・。

いや、最近の動きでは少しだけ変化が表れており、ちょっとだけ良くなる可能性も秘めている。

それはどういったことででしょうか?

スマホで出したものでそれなりに評価を得たものが、ゲーム機向けで後日発売という流れが散見される。

今後、この流れが加速するのでは、と。

スマホ向けのゲームが良いか悪いかは別として、新たなタイトルがゲーム機向けで出てくるというのは全体としてプラスに働くのではなかろうか。

ですが、スマホ等の端末向けで発売したものをゲーム機向けで出す意味はあるのでしょうか?

あまりにも得られる利益の幅が違いすぎて意味が無いような気もします。

スマホ等に向けたものは、確かに利益は得やすいのだが、全部が全部、成功しているわけではない。

あまりにも巨大な利益を上げているところがあるため、さもソフトメーカーとしては楽園のように映っているけど、実態はうまくいっていないものも多い。

そうした中、スマホ等で最初に簡単な物を作って大まかなゲームを作り、そこである程度利益を得られたらその利益を用いてより良くしたものをゲーム機向けに作る、という流れも出つつある。

メリットとしては、ある程度スマホ等向けで開発費を回収できていることから、そこからゲーム機向けに追加要素等を入れて作り上げても、かかるコストがそれほど大きくならず、リスクを避けやすいという点。

また、単純にスマホ等で出すことを宣伝目的に活用し、スマホ等で無料で遊んでもらい、知ってもらい、そしてゲーム機向けにつなげたいという考えもある。

最近目にするものとして、何万ダウンロードしたら追加要素が増えていき、多くのダウンロードがあればゲーム機向けにも出しますよ、という展開をするものを見かけるが、まさにこうした動きが従来型ゲームに向けた新たな流れになるのかな、と。

目立ったところでは「パズドラ」がニンテンドー3DSで発売されたとものがありますが、利益はスマホ等に比べて少ないものの、より多くの人に「パズドラ」を知ってもらう契機になりました。

ゲーム機向けで発売すれば、当然店頭などにパッケージを置いてもらえる。

店頭はゲームを買いたい人が訪れる場所のため、そのソフトが売れるのも良いし、スマホ向けがあることや、知っていたけどまだプレイしていない人にも興味を抱いてもらえる可能性が生じる。

昨今、ゲームショップの存在意義が問われているけど、単にスマホ等が栄えているから従来型ゲームを出すのを止めるよりかは、もっと複合的な意味合いを考えて展開していくところも増えるだろう。

スマホ等だと、無料で遊べることもあって、ブランドの構築は難しいが、スマホ等である程度知られ、それをゲーム機向けに出すことで、ブランドの確立もしやすい。

一度ブランドが確立できれば、そのままゲーム機向けに出し続けてもいいし、スマホ等の複合的な効果を狙うこともできる。

どこまでソフトメーカーが考えてやっているかはわからないが、スマホ等に向けたものをゲーム機向けに出していく選択は悪くはない。

そうした流れであってもゲーム機が盛り上がればいいですね。

スマホ等に出ているゲームが面白いのであれば、という前提条件が付くけどね。

つまらないものがたくさん出ても盛り上がらんわな。

そこはソフトメーカーに期待です。

と、いうことで、こうした流れも今後顕在化するのではということで取り上げてみた。

ゲーム機向けが盛り上がるという話ではなく、そうしたものに頼らざるを得ないという問題をゲーム機が抱えているということは言うまでもない。

直近、直後の話題

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