三国志大戦がサービス終了へ、新三国志大戦は2015年3月に稼働か

業務用として稼働している三国志大戦がサービス終了するという話が出ているようだけど。

現在稼働中の「三国志大戦3 WAR BEGINS」が2015年1月16日でネットワークサービス終了となります。

ネット関連機能以外はプレイできるようですが、場合によっては順次ゲームセンターから撤去される可能性もあります。

たしか、長いシリーズなんだよね？

初代「三国志大戦」は2005年3月15日に稼働しています。

ですので、10年近くは稼働したことになります。

突然のサービス終了はユーザーにとっては辛いところですね。

んなこたない。

んなこたあるでしょうに・・・。

実は、サービス終了に関しては半年前の3月14日の時点で発表されていた。

次のような案内が3月14日時点でオフィシャルサイトで発表されていますね。合わせて動画でも同じ内容を伝えています。

『2005年3月の本稼働から、この3月で9年目を迎えます「三国志大戦」シリーズですが、現行の「三国志大戦3」の「Ver3.595」を持ちまして、今後、大幅なカード追加やバージョンアップ予定が無いことを本日をもって正式に表明させていただきます。

このゲームがこれだけの長期間、沢山の方々にお楽しみいただけたのは、ひとえにプレイヤーの皆様のお力添えがあってこそ、と思っております。それだけにこの告知をさせていただくのは心苦しいのですが、ひとまずのけじめをつけるべく、お知らせさせていただきます。

今後につきましては、当面の間はネットワークサービスは継続致します。』(「三国志大戦オフィシャルサイトより」)

動画は後ろにポスターくらいは張ってくれよと思うが。

そこまで気が回らなかったのでは・・・。

半年以上前から事前に告知がありましたので、コアユーザーからすれば、来るべき日が来たといった気持でしょうか。

三国志大戦はゲーム業界にとっていろいろな変化をもたらしたタイトルなだけに、プレイヤー以外にとっても大きな動きと言える。

もともと同じようなカードを動かして操作するものはセガからサッカーゲーム「WORLD CLUB Champion Football」が出ていたものの、サッカーはサッカーというルールの中でのものだが、こちらはゲームとしてのゲームとでも言おうか。

三国志の知名度もあって、ゲームとしての進化を多くの人に見せつけた一作でもあり、その後、この手のゲームが長いことゲームセンターで不動の地位を得るきっかけになったとも言える。

また、このゲームが最初なのかは知らないが、多くのイラストレーターに絵を描いてもらう先駆けであったようにも思う。

これが後の携帯アプリやスマホアプリなどでのさまざまな作家が絵を描くきっかけになったと考えることもできる。

こうしてみると、セガはすごいな、と改めて思うわけだ。

さすがセガですよね。

昔はすごかったんですよ、と。

そういう言い方しないでください・・・。

今回で今までの流れの中にある「三国志大戦」は終わりますが、また新たな作品を予定しているようです。こちらも3月14日時点の発表です。

『緑の筐体の「三国志大戦」シリーズは現バージョンで終了となりますが、「三国志大戦」の魂を継いだ、「戦国大戦」でもなく「The World Of Three Kingdoms（スリキン）」でもない、「次なる三国志大戦」は、具体的な時期はまだ申し上げられる状況ではありませんが、皆様の前にまたお目見えできるよう、準備を進めております。

「これが新しい三国志大戦です」と、胸を張って発表できるものを持って、皆さんの前に、必ず、戻って参ります。』(「三国志大戦オフィシャルサイトより」)

おお、次なる三国志大戦ですか。

これは興味深いですね。

2015年3月14日まで稼働すれば丸10年だったわけだが、あえて2015年1月16日に終了させるということは、丸10年のタイミングで何かがあると見ていいだろう。

三国志大戦ファンはもちろん、また何か新しい仕組みのゲームが出てくることをゲームユーザーとして期待したいところ。

最近のアミューズメント関連は低調な話題しかなく、消費税アップでさらに落ち込みが予想されているので、そうした下火となっている状況を一変させるようなものが出ればいいな、と思うがどうだろうか。