PS4はまだまだ海外で売れるのか、今現在まで売れた理由と今後

投稿がありましたので紹介します。

『PS4が9ヶ月以下で1000万台突破したそうです。しかしソニーの吉田修平会長は逆に売れすぎて困惑してるそうです。据え置き機は海外ではまだまだ必要とされてるんですかね?』(投稿:じゃらーん)

ここでの吉田修平会長とは、SCEワールドワイド・スタジオの会長という意味です。ソニーとしての会長ではありません。

主にソニーコンピュータエンタテインメントのゲーム開発関連の会社とお考えください。

記事にいろいろ書いてあったようだね。

注目点を取り上げていきます。オリジナルのインタビュー記事はEurogamerという海外サイトでのもので、その内容をWIREDが記事化しています。以下、WIREDからです。

『「Eurogamer」とのインタヴューの中で吉田氏は、「われわれの想像を超えている。嬉しい限りだ。だが、わたしは少し心配もしている。何が起こっているのか、完全に理解できていないからだ」と語った。

(中略)

PS4がこれほどのスピードで売上を伸ばしている理由が完全には理解できないと話す。「ジャーナリストやマーケティング関連の人たちにも、どうしてこんなに売れたと思うか聞いている」。

ソニーの社内報告は、PS4購入者の多くが、PS3を買っていないか、前世代の最新ゲーム機を買っていなかった人だと示している、と吉田氏は明かす。だが、こうした人々がなぜいま購入しようとしたかについては充分な説明はできないという。』(WIRED「PlayStation4、想像を超える売れ行きに「不安」なソニー首脳陣」より)

では、私が教えてあげよう。

誰もあなたになんて聞いていないですよ・・・。

PS4が売れていると思われる理由として主に3つくらい挙げられる。

一つ目は本来はXbox Oneが得るべきであった販売台数をPS4が獲得したこと。

二つ目は販売地域の拡大。

三つ目は世界の景気好転。

今回はこれらの理由を一つ一つ見ていこう。

一つ目のXbox Oneが得るべき販売台数をPS4が獲得したというのは競争に勝ったという意味で良いのでしょうか?

競争以前に、マイクロソフトが自滅したといった方が適切だろうけどね。

1万円もの価格差があっては、勝てるわけがない。

これは誰にでもわかる点だろう。

二つ目の販売地域拡大はどういうことでしょうか?

つい先日、1000万台突破のニュースが流れ、取り上げたが、一つだけチェックしておくべき要素があった。

8月13日『PS4、世界累計実売台数1000万台突破、最速という言葉の無意味さ』で取り上げましたね。

チェックすべき点はどういった要素でしょうか?

この1000万台突破は、100の国と地域で販売されているという点。

仮に単純計算で1000万台を100で割ると、1つの国、もしくは地域で10万台という数字にしかならず。

ずいぶんの寂しい数字に・・・。

もちろん、すべての国が平等に売れているわけでもないし、地域差があり、少ししか売れていない国や地域もあれば、まとまった数売れている国や地域もある。

ただ、Xbox Oneとの比較でもそうだし、過去のゲーム機販売との比較でもそうなのだが、この販売地域増加によって、本体販売台数が上乗せされ、結果として一見爆発的に売れているように見える、という現状もある。

では、実際に売れてはいない、ということですか?

売れていないとまでは言わないよ。

少なくともXbox Oneよりかは同一地域で売れているわけだし。

数字を化粧するという意味で、プラス要素として働いているという意味合いがあることは把握しておくべきだろう。

実際に売れているかどうかの判断についてはまた後日にでも。

最後の世界の景気回復とはどういう状況なのでしょうか?

PS Vita発売時にこれは売れない、という話をした時に少し話したことでもある。

PS Vitaは、PS Vita自体の魅力の無さなども理由として挙げられるだろうけど、それと同時に、発売当時の景気の悪さが販売に大きく影響したこともあるかと思っている。

当時はギリシャ危機に端を発して、ユーロ全体の景気が落ち込み、その影響が北米や日本などにも出ていた。

正直、ゲーム機を買う余力なんてあまりなかったわけだ。

しかし、プレイステーション4が発売される時期にはそうした混乱も収まり、今はヨーロッパも北米も景気回復傾向にある。

これにより、ゲームユーザーの購買力が増し、プレイステーション4発売後にすぐに買うという動きが出来たのではなかろうか。

インタビュー記事にありましたPS4の購入者の多くがPS3を買っていないか、前世代機を買っていないかったというのはどのように捉えればいいのでしょうか?

単に、前世代機はXbox360を買っていて乗り換えたか、販売地域拡大に伴い、そもそも前世代機に手を出せるような状況でなかった人が手を出しやすくなったとか、そんな理由じゃないか?

詳しいデータを見ているわけではないので何とも言えないが、少なくともPS3を買わずにPS4を買ったというのは、Xbox Oneの価格の高さ等に嫌気を指してPS4に乗り換えた人だろう。

あと、パソコンでゲームをしている地域では、パソコンを買わずにタブレット端末を買い、パソコンを買わなくなるという傾向も出てくるだろう。そうした中、ゲームはゲーム機で、という流れがあるのかもしれない。

今現在、好調のようですので、この流れが続くことを願いたいですね。

一つの山場は今年の年末商戦なのだろう。ここまではそれなりに売れていくと思われる。

そして、その後どういう売れ行きになるのか。

このあたりが、インタビュー記事の中にある心配事として見てるのかと。

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