メディアクリエトの販売本数集計がPS4発売から変化、データの見方を再チェック

メディアクリエイトでPS4の2週目の販売台数の発表があったようだね。

2週目は7万台でした。

1週目の31万台と合わせて、38万台の販売を記録しています。

品薄の店舗がある中の数字ですので、今後も品薄解消までどういった販売台数を記録するのか注目ですね。

PS4の本体そのものの販売台数は置いておいて、気になったのが「KNACK(ナック)」というゲームソフト。

この販売本数が2週で38万本と集計されている。

PS4本体を買った人が必ず買うくらい素晴らしいゲームなんですね。

そんなわけないだろ・・・。

PS4本体に同梱されているゲームですね。

ダウンロードコードが同梱されていました。

これだけであれば何の問題もないのだが、以前と比べると明らかにおかしな点がある。

以前と比べてですか?

実は、メディアクリエイトは今まで本体同梱のダウンロードコード分は集計対象外だったんだよね。

それはWiiUなどで同梱されていたものを見ると一目瞭然で。

もう一つのデータ集計機関としてエンターブレインのデータがあるが、こちらは以前からWiiUなどの他のゲーム機でも本体同梱ダウンロードコードを集計対象にしていた。

そもそも、エンターブレインのデータは、店頭で売られているダウンロードコードも集計対象にしており、その影響でエンターブレインの数字とメディアクリエイトの数字が大きく乖離する要因ともなっていた。

エンターブレインの集計ではWiiUの「スーパーマリオブラザーズU」は100万本突破していますが、メディアクリエイトではしていませんでした。このため、発表されている数字にかなりの乖離があります。

で、今回、なぜかPS4の「KNACK」では本体に同梱されているダウンロードコードも集計対象になった、と。

突然ですね。

いったいどういった理由なんでしょう?

本体同梱版を含めないと、それこそ「KNACK」の販売本数が0本で発表しなければいけなくなるので、そうした部分への配慮があったのではなかろうか。

いずれにしろ、ここでメディアクリエイトの集計姿勢が変化したということだけは注目してもらいたい。

今後どうなるのかも気になりますね。

この「KNACK」のみの処置なのか、それとも今後の本体同梱版のダウンロードコードも含めるのか。

本来であれば、今回のような変化があった場合にはちゃんと明記すべきなのだが。

データを発表している会社としては、データの信憑性も問われる問題なだけにどうなのかと。

せっかくですので、今現在、どういったデータを発表しているか、再確認しておきましょう。

まず、エンターブレインから。

こちらは通常のパッケージ販売のほか、本体同梱のダウンロードコード、そして店頭で売られているダウンロードコードが集計の対象になっている。

逆に入っていないのは、ネットワークシステムから直接購入されるような場合。任天堂系ゲーム機ならニンテンドーeショップから直接、ソニー系ゲーム機ならプレイステーションネットワークから直接。このあたりのデータはブラックボックス化している。

メディアクリエイトはどうでしょうか?

メディアクリエイトはパッケージのみじゃなかろうか。ちょっと詳細はわからない。店頭で売られているダウンロードコードも含まれているのかも含めてね。

ネットワーク経由はメディアクリエイトもエンターブレインも含まれていないのは確かかと。

今回、本体同梱版のダウンロードコードを含めたが、これが今後も続くのかや、過去のデータも含めたものに書き換えるのかも不明。

こうしてみますと、メディアクリエイトはエンターブレインの方式に近付いたような感じですね。

このような前提を元に、今後もデータを見ていくと良いかと。

とはいえ、今となってはダウンロード販売もそれなりに普及し、PS4だとPS3からの乗り換え用の低額販売もあるなど、今やデータ集計機関が発表する数字も以前ほど正確に実情を把握するものともなりえない。

あくまで参考程度に見て、あとは個別案件ごとに各自で判断する必要がある。

直近、直後の話題

1つ過去の話題:まこなこガンダムVS引退記念
1つ新しい話題:二ノ国は日本のメーカーが目指すべき一つの姿だった

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『メディアクリエトの販売本数集計がPS4発売から変化、データの見方を再チェック』へのコメント

以前から集計されてる。

ゼルダもモンハン4も本体同梱ダウンロード版集計してるでしょ メディクリも

2本以上同梱されてるのが集計されないだけで

投稿者 : 匿名

某所で見たけど、本体同梱版は、1本だと数に入れる。
2本以上入ってる場合は、集計しない。

スーパーマリオブラザーズUは、パーティやFitUとセットのがあったので、その分が入ってない。

投稿者 : 匿名

この本体同梱ソフトに関しては集計サイトごとに自分ルールがあるようですし、かなりいい加減なのは事実
(確かファミ通はソフト1にハード1台でカウント、2本以上はノーカンでしたか?)

いずれにせよまこなこさんが言う通り、DL版の割合も増えた今では一つの参考以上でしかないですね
DL版の集計データも発表できれば…と思いますが、サード各社の事情も異なるし難しいでしょう

投稿者 : だめお

毎度のことだがちゃんと調べてから記事にしたほうがいいよ。

単にメディクリではソフトが1本同梱されてるのなら集計するが、2本以上同梱されてるのなら本体が1台売れるたびに2本売れてしまうことになるので集計しないってだけ。
当然KNACKのみの処置でもなければ、ソニーを有利にして任天堂を不利にしてるわけでもないので安心しなさい。

ちなみにロンチに出たかどうかも関係ないらしい。

投稿者 : 匿名

この話題、先週くらいに理由判明したんじゃなかったっけ?

投稿者 : 匿名

まあにぎやかしのためにルール変えたんでしょうね
集計会社もボランディアでやってる訳じゃないでしょうし
客にとって都合の良いデータを提出するのが仕事でしょうから
公平な訳ではないでしょう…が
信頼を失ったデータに今後も価値が有るのかは疑問。

投稿者 : 匿名

メディクリでは、以前から同梱されているソフトが一本だけの時は集計されていますよ
wiiUのスパマリはパーティーも同梱されていたから集計されなかったとの事です
例えば、3DSのモンスターハンター4の同梱版はDLソフトですけれど、これの集計は(同梱版含む)となっています
パケ版・DL版に関わらず、統一されたルールの元集計されているのが分かりますね

2本以上の場合集計しないという決まりは、箱のバリューパックから出来た決まりなんじゃないかと思いますね
これも同梱版の分はソフト集計に含まれていません

少し調べればメディクリの姿勢が一切振れていない事は分かるんですから
こんな記事書く前に裏付けくらい取りましょうよ(´・ω・`)

投稿者 : ガスト

突っ込もうかと思ったらすでにされていた

投稿者 : 匿名

Knackが「ダウンロードコード」の同梱ってのが問題なんだろ。だってps4に入れるかわからんからの。
それと日本じゃダウンロード版は余り普及出来てないかと。これは意識の差があるからまだ無理でしょ。
なんというかガッタガタな感じが拭えんな

投稿者 : 匿名

本体にDL済み(任意では無く強制、オン環境の有無に左右されない)のと
DLコード(任意というだけでなくオン環境の有無に左右される)は別次元でしょ
もしDLコードを集計するのだとすれば、マリオにスティールダイバーのコードを付属させた場合
マリオと同数スティールダイバーが売れた事になる

投稿者 : 匿名

理由に関しては他の方が述べられているので省略します。

では、ナックの様な同梱版の数字がソフトを評価する上で参考になるかどうかというと、当然違いますよね。
しかも、今回は「販売されていた全てのPS4に同梱されていた」わけですし。
私もPS4を購入しましてプレイしましたが、個人的には日本で初週30万売れるソフトとは思えません。
結構ボリュームがあるので、それなりに楽しんでいますが、アクションゲームとしてはごく普通な感じなので、ストーリーを楽しめるかどうかで評価が分かれるんじゃないでしょうか。
DL販売数は、たまにファミ通で発表されていた様な気がします。確かVitaソフトのDL率が高かった記憶があります。
私もほぼVitaはDLソフトで遊んでますし(PSPのソフト含む)。
遊ばなくなったら一旦消去して、また遊びたくなったら再DLすれば良いだけなので、楽チンなんですよね。
PS+のフリープレイソフトを含めると、それなりの数のソフトがDLで遊ばれているのではないでしょうか。
PS4もリモートプレイ需要とかを考慮すると、DLソフトの割合がPS3より少しだけ多くなる気がします。
私の場合、親の介護のため妻の実家に泊まることが多くなっているので、リモートプレイで続きができるのは、正直助かりますね。

投稿者 : Hachi

ブログにあげる前にもうちょっとリサーチしてみては?
ネットで検索するだけでいいんだから、
数分で事情がわかったはずですよ。

投稿者 : 匿名

コメントで語られてる通り
最初から変化などなかった
メディアクリエイトの集計は終始一貫してるってこと
WiiU3Dマリオ同梱版はWiiUパーティーも入ってるからね
マリオとパーティーそれぞれ+して集計したら総売り上げ本数やら色々とちぐはぐな集計になるし
つまり、PS4とナックみたいにWiiUと3Dマリオだけ付ければ同じようにソフト売り上げ1、本体売り上げ1となって累計数字に出たってことですね
確かWiiUに同梱されてた3Dマリオもダウンロードコード版でしょ
これは集計方法が悪いってより致し方ないのでは・・・
こんな些細なことでメディアクリエイトの集計に批判(?)しなくても

投稿者 : 匿名

WiiUのファミリーパックは最初からDL済みの状態だよ
3DSの同梱版も同じだ
しかしDLコードはDLしたか分からないのに本体と同数が計上されてるのはおかしい
本体購入者の大多数がDLしたとしても100%というのはありえないわけだ
この辺、大いに突っ込まれて当然

投稿者 : 匿名

コードが消費者の手に渡った時点で取引終了だろ
DLしなきゃ売上じゃないって、本気で言ってるの?
チョコ売っても消費者が開封して口に入れるまで
売上として認めないってことか?

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2014年3月 7日 14:12


同意です。
DLしたか分からないのに計上されてるのはおかしいなんて、言ってるほうがおかしいですよね。

それならパッケージ版を買っても購入者が袋を破いて空けなければ売り上げとして計上しちゃいけないってことにもなりますし。
ソフトの初回特典とかも同梱されている初回特典をDLしなきゃ初回限定を購入したことにならないといってるようなもんです。

なぜこのように意味不明な言い掛かりをつける人がいるのか本当に疑問に思う。

投稿者 : 匿名

一本は集計して二本以上は集計しないっていうのこそ
なんでそんなことになってるのか知りたいものですが
言われてるように箱のバリューパックが原因なんですかねぇ?

投稿者 : 匿名

データとしての価値を考えるならDL数の方がいい気がしますね。

投稿者 : 匿名

同根ソフト2本以上入ってるとカウント対象外と記事を見た気がします

投稿者 : 匿名

ナックが一番売れたソフトになるんじゃないかと危惧してたら、そうなっちゃったね。
これを抜けるソフトの登場はいつになるのかなぁ。
40万とかだとけっこう厳しそう。
1年以内は無理?まこなこの意見が聞きたい。

投稿者 : 匿名

2タイトル以上を集計しないのは、当然でしょ。
極端な話、”お買い得ハードセットを買うと古いゲームを20本DL出来ますよ”ってなったら20位まで、そのソフトでランキングが埋まってしまう。

そんな意味の無いランキングなんて必要ない。

投稿者 : 匿名

>ナックが一番売れたゲームになるんじゃないかと危惧していた

今んとこ全てのPS4に付いてくるソフトを越えられるわけがないやろ
一人2本同じゲーム買えとでも?

投稿者 : 匿名

wiiに古いソフトを無料でつけて そのソフトが1年近く毎週ランクインしてても誰も文句言わなかったのに、ソニーに関係するとすぐ難癖つける人が出てくるよね

投稿者 : 匿名

問題は客負担が¥0-なのに売れたことになるのか?ってことかも
ソフト同梱版のハードって割安価格だけど通常価格よりも値段は上がるのが普通であるのに対し、今回のPS4のナックは二次出荷分のナックが付いて無いバージョンに対して本体価格が高いわけでも無く、いわゆるオマケ扱いだったのに「売れた」こと扱いにするのはちょっと違和感がありますね

投稿者 : 匿名

>投稿者 : 匿名 2014年3月 9日 00:33


同意ですね。
こういったことがやたらと多く見かけますが、ここまで酷いと果たして個人レベルの仕業なのが疑問に思ってくるほど。

例えば岩田社長みたいに色んな企業がやってることを批判しておいて、後になって任天堂も同じことをし始めるなんてことも良くありますし。

投稿者 : 匿名

なんでPS4といいVitaといい初週だけ30万を売り上げて
2週目以降の落ち込みが凄いのは何が原因なんですか?

投稿者 : 匿名

KNACK集計の問題は、ソフトの価格が実質0円で初回出荷分に必ず同封してくること。KNACKを全く必要ないと考えているユーザーも買ってるわけで、そういうソフトを売上げに入れるのはどうかと思う。これを見る人はどのソフトが人気があるかを知りたいのに結果をミスリードすることになりかねない。

価格が、本体価格+ソフト代だったら、ソフト欲しい人しか買わないから、ランキングに入れても問題ないと思うが。

投稿者 : 匿名