ドラゴンクエストモンスターズのスマホソフトで問題が起こるのは必然

スマートフォンなどで展開している「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」で問題が起こっているようだけど？

一部のサービスが適正でないということで、仕様変更も含めた修正を行っているようです。

また、それまでに利用されたポイントに対し、ポイントのプレゼントも実施することになりました。

どうしてこうなったのですかね？

作る側が今までのスマホソフトの考えでソフトを作っていたからだろう。

これに関しては、「ドラゴンクエスト10」のスマホソフトでも同じようなことがあり、以前取り上げた。

2013年11月8日『DQ10のスマホアプリにコンテンツ有料課金、その導入に一喝！』ですね。

今までの他のスマホソフトであれば、今回の件もDQ10の便利ツールも、この程度はさしたる問題ではなかったのだろうが、日本ではトップブランドのゲームのドラゴンクエストで既存のスマホソフトと同じようなことをしてはいかんだろう、と。

今回は、いったい何が問題だったのでしょうか？

どうも、画面に表示される確率と、実際に当選する確率に大きな違いがあるということのようです。

プレイしていないのでさっぱりなのだが、似たような問題はドラゴンクエスト10のカジノでも発生している。

ポーカーのダブルアップの際に、画面では2つは当りで1つは引き分け、そして1つは負けの結果が表示されるにもかかわらず、どう見てもそのような結果にはなっていないよね、というね。

どうしてそうなるんでしょうね？

過去のドラゴンクエストシリーズのカジノをあまりプレイしていないのでわからないけど、もしかしたら過去からそうしたことをしていたのかもしれない。

演出、というとらえ方もできるのだが、オフラインなら演出でよいものの、オンラインゲームや今回のようにお金を用いてプレイするようなものの場合、演出というだけでは済まされないということだ。

では、どうするのが良いのでしょうか？

普通に確率に応じたランダム表示でいいんじゃないか、と。

これが誰にも文句を言われない一番良い方法と思う。

もっとも、例えばカジノで普通の確率でやってしまうと、ゲームではなく本当のカジノと同じになってしまうので、それが良いのかどうか、という指摘もあるだろう。DQ10に関していえば、そのあたりをレイドシステムなどで補ったりするのが良いと思う。

今回問題になったスマホソフトに関しては、確率通りの表示にした方がいいと思うのだが。

変に射幸心を煽るより、末永く、多くの人が利用しつづけてくれるためにはね。

真っ当な手法を取ることで利益は減るかもしれないが、少なくともドラゴンクエストというブランドを毀損する心配はない。

一時サービスを中止して修正をするようですので、新たに公開されるバージョンに期待ですね。

それまでは2月6日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵」をプレイしていただくとして。

というか、この発売日だからサービス中止したのか、と思いたくなるタイミングだよな。

ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵 予約販売受付中

そんなことは・・・。

いずれにしろ、問題とメーカー側も認識し修正対応する姿勢は評価したい。

先に述べたDQ10のアプリで指摘した使用ポイントがわかりにくい点も、次のバージョンでわかりやすく表記するなど、すぐに対応していたし。

このあたりの自浄能力があることはさすがと言える。

どこかの詐欺メーカーにも見習ってもらいたいが、見習う余地がないから詐欺メーカーなんだよな、と思い直し、今日の話を終える。