横井軍平ゲーム館の書籍が復刻、ゲームボーイやバーチャルボーイなど携帯ゲームを築いた元任天堂の偉人

2010年6月10日：横井軍平ゲーム館の書籍が復刻、ゲームボーイやバーチャルボーイなど携帯ゲームを築いた元任天堂の偉人

あの横井軍平に関連した書籍が復刻するという話があったので取り上げてみよう。

誰ですか、それは...。

お前は本当に物知らずだな...。

任天堂で長く活躍された方です。古くは「ウルトラハンド」などの玩具。そしてビデオゲーム分野では「ゲーム&ウォッチ」が知られています。そして何よりも、ゲームユーザーとしては、「ゲームボーイ」や「バーチャルボーイ」などが有名ですね。

ゲームユーザーでしたらいずれも知っている商品名だね。

その制作にかかわった人物を知らないとは...。

一般人は知らないかと...。

GK乙！真の一般人であれば当然知っているというのに！！

......。

失礼しました...。

あんまり馬鹿なこと、しないでくださいよ。

ちなみに、この画像の左上の人物が横井軍平となっている。

また黒歴史を...。

三代目が中央なのは当然として、右上の宮本茂と同列の存在であることがこれでわかるだろう。

三代目って言い方、やめてください...。

話はこれくらいにして、まずは書籍の紹介をしましょう。

『幻の名著、堂々復刊!!

本書は、1997年に発売された『横井軍平ゲーム館』(アスキー)の改訂復刻版です。

親本に忠実ながら、現在において横井軍平の仕事をあらためて読み解くために、編集部による注を加え、年表をリニューアル。図版も撮り下ろしてふんだんにあしらっています。

また、あらたに牧野氏による序文と、ブルボン小林氏による解説を加えました。
「枯れた技術の水平思考」で知られる、ゲーム&ウオッチ、ゲームボーイを生んだ、ゲームの開発者として知らない人はいない横井軍平の創作のアイデアを、いまこそよみがえらせる時がきているのではないでしょうか。

著者について

横井軍平(よこい・ぐんぺい/1941年9月10日 - 1997年10月4日)

元・任天堂株式会社製造本部開発第一部部長。1941(昭和 16)年京都府生まれ。

65(昭和40)年同志社大学工学部電気工学科卒業。同年任天堂に入社、翌年「ウルトラハンド」を開発し大ヒット商品となる。以後「ウルトラマシン」「光線銃SP」「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」「バーチャルボーイ」など、玩具・ゲームの世界でユニークな商品を数多く開発する。96(平成8)年同社を退職、株式会社コトを設立。バンダイの携帯型ゲーム機「ワンダースワン」の開発にアドバイザーとして参加する。

97年、石川県小松市で北陸自動車道での追突事故に巻き込まれて死去。享年56。』(amazon.co.jp内容紹介より)

発売日はどうなっていますか？

当然、8月3日か5日だろう。

いえ、違います。6月25日となっています。

なに、この出版社の空気の読めなささは...。

こんなところまでの空気は読めませんよ...。

と、まあ、このような内容の本が発売される。経歴などを見るだけでも、ゲーム業界に与えた影響度を窺い知れるだろう。今の若い人には知名度が薄いかもしれないが、今のゲーム業界があるのも横井軍平によるものと言える。その人物による発言が載っているこの書籍。ぜひ一読していただきたい。ゲーム業界で働く人、働こうとしている人はもちろん、物作りを行っている人中心にお薦めかと。もちろん、一般人にとっては必読の書と言えよう。

出版社はあまり有名なところではありませんね。買い逃すとその後、手に入れるのが困難になるかもしれません。購入希望者は予約されることをお薦めします。