ゲーム雑誌の販売数の現状2008年編、勝ち組はVジャンプ、負け組はファミ通と電撃

2008年12月31日:ゲーム雑誌の販売数の現状2008年編、勝ち組はVジャンプ、負け組はファミ通と電撃
今日は毎年紹介しているゲーム雑誌の販売数の紹介ですね。
今回のデータの元となっている「マガジンデータ2008」では2007年9月から2008年8月までのデータを集計したものとなっています。
毎年紹介しているが、「印刷証明付発行部数」というのは、実際に印刷した部数だ。逆に「公称発行部数」とは出版社が勝手に言っている数字で、実際に刷られた数でもないし、売れた数でもない。たいてい、実際に刷られた数の数倍の値を述べていたりするので、まったく信用にはならない数字だったりする。
他にデータを見る上での注意する点はありますか?
印刷証明付発行部数の方が好ましいことは事実なのだが、これも実売ではない点には注意。広告効果を大きく見せるために、売れていなくても刷るだけ刷って、廃棄とかもあるから。印刷コストと広告費とのバランスを考えてのものなので、こうしたこともありうるということも伝えておこう。ただ、それでも公称発行部数よりかは無茶な数字は出てきにくいので、印刷証明付発行部数の方が参考になることは言うまでもない。
このデータに関しては過去に『ゲーム雑誌の販売数の現状2005年編』『ゲーム雑誌の販売数の現状2006年編』『ゲーム雑誌の販売数の現状2007年編、ファミ通はゲーム業界の恥』と3回取り上げていますね。
で、今回の題はいったい何なんでしょうか…。
それは、データを見ていけばわかる。
そうですか。
では、さっそくゲーム雑誌から見ていきましょう。前回の集計の数字は2006年9月から2007年8月の数字になっています。千の位を四捨五入して記入しています。
雑誌名 印刷証明付発行部数 公称発行部数
電撃プレイステーション 13万(15万)  
デンゲキニンテンドーDS   16万(16万)
電撃DS&Wii   8万(新)
電撃PSP   10万(新)
電撃G'sマガジン   12万(12万)
電撃姫(DENGEKI HIME)   8万(8万)
電撃ガールズスタイル   8万(8万)
週刊ファミ通   50万(50万)
ファミ通PSP+PS3(旧ファミ通PLAYSTATION+)   15万(25万)
ファミ通DS+Wii 13万(18万)  
ファミ通Xbox360   12万(8万)
ファミ通Wave DVD   10万(10万)
ファミ通コネクト!オン   8万(8万)
アルカディア   12万(12万)
コンプティーク 7万(6万)  
B'sLOG   5万(5万)
GAMEJAPAN   3万(3万)
週刊アスキー 20万(22万)  
見ての通り、ゲーム雑誌の多くは公称発行部数、つまりは嘘の数字を出しているのがわかるな。
前回から顔ぶれも変わりませんね。
電撃あたりが全部印刷証明付発行部数になるかな、とか予想していたけど、それもならず。ちょっと残念ですな。
エンターブレイン系も相変わらずですね。
唯一、印刷証明付発行部数を出している「ファミ通DS+Wii」の落ち込み具合が笑えるものがある。逆にプレイステーションそのものが下火なのに2万部程度しか落ちていない「電撃プレイステーション」は、しっかりと読者を確保しているといったところか。コンテンツそのものが良ければ人は付いてくるといったところかな。あとは「コンプティーク」も。
出版不況と言われている中での部数増は素晴らしいものがありますね。
では、続いて漫画雑誌をチェックしてみましょう。
雑誌名 印刷証明付発行部数 公称発行部数
少年ジャンプ 279万(278万)  
少年マガジン 177万(187万)  
少年サンデー 87万(94万)  
少年チャンピオン   50万(50万)
少年エースA 9万(9万)  
Vジャンプ 34万(27万)  
月刊コロコロコミック 89万(93万)  
月刊マガジン 95万(97万)  
ジャンプスクウェア 45万(新)  
週刊ヤングジャンプ 94万(97万)  
週刊ヤングマガジン 94万(98万)  
コミックバンチ 18万(20万)  
ヤングアニマル 19万(19万)  
アフタヌーン 12万(12万)  
ガンダムエース 18万(18万)  
ビッグコミックオリジナル 83万(86万)  
モーニング 40万(41万)  
ビジネスジャンプ 36万(37万)  
なかよし 34万(40万)  
りぼん 33万(38万)  
ちゃお 93万(98万)  
LaLa 17万(17万)  
花とゆめ 26万(28万)  
BE LOVE 19万(19万)  
クッキー(Cookie) 18万(20万)  
Kiss 16万(17万)  
YOU 19万(19万)  
「ジャンプスクウェア」の前身である「月刊ジャンプ」は38万部だったので、それと比べて上がっているというのがわかるだろう。
軒並み現状維持か部数減の傾向がある中、「Vジャンプ」は凄いものがありますね。
これ、漫画の欄で紹介しているけど、「マガジンデータ2008」の中ではゲーム雑誌などと同じ欄で紹介されている。そういう点を鑑みると、ゲーム雑誌では「Vジャンプ」の一人勝ちと言えるだろう。
そういう意味でのタイトルでしたか。
内容で勝負しているところと、嘘紛い物で勝負しているところと比べると、やはり内容で勝負している方が勝つということですな。
自己紹介ですね、わかります。
……。
最後にアニメ雑誌をチェックしてみましょう。今回から小説系や模型系も入れてあります。
雑誌名 印刷証明付発行部数 公称発行部数
Newtype 16万(15万)  
アニメディア 11万(11万)  
アニメージュ 6万(7万)  
Megami MAGAZINE 7万(6万)  
月刊声グラ 3万(3万)  
声優アニメディア 2万(2万)  
電撃ホビー 10万(12万)  
ホビージャパン(Hobby JAPAN) 14万(15万)  
ハイパーホビー(HYPER HOBBY) 6万(6万)  
ドラゴンマガジン 4万(4万)  
ザ・スニーカー 3万(3万)  
あまり変わらずだな。ニュータイプはガンダム効果なのかな。
以上ですね。
こうしてみると、安定しているというところも多々あり。逆に、発行部数が多いところが若干でも落ちてきていることが窺える。まあ、原料高とかもあって、より厳密に数字を絞って刷っていったとかもあるだろうから、この数字だけを見てどうこう評するのも好ましくはないだろう。
ふむ。
そうした中で、「Vジャンプ」の25%増は目を見張るものがある。
そうですね。
まあ、とりあえず、ゲーム業界の出版社は、まずは嘘の部数でなく、しっかりと印刷証明付発行部数を出すことから始めていただけたらと。阿漕なことばかりやっていると、今後益々落ちるよ。
まこなこのアクセス数みたいですね。
!?

直近、直後の話題

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『ゲーム雑誌の販売数の現状2008年編、勝ち組はVジャンプ、負け組はファミ通と電撃』へのコメント

Vジャンプは遊戯王カード目当てで複数買いされる阿漕な雑誌ですよ。
俺は犬マユゲ目当てに買ってるけど。

投稿者 : 匿名

Vジャンプは内容よりも付録の遊戯王カード目当てで買う人がだな…

投稿者 : 匿名

嘘の販売台数、嘘の観客動員数、こういう物に
頼っている会社って大抵ダメになっていきますね。
来年もよろしくお願い致します。良いお年を!

投稿者 : 田吾作

ファミ通PSP+PS3は公称発行部数の癖に大幅減なのだが
コケにしないのは何でか。

投稿者 : うーん

Vジャンプは付録のオベリスクが(ry

投稿者 : 匿名

Vジャンプは遊戯王かなんかのカードがメインかと。
何冊も買ってくおっさんはやっぱり転売目的だったのかな。

投稿者 : 匿名

Vジャンプは定期購読かなんかで遊戯王カ-ドが付いてきてそのカード目当ての人が多いからだと思いますが・・・
ニュータイプは毎度買ってますけど何ででしょうね

投稿者 : swin

電プレはPSP効果で辛うじてって感じかと。
PS3方面のやる気無さと他機種ヨイショで辟易してます。
まあ攻略本売りたさの中途半端な記事は以前からあったので
そろそろ買うの止めようかと考え中ですが。

投稿者 : 匿名

Vジャンプは遊戯王のカードついてるから売れてるんじゃないの

投稿者 : 匿名

Vジャンプの売り上げ増は、付録の遊戯王カードによるところがものすごく大きい(というか、それがすべて)と思う。遊戯王カードが付くとき「だけ」配本数が異常に増えるんですよね…。そして、あっという間に売り切れる…。

投稿者 : 匿名

アレ?
ニンテンドードリームは?
任天堂マンセー雑誌ニンテンドードリームは
ないのですかぁ!?

投稿者 : 秋

ファミ通Xbox360公称発行部数にしても多すぎw
ケタが1つ違ってるでしょうこれ。
正直1万もキツイでしょうし・・・

投稿者 : 匿名

Vジャンプは遊戯王カード効果なんじゃないの?地元周辺の本屋じゃ一人○冊までとか制限かかってるトコロもあるし。肝心の記事自体はクソだろ。

投稿者 : 匿名

(ニンテンドードリーム)の数値が乗ってない
まこなこ+美少年は毎コミのことが嫌いなのだろうか?

投稿者 : 匿名

こういう情報、ここでしか知る機会がないので毎年楽しみにしてるんですよね。
今年もよろしくお願いします。

投稿者 : 匿名

メガミマガジンが順調に部数伸ばしてますねw

投稿者 : 人馬宮

しかし…毎回このネタの記事は「ふーん」程度なんだよね。
発行部数を知ったところで読者に何かメリットがあるわけでもないし。

別に発行部数なんて自称だろうが証明付だろうがどっちでもいいんじゃね?
広告出す企業側が自分たちでちゃんとリサーチすればいいんだし。

投稿者 : 匿名

>2009年01月04日04:09

どの機種が何台普及しようが、マルチで何万本差が出ようが、
購入者には関係無いって事ですね、分かります。
他の記事で必死に本数書いてる人達にも言ってあげて下さい。
好きだから読む、好きだから買う、何か問題でも?と。w

序でに、電プレは4コマがメインです。(毎号付録化されてから負担倍にorz)
記事も、巻頭スクエニ祭りと乙女系?を減らしてくれればねぇ…。
新作情報が圧倒的に遅いのは仕方無いにしても。

投稿者 : 匿名

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