メーカーの自社サイト上での情報開示姿勢

2004年5月18日:メーカーの自社サイト上での情報開示姿勢
E3 2004の情報もほとんど出揃いましたね。
うむ。まあ、大きなニュースとしてはPSPやらNDSなどあったが、日本で行われているイベントでもないし、価格や発売日なども発表されたわけでもないから、いまいち盛り上がってないような気もしないでもない。
そんなことないですよ。
で、今日はE3 2004で発表された内容ではなく、内容の発表の仕方について述べていこうと思う。
発表の仕方?
当然、日本でやっているわけではないから、直接現地で中に入って見ることなんて一部の人以外はできないわけだ。そこで、インターネット、つまりは各メーカーの自社サイトでの情報公開によって、一般ユーザーは情報を得るわけだが。
その情報の公開具合を見ていこうというわけですね。
そういうこと。
良いメーカーはどこでしょうか?
任天堂はすばらしいな。
おお。
一部メーカーはカンファレンスといって、独自に記者等を集めて発表会をするのだが、その情報が出て早い段階で、すでに自社サイトにNDSに関する情報や、NGC・GBAの自社から発売されるタイトルのムービー、およびスクリーンショットの掲載が行われていた。前年も似たような形式でやっていたし、情報を早く知りたいユーザーはうれしい限りだ。特に、今回はスムーズにムービーのダウンロードが出来たのもプラス。
次はどこでしょう?
ソニーコンピュータエンタテインメントでも。
こちらはPSPの発表ですね。
こちらも結構早い段階でプレスリリースを掲載していたので、良い部類に入ると思う。ただ…。
ただ?
ムービーとかの掲載が遅かったような気がする。5月14日に何を出展しているのかよくわからんといったが、それはサイト上に掲載されているのかどうかの把握が出来なかったからに他ならないんだ。PSP関連のリリースの掲載タイミングは良かったが、そのほかについてはもうちょっとわかりやすい、もしくは早いタイミングでの公開をしてもらいたいところ。
では、次はマイクロソフトについて。
たいした情報自体無いのだから、取り上げようもないだろ。
また、そんなこと言って!!
リリースは普通に早かったようだが、他はどうなんだろうな。なんか、日記コーナーといったどうでもいいコーナーを作っているのだが、これはこれで良いのかも。
続けてソフトメーカーを取り上げましょう。まずは…。
セガとかナムコとか、そんなところ。
そんなところって…。
普通に情報掲載していたので、特に言うことはない。比較的早い段階でムービー掲載していたしな。ただ、ナムコはE3特設ページのようなものはなく、各ゲームタイトル別にバラバラにムービーの掲載を行っていたため、各ページ回るのは億劫かな。逆にセガはムービーページを作って、出展したタイトルをいっぺんに紹介していたので、チェックするほうは楽ではある。
カプコンはどうでしょう。
文字情報は早い段階で出ていたのだが、いかんせん画像とかが遅めだったような気がする。
スクウェアエニックスは?
……。
何か言ってくださいよ。
FLASHでページ作成していることが気に食わん。
!!
モニターの設定によってはほとんど文字読めないんだよな、これ。目的のページやコンテンツを選択しようとしても選択するものが動き回ってクリックしにくいし。その点、任天堂のようにシンプルではあるが、わかりやすい構成は好きだ。
そんな好みを言われても。
これは結構重要なことだぞ。ゲーム性を追及したソフトを出す任天堂、方や、映像のみに注力してゲーム性が乏しい旧スクウェア。ウェブでも同じような構図というわけだ。見る側がいかに見やすく、なおかつ情報の収集がしやすいようにするのがウェブの重要ポイントの一つであるのに、見た目だけに気を使った構成はいかんというわけだよ。
ふむ。
まあ、これはスクウェアエニックスだけでなく、最近FLASHでサイトを作るすべての運営者に言えることだけどな。FLASHで作るのが悪いとは言わんが、少なくともほぼ全員が見やすく思えるものを作ってもらいたいと、こう思うわけよ。
では、他のメーカーも取り上げて見ましょうか。
もういいんだよ。今日の言いたいことは終わったから。
!!

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