カプコンの元専務取締役の退社にまつわる真相話

2003年8月1日:カプコンの元専務取締役の退社にまつわる真相話
カプコンで活躍された岡本吉起さんに関する投稿がありました。

『こんにちは。何時も楽しく拝見させて頂いております。本日7/30発売の週刊SPA!に元カプコン岡本吉起さんの退社にまつわる真相話という物が掲載されています。内容は俺は悪くないけど一応悪いって事にしておいてもいいよという意味合いの話でしたが御二方はこのような発言をする事についてどう思われますか。余談ですが、真琴さんの驚いている顔が可愛い男の子として好きだったので女の子と聞いてちょっぴり残念です。』(投稿)

!!
あらあら、サービスのつもりですか?わざとらしく驚いた顔して。
うるせえよ!!
なんでも7月30日に発売された「SPA! 8月5号」にインタビュー記事が掲載されたとのことです。
ああ、あの駄目組サラリーマンが好んで読むという「SPA!」ですな。
!!
今回の特集も『「本日もますます仕事がつまんねー!」の実態』とかなっているけど、歯車の価値しかないやつらが何言ってんだか、としか思わないよな。読者はこんなことに相槌打ちながら読んでいるのかね。歯車が嫌だからとフリーターでいられるのも考え物だけどな。バイトなどで暮らして俺は自由だ、とかいいながら、さらにミニマムな歯車演じている姿は滑稽なものがある。
あなた、いつか刺されますよ…。
そんな人生負け組みの人からみれば大変うらやましい人生を歩んできたカプコンの元専務取締役の人の話だ。
書かれている概要を説明しますと、辞めた経緯とその責任、今後の予定となっています。
辞めた最大の原因は自分でゲーム開発会社作りたかったからのようなのだが、辞める際には会社の赤字の責任を取って辞めたということになっている。この点に関して述べているのだが…。
私には本来責任がないのですが、辞める私が責任を取ります、と言って辞めたようですね。
責任無いわけないよな。土地建物評価損はまあ良しとして、開発中止に伴う損失あたりは開発上がりとして、当然責任があるよな。それに、「バイオハザード」のニンテンドーゲームキューブ独占供給も会社に与えた損失は大きく、損失にはなっていないかもしれないが、会社の利益を減らし、結果として損失が膨らんだことの要因にもなっている。経営の立場にいるのなら、当然それらのことに対して口を挟まなければいけない。それにもかかわらず、俺は悪くは無いが、辞めるので全部の責任は俺が取りますよ、といった正義のヒーローごっこをされても困るのだよ。
では、わたしはこの辺でお暇させていただきます。
逃がさんよ。お前も一緒に何か喋れ。
では、話を進めていきます。辞任して、新たにゲーム開発会社を作るということになりました。オフィシャルサイト「岡本吉起のゲーム会社つくるぜ」も開設されていますので、興味がある方は一度ご覧下さい。
これは良いことですな。
おお、それはそれは。
現状に文句があるのなら自分で行動起こせと、こういうことを実践されたということですな。駄目組みサラリーマンが読む「SPA!」にマッチングした内容のインタビューと言えるかと。
……。
志高くても結果を残せない人が多数いる中、果たしてこの会社はどうなっていくのか、楽しみだな。ユーザーは語られた夢を待っているわけではなく、ゲームを待っているわけだから、グダグダ言わずにとっとと作れと。つまらなければまた取り上げるということで。
面白くても取り上げましょうよ。

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