カプコン、残虐なゲームを発売か!?

2003年6月26日:カプコン、残虐なゲームを発売か!?
6月18日に発表された某ゲームに関する投稿ありました。

『いつも楽しく拝見しています。さて、『GTA3』がついに日本でも発売決定となりましたね。待ち望んでいた自分としては嬉しい限りなのですが、気になる点が…。それはあのゲームの最大のウリである『暴力描写』です。今の所描写はそのままで「18以上」として売る予定だそうですが、SCEIの定めるCEROによる「18歳以上推奨」だと誰でも買えるようになってしまいますし…。もしCERO基準で売るのなら当然描写は甘くなってしまうのではないかと思います。ちなみにドイツ版ではかなり甘い描写となっており、血すら出ないという…この点について、お二人はどう思いますか?』(投稿:RYUKI)

『こんど、秋にカプコンとテイクツー・インタラクティブって言う会社が組んでこんなゲームを出すらしいですよ。』(投稿)

こんなゲームがどんなゲームかというと、こんな感じになっている。下のはGAME Watchからの引用。

『海外で500万本以上の大ヒットを飛ばした「GTA3」だが、これまで日本語版が発売されなかったのには“ゲーム内容に反社会的な面がある”ということがあげられる。車強盗の主人公が請け負う仕事は、犯罪者や娼婦の送迎、銀行強盗のお手伝い、要人暗殺など、実に幅広い。しかも、通行人を撲殺したり、車で轢き殺したり、街中で銃を乱射したり、あるいは信号停止中のクルマからドライバーを引き摺り下ろしてクルマを強奪することまで、たいていのことはできてしまう。もちろん、そういうった行為だけを目的にプレイすれば、あっという間に警官に取り囲まれゲームオーバーになりかねないが。』(GAME Watchより)

一般的な感覚からすればお世辞にも良いとはいえない内容ですね。
CEROの基準がどの程度のものかは知らないが、海外と同じ内容で発売するのであれば、発売禁止に該当するんじゃないか?また、ならないようならば、ゲーム業界自体の先行きも不安だよな。
ローカライズはどれくらいされるのでしょう?言語のみか、それともゲーム内容まで大幅に変えてくるのですかね?
普通に考えればしてくると思うが…。ただ、CEROを作ったことで、こういったゲームも発売できるんだという勝手な解釈のまま、そのままの状態で出しそうな気もしないでもない。
そういえば、このゲームはできるだけ18歳未満に売らないように働きかけるという話もありますが、実際にそのようなことできるのでしょうか?
できるわけないじゃん。なんで強制力も無いことを強要できるんだよ。店側としても売れるものは売っていくに決まってるんだからさ。いちいち18歳未満だからといって売らないようにするということはありえない。そうした発言はフェイクですな。
ふむふむ。
あと、こうした残虐性のあるゲームって18歳以上より18歳未満の人のほうが興味示しそうだよな。18歳以上推奨といっても18歳未満も大勢買っていく。そんなマークになんの意味あるんだ?で、あとあと問題が出たらマークがあったのに買った方が悪い的な発言をしそうで怖いよな。責任逃れのための布石をどんどんしていく姿勢はどうかね。
世の中、そんなものですよ。
まぁね。

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